【謎解き 感想】地下謎への招待状2023

全国150万人の”電車の椅子に座った時に下から出る熱風でやけどしそうになっている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在東京の地下で開催されている
『地下謎への招待状2023』に挑戦してきました! 

【ストーリー】
いつもご乗車ありがとうございます。
東京メトロです。
さて、今年もわたしたち、
東京に謎を仕掛けました。

その謎は、あなたを行き先もわからぬ
不思議な旅へと連れ出します。
旅先で出会うのは、
たくさんの「東京」と、その物語。 「美しい東京」や「おいしい東京」……。
それらが持つ物語は、
より深い東京の魅力へ
あなたを誘(いざな)います。
ここだけでしか味わえない
極上の旅へと出かけてみませんか?

さあどうぞ、わたしたちの仕掛けた
謎を解き明かしてください。
移動にはもちろん
東京メトロが一番便利です。


【プレイ方式】
タイプ:周遊型
制限時間:無制限
人 数 :1人~(今回は2にで挑戦)

個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

≪一言≫
2024年東京メトロの地下謎がさらに深まる!

ざっくり感想

毎度おなじみSCRAPと東京メトロがタッグを組んだ長期シリーズ公演『地下謎への招待状』
その4年ぶりの新作となる『地下謎への招待状2023』が開催中だったので、年末年始の暇な時間を使って参加してきました。


コロナの影響で2年ほど公演が開催されず、昨年は参加者の動向を伺うような形でリバイバル公演が開催されていた本シリーズ。完全復活を渇望していた方も多かったのではないでしょうか。
謎解きキットにメトロ24時間乗り放題券が付くスタイルは変わらないまま、朝から晩までたっぷりと遊べる大ボリューム公演に仕上がっていました。

キットはオンラインで事前購入の後東京メトロ指定の定期券売り場で受け取るか、SCRAPの店舗で入手が可能。
2人セットで購入すると、今回のイメージイラストをあしらったタオルハンカチがもらえます。

キットの色はややオレンジがかった黄色。何回か遊んで気づきましたが、バッグの色は赤→青→黃で色をローテーションしている気がする。来年はきっと赤色だ。



またこの公演中ずっと手に持つであろうバッグのサイドにはポケットがあり、これまで財布やスマホカバーにしまわざるを得なかった24時間乗車券やペグシルをしまうことができるようになっています。
小物落とす民のわたしにとっては非常にありがたい心遣い。
ただ、持ち手の部分がいかにもなにか仕込まれていそうな形に切り取られており、いつもよりも手に食い込むのがちょっとつらかった。
2019年開催時に付いていた肩にもかけられるストラップ君。帰ってきておくれ・・・。


毎回素晴らしいと思うのは下車駅のチョイス
今回もそうなんですが、東京はエリアとしては同じ都市なのに、降りるとその場所ごとに全く違った表情を見せるんですよね。

文化の違いを感じたり歴史的建造物を訪れたり、ときには気になる喫茶店に突撃するなど、観光旅行のように楽しめるのが地下謎の良いところ。
一部分岐ルートが設定されていますが、選択する前にその駅がどんな雰囲気なのか事前にわかるので、このコンテンツに対して求めていることのミスマッチも減るよう工夫がされています。

夜景が楽しめる場所もたくさんあります。

あと個人的に良かったのは謎を解く場所の近くに結構な確率で座れる場所があり、体力を温存しながら遊べるのはとても嬉しかったですね。
他の団体もそうですが、ボリュームのある周遊謎は体力が不可欠ですからね。

謎の感想

あらかじめ注意も促される高難易度謎(パズル)以外は比較的難易度が抑えめに作られていた印象
ただ、そのかわりにシールをはじめとするアイテムや紙謎要素を使ったギミック的な楽しさに溢れており、この3年間温めてきたアイデアや構想を大盤振る舞いに提供してもらっている気分でとても心地よかったです。

キットの中に入っているものには全て意味があり、それを使いこなすことがひらめきなのだということを改めて感じられました。


そして特に印象に残ったのが先にも書いた高難易度謎なんですが、このハードルがまー高い
ジャンル的にはパズルなんですけど、これが非常に歯ごたえのあるものでして、加えてすごいボリュームでして、なんなら中盤一回気絶しかけましたし、なんだかんだ2時間くらいかかったんですよ。

1人で挑戦するとか、全員謎解き好きとかだったらいいのですが、一緒に行く人と謎解きに対する温度感に差がある場合はゲーム中に訪れるのはあんまりおすすめできないかもしれません。
ヒントも潤沢にあるのでストレスを感じたら見るもの吉。

結局私は進捗率70%くらいで解くのを一旦やめ、超絶メタ読み能力を発動してなんとかステップを進めました。


ラストもラストで紙謎大盤振る舞いといった感じ。
横浜街歩きのときも思いましたが、モチーフとなる題材が公演内容とリンクしているのはグッと来るものがありますね。

お昼前に始めたはずがクリアしたときにはもう日もとっぷり暮れていて、2,800円でかなり楽しみましたよ。


もちろん家に帰ってから高難易度謎はきちんとクリアしました。気持ちいー!

おわりに

お久しぶりの完全新作となった『地下謎からの招待状2023』
開催してくれたことに感謝しか有ません。

来年も再来年も無事にこのシリーズが楽しめることを祈って。興味のある方は是非挑戦してみてください。

【謎解き 感想】TABOO6

全国150万人の”赤黒の6面ダイスに憧れる”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在ゼオクシーで開催されている
『TABOO6』に挑戦してきました!

【ストーリー】
あなたにとってのタブーとは何か

【プレイ方式】
タイプ:ホール型
公演時間:イベント全体で約120分
人 数 :6人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
コンプラ上等の人気公演。もはや奇祭かもしれない。

ざっくり感想

南新宿に拠点を構える謎解き制作団体XEOXY
短いスパンで数多くの謎解き公演を開催している彼らの、長く続いている人気コンテンツが今回挑戦した「TABOO」シリーズです。

およそ普段の謎解きではやらない、いや、実生活でやってしまったら間違いなく白い目で見られるだろうエキセントリックで奇怪な奇行をやる奇祭、それがTBOOシリーズなのだと思います。
ここに来れば誰しもが自らの心に封印していたものを開放し、インモラルな世界に陶酔すること間違いないでしょう。
※さすがに法令に引っかかることや本当のタブーは犯せませんし、できません。
でも制限がかけられた中で最大限暴れる方法を見つけるのが謎解き野郎たちの矜持なのではないでしょうか。

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www.rdbgjunction.com ↑過去に参加した同シリーズの感想


というわけで明確なストーリーがあるわけでもなく、「タブーを犯す」というコンセプト一本勝負でやっているTABOOシリーズも6回目。
回を重ねるごとにその期待値という名のハードルが高くなっているわけですが、今回も素晴らしかったですね。

簡単に言えば、シリーズで積み上げられたTABOOシリーズのお決まりをぶち壊す禁じ手を惜しげもなく繰り出してきます。
これまでの5作品で通ってきたアレやコレの要素を引用しつつも、あるときは順序を入れ替えたり、またあるときは禁忌のさらにに奥に踏み込むなど、さまざまな意味でサプライズが組み込まれていました。


今回ほど前説でアナウンスされる「体験していると他のシリーズのことを思い出すかもしれません」という言葉が沁みた事はありませんでしたね。まじで口が滑りそうになったもの。

謎の感想

他のシリーズを思い出してしまうからと言って同じニュアンスの謎が出てくるというわけではなくて、いろいろなところがブラッシュアップされた最新作ということでかなりフレッシュな印象を受けました。

個人で謎を解くタイミングが少なめで、どちらかというとみんなでたくさん話しながら謎を解いていくのが多かった気がします。
私としてはこちらのタイプの方がTABOOにおいては好き。
だって考えを話したときの、狂気でランランに輝いたみんなの目を見るのが楽しみだから。


また初代、2、3、を体験した私のお話ですが、今回が一番タブーの余白があったと思います。
その謎に対するアプローチの手法が色々あって、アクション性も高い。
詳しくは言えないんですけど、全てが終わったときは若干ひたいに汗が滲んでいましたね。
ラストステップはまさに奇祭としか言えない。みんなも来い、この祭りに

おわりに

そんな感じでシリーズ最新作『TABOO6』の感想でした。
全体のノリが比較的はっちゃけているので、むしろタブーはじめましての方におすすめかもしれません。


余談ですが、「お兄さんのこと信頼してるんで」と言ってくれたスタッフさんの案内でタブー初体験の人が比較的多いテーブルに混ぜてもらいました。案の定最高でした。
公演後みんなの顔つきがちょっと変わってたんじゃないかな。おすすめです。

【謎解き 感想】改造人間工場からの生還

全国150万人の”正月太りをしたので肉体改造に励んでいる”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在謎解きcaféスイッチで開催されている
『改造人間工場からの生還』に挑戦してきました! 

【ストーリー】
20XX年、数々の兵器を開発し、
世界を征服しようとする悪の組織がいた。
その悪の組織に世界中の機関が対抗し、
数年後に討伐することに成功した。

組織が持つ世界中の工場は破壊され、
悪の兵器は廃棄された…はずだった──

あなたは、組織が秘密裏に開発していた
新型兵器”改造人間”の第一号。
悪の組織が討伐される何年も前に、
命からがら工場から逃げ出したのだ。

そう、まだ悪の兵器が残っていたのだ。

組織が討伐された後も、
あなたは“普通”の人間を装って暮らしていた。

そんなある日、あなたはふと思った。
このまま人間として生きていても、
いつか悪の兵器だとバレたら殺されてしまう。
そんな生活、もう嫌だ。
人間に、戻りたい──。

人間に戻りたい気持ちを
抑えきれなくなったあなたは、
人間に戻れる可能性を求め、
自分が生まれた工場
”フォロボス”に向かったのだった。


【プレイ方式】
タイプ:ホール型
公演時間:イベント全体で約120分
人 数 :4人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
タフな公演とヒロイックな世界観。もうだめかと思った。

ざっくり感想

仮面謎クラー・鈴村リクは改造人間である。
彼を改造したダイストロンは世界制覇を企む悪の秘密結社である。
仮面謎クラーは人間の自由の為、そして自らの成功ボードのためにダイストロンと戦うのだ!


という導入も似合いそうな今作品『改造人間工場からの生還』。 早稲田大学謎解き企画algoとTumbleweedのコラボ作品となっております。
ちなみにタンブルではこれを含め4つの学生団体とのコラボを予定。
各コラボをプレイすることでもらえる卒業証書を集めると、「謎解き卒業試験」なる謎解きキットがゲットできるキャンペーンが開催されています。

『改造人間工場からの生還』はその皮切りともいえる作品で、かなり力の入っている公演。


algoの公演はほとんどプレイしたことがなかったのですが、さすが2013年から活動している学生団体ということで謎のクオリティはピカイチ。 全体を通してもかなり強度の高いタフな公演という印象でした。

改造人間=仮面ライダー的なニュアンスを持っていた私としてはもう少し派手というか、特殊能力を使って光芒一閃、必殺技で敵をドバーっとやっつけるところなんかを想像していたんですが、どちらかというと改造人間になってしまったヒトのかすかな悲哀と、人間に戻りたいという渇望をオフビートに描いた(プレイヤーのドタバタは置いといて)静かな世界観でした。

それでもとある事態に直面した時、現状を嘆かず孤独な戦いを選んだ彼の姿は、間違いなくヒーローとしての佇まいでしたね。カッコいい。


キービジュアル。公演を遊んだ後でこそ違った味わいを見せます。


また舞台が改造人間を生み出す工場ということで、登場するギアは我々の常識を超えたテクノロジーのオンパレード。
特に今回登場する様々なアイテムや仕掛けは心をくすぐるものばかりで、その特殊な機能を上手に使って現状を打破していく応用力というか創造力が求められていた気がしましたね。

謎の感想

最初こそ本当にダメだと思いました。


基本的に設定がややこしい謎解き公演って、主催者側がこちらに「今回の公演はこんなシステムでこんな感じに進めていきますよー」っていうのを段階的に出していくじゃないですか。
特にタンブルウィードはプレイヤーに対しての配慮が素晴らしいのでその辺は徹底されているものがあると思うんですが、なんかこのチュートリアルがバリ難しいでやんの。

私が参加したテーブルはソロ凸が4人集まったいわゆる慣れた人チームだったんですけど、笑っちゃうくらいそのチュートリアルが出来なくて。
多分得意ジャンルが偏っていたのだとは思うんですが、かなりの時間悩んでいましたね。
ロジカルより手数で試していたらたまたま上手くいったから助かったけど、もしかしたら開始10分でヒントブックを見ていたかもしれません。


なんて感じで物語の世界観よりは幾分みんなでワーワーやっていた印象。なんかずっと立ったり座ったりしていた。
話し合いも活発だし、相手の意見をいったん受け入れたうえで別の視点から情報をまとめてくれたりしてくれる職人肌の人もいたので、私たちのチームは全員仮面謎クラーだったと思う。


謎は全体的にこちらのクリエイティブ精神も問われる感じで、じっくりと取り組めばもちろん答えを出せるんですが、それをいかに手早くスマートに正解へ導けるかという手法が問われている感じでしたね。

それだけにキチンと答えを出せた時の充実感が素晴らしく、ステップごとにウキウキしながらテーブルに戻っていきましたよ。


そしてラス謎。
訪れた最大のピンチと多すぎる情報量に完全に押しつぶされた我々。
話し合いの末に見つけたロジックは、かなりあやふや。ラスト30秒で思い出すとある出来事。
ドタバタの中なんとかなれの精神で繰り出した回答が見事にハマり、生きてこの工場から脱出することに成功。
正直ロジックの余白部分は行動後に埋めていきました。諦めずに行動して本当に良かった。

おわりに

そんな感じでかなりの死闘を乗り越え無事に成功カードをもらえた『改造人間工場からの生還』
正直人によって得意不得意がハッキリと分かれる公演だと思います。
ただ、それだけにチームの偉大さも改めて感じられました。遊べて本当に良かった。


algoらしさというのはまだ分かりませんが、めちゃめちゃ素晴らしい公演をしてくれる団体というのがよく分かったので、次に体験できるのが楽しみです。


では諸君、次回の更新で、また会おう。

【あけましておめでとう】年始から遊べるWeb・LINE謎解き2024

全国150万人の” 趣味で龍が巻き付いた剣のキーホルダーを集めている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

全然頭のエンジンがかからない皆様に

新年あけましておめでとうございます。
年初から特別な出来事も多く、このブログを読んでいる皆様におきましても、息災をお祈りしているところでございます。

昨年下半期から私の生活環境が大きく変わり、ブログの更新が滞るところもあったのですが、更新頻度は減っても自分の好きなことについて書くスタンスは変わらず続けていこうと思っています。 なので変わらず見ていただけると嬉しいです


ということで今回は2024年も始まったことだし、そろそろ謎解きしたいなぁ・・・けど外に出るのはちょっと億劫だなという方(主に私)に向けて、お家でじっくり取り組めるWeb謎をご紹介します。
大手の団体が制作したWeb謎やLINE謎をご用意しておりますので、気になるものがあったらぜひ挑戦してみてください。

(紹介の最後にリンクを張っておきます。)

1. 街ハック! 『年越しハック!~47都道府県ハックしてみた~』


いつもハイクオリティな周遊謎でお世話になっている街ハックの年越し大型企画。
47都道府県に散りばめられた小謎を解き明かし、最終問題に挑みましょう。
見事正解すれば豪華賞品ゲットのチャンス、という感じです。
ちなみに私は48問目で激詰まりしているので、ちゃんとクリアできるのか戦々恐々としています。
とりあえずプリンターが欲しい…

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2. Far&Near 『DOORS3』


激熱な公演が多いファーニャーが毎年お正月に送る謎解きシリーズDOORSの3作目。
想定プレイ人数などは同じですが、プレイ時間の最短が180分想定と、なんと前年度より3割増しているのでいったいどんな謎が待っているのかワクワクしますね。

そして輝く電車のドアのビジュアル。気になる…

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3. よだかのレコードLINE謎 『プチお正月なぞ』


よだか毎年恒例の、今年の干支を題材にしたLINE謎 。
難易度はライト目ながら、趣向を変えて毎年謎を提供してくれるところに頭が下がります。
個人的にはこれまで遊んだ中でもかなり好きなロジックがラス謎に組み込まれていました。

自分の好きなタイプの謎が出てくるのってやっぱりうれしいよね。

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4. Re;Quest LINE謎 『RQおみくじ謎2024』


出題された謎に答えていくと最終的に今年の運勢を教えてくれるというスタイルの謎解き。
意外と・・・いやかなり解きごたえがある!
詳しくは言えませんが、とても多彩な作問をしてくれています。

君は最高の結末を迎えることができるか。

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5. Zone LINE謎 『龍宿りし村の謎』


※(イメージ画)
これまで紹介した謎は小謎ラッシュの形式が多かったですが、こちらは比較的ストーリー仕立てになっております。
まだ完全クリアには至っていないのですが、すでにボリュームがすごいことになりそうだという予感がひしひしとします。
難易度も結構高そうで、正月あけてもじっくり取り組めそうです。

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6. 5分で遊べる謎解き LINE謎 『お年玉謎』


こちらもいつも楽しませてもらっている制作者さんの特別企画。
なんと謎を解いたうえで条件をクリアするとアマゾンギフト券がもらえるという超お得仕様!
割とさっくりと遊べるので競争率は高そうですが、遊ばせてもらっているので文句などあろうはずがありません。ぜひどうぞ。

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おわりに

そんな感じで今回は年始から遊べる5つの謎をご紹介しました。
今回紹介した謎以外にも、すでにたくさんのLINE謎が発表されていて、今回休んだ日数の数倍休暇を頂かないと全てが終わらないという状況。
そしてこの前のゲムマで「年末年始になったら暇だろうから」という理由で買ったマトリョーシカ謎は全然手を付けられていない。
私は焦りの中で冬休みの最終日を迎えようとしています。


誰か助けてください。


それではまた。

RDBGジャンクションの謎解きランキング2023

全国の150万人の"王様ランキング協会"の皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。

2018年の夏から始めたこのブログもいよいよ5年半
みなさんもまさかこんなに続くと思ってなかったでしょう。実は私も同じ気持ちです。
さて、年の瀬も押し詰まっている本日は、
毎年恒例『RDBGジャンクションの謎解きランキング』を書いていきます。
今年は50弱の公演・持ち帰り謎に参加。これまでに比べると参加数は少なくなっていますが、それでもぎゅっと濃厚な体験を得られたと思います。

そんなこんなで2023年に私が体験した謎解き公演から選ぶ個人的ベスト10の発表です。


10位『謎解きおじゃマッチ』 制作:ナゾトミライ 成功


これまであまり参加できなかったナゾトミライの公演にようやく参加することができ、とても印象深い作品。
「おじゃまマを仕掛けることそれすなわちおじゃまマを仕掛けられることである」という返報性バトルが楽しめました。

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9位『ジョジョの奇妙な悪夢からの脱出』 制作:SCRAP 成功


ジョジョ好きならば行って損はない公演。
物語の進行やゲームのルールなどを誰よりも早く飲み込む謎クラのアナスイというミームが個人的に生まれました。
能力バトルと謎解きの親和性を改めて感じた一作。

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8位『侵入!電脳ナゾ要塞』 制作:タンブルウィード 成功


今年の序盤に遊んだ作品なのですが、これまであんまり得意ではなかった謎解き公演のジャンル「スコアアタック」が少し好きになれた作品。
謎を解くコストにみあうリターンが得られるのかを見極めるフェイズが異様に楽しかったです。そしてお祭り感もよかった。

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7位『この遺跡、即死罠(トラップ)が多すぎる。』 制作:Far&Near 失敗


お祭り感と言えばこちらも素晴らしい。
一見呪われた遺跡から脱出するかを目指す公演かと思いきや、その実いかにバラエティに富んだスタイルで死ねるかを追求できる公演でした。
そのくせ難易度はガチめ。記憶を消してもう一度遊びたい公演。

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6位『LAST QUESTIONS』 制作:よだかのレコード 成功


ラス謎にフォーカスしたよだかのレコード10周年記念公演。
一度にいくつものラス謎が体験できるというめちゃくちゃな内容でしたが、遊んでみると完成度が高く、とても贅沢な時間を過ごせたと思います。
ラス謎を遊ぶためだけなのにOP映像がちゃんと用意されていたのは感動すら覚えました。

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5位『NEXT』 制作:AnotherVision 失敗


AnotherVision10周年を祝う、お祭りというよりか式典といえる公演。
連綿とつながれてきた彼らの歴史を感じさせる公演となっていました。
歴代随一の豪華制作陣による本当に特別な体験。遊べて良かった。

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4位『月夜の変装(ライアー)ホテルからの脱出』 制作:SCRAP 成功


全てが劇的にパワーアップした東京ドームホテルを使った宿泊しながら解く謎解き。それだけではなく周遊謎もイマーシブもホール型公演もルーム型公演も遊べます。
ある意味SCRAPの狂気の極北。それが『月夜の変装(ライアー)ホテルからの脱出』なのです。

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3位『次元交わる学級会からの脱出』 制作:SCRAP 成功


体験した後の余韻でいえば今年随一の作品でした。
公演自体もそうですが、同じ回に参加したVのファンの皆さんの熱量の高さと、「初めて謎解きというものに触れてそれを思う存分楽しんでいる」という空間が、かつての自分を見ているようでとてもエモーショナルでした。
今度この感覚を味わえるのはいつになるのだろうか。とても貴重な体験。

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2位『没入型ドラマティック・レストラン 豪華列車はミステリーを乗せて』 制作:西武園ゆうえんち 


厳密にいえば謎解きではないのですが、あまりにも素晴らしい体験だったのでこちらにランクイン。
豪華なセットと個性的な役者陣。額の汗が見えるほどの近距離で行われる物語に、完全に没入してしまいました。
この公演のおかげでイマーシブに対する自分の意識が変わったし、これからどんどん遊んでいきたいと思わせてくれた大事な思い出です。

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1位『怪人眠るオペラ座からの脱出』 制作:SCRAP 成功


今年遊んでいて楽しい作品は多かったんですが、じゃあ一番好きな公演ってどれ?って聞かれると多分これ。
公演中に演劇や歌謡が挟まってもはや制限時間という概念を超越した「物語体験」という方向性をガッツリ見せつけられました。
あの有名曲から怒涛の展開を見せつけられる切れ味のよいエンディング。
エンタメとしての魅力をギュウギュウに詰めこんだ傑作だと思います。

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・・・・といった感じで2023年の個人的ベスト10でした。 このほかにも素晴らしい公演はもちろんありましたが、よりエンタメ的に体験として楽しめた公演をピックアップさせていただきました。

来年も良い公演と出会えることを祈りつつ、この記事を締めたいと思います。見てくださりありがとうございました。

【謎解き 感想】ウラワザだらけのクイズスタジオからの脱出

全国150万人の”実家に早押し機を持っている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在リアル脱出ゲーム原宿店で開催されている
『ウラワザだらけのクイズスタジオからの脱出』に挑戦してきました!

【ストーリー】
「このクイズ番組、何かがおかしい!?」
ひょんなことから招待状を受け取り、クイズ番組の収録スタジオへと向かったあなた。
高らかに鳴り響くファンファーレとともに番組が始まる。

出題される難問奇問の数々に絶望しかけたそのとき、ふと気が付く。
どうやらこの番組で出題されるクイズには“知識をまるで必要としない裏の解法”、
いわば“ウラワザ”が隠れているようだ!

意味深なスタッフの言動、用途不明な謎のアイテム、巧妙に仕組まれたヒント。
あなたは“ウラワザ”を駆使し、見事にクイズマスターの称号を獲得することができるだろうか?


www.youtube.com


【プレイ方式】
タイプ:ホール型
制限時間:60分
人 数 :最大6人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
このクイズ番組を制するのは知か閃か

ざっくり感想

リアル脱出ゲーム原宿店で開催中の『ウラワザだらけのクイズスタジオからの脱出』に参加してきました。
アニメ系のコラボ物公演が多い原宿店でオリジナルの公演が開催されると、なんだか特別な感じがしてワクワクしますよね。


今回のテーマはクイズ。ひょんなことからクイズ番組の参加者になってしまった私たちが、超難問ばかりの鬼畜クイズ大会を持ち前のひらめきと、とあるキャラクターが番組に隠した”ウラワザ”を駆使して乗り越えるというのが大まかなストーリー。

少年時代を「IQサプリ」や「ネプリーグ」を見ながら過ごし、現在もYouTubeでQuizKnockやカプリティオチャンネルをよく見ている自分にとって、馴染み深いテーマではあるのですが、基本的にクイズは見るのが好きであって参加する意識ってのいうは毛頭なかったんですよね。
個人的に他人との駆け引きがあるクイズは見ている側なのに緊張感が自分に伝わってきちゃって結構苦手で、それが競技クイズならなおさら。もう手のひらがぐっちょりですよ。
だから基本ほかのチームと競わなくても良い謎解きってカテゴリが好きになったのかもしれない。


そんな気になるけどなかなかお近づきになれないジャンルであるクイズが、謎解きというフォーマットでどのような変化を見せるのか、そして自分のクイズに対する気持ちはかわるのか、という気持ちでチャレンジしてきました。


余談なんですが今回参加した回はこの公演の初日の初回!
長年謎解きを楽しんできましたが、大手の初回公演を遊ぶってのが初めてで、なんだかいつもより胸の高鳴りが多かったような気がします。


平日の夕方だったので当然ソロ参戦だったのですが、案内されたテーブルもソロ凸勢2人と2人組という感じだったので、なかなかに安心できるテーブルでした。


色んな意味でクセがスゴイ進行役とともにゲームはスタートするわけですが、ただただ制限時間いっぱいクイズを解くっていう感じではなかったのが私としてすごく嬉しくて、どちらかというとクイズ番組の裏側も含めて丸ごと体験させてくれるって感じの内容。

途中で起こったとあるマシントラブルも、当初は「あーこういう演出もあるのね」と思っていた所本当にスタッフが焦りだしたので、初回公演ならではのアクシデントだったと発覚。
ただ、そこも含めて生放送っぽいなという印象を受けたので、設定の勝利かなという感じ。


あと今回のキーポイントとなる”ウラワザ”って表現がすごく好き。
クイズという努力と知識量が物を言うフィールドにおいてウラワザなんて使ったらクイズプレイヤーに失礼だと思うんですが、その一方で相手が想定した行動の裏をかいて勝利するというのが謎解きの楽しいところ。
今回であれば明確なヒール役がその”相手”としての役割を担うわけですが、公演の設定的にもウラワザを使わざるを得ない、使ってそいつをギャフンと言わせたいという気持ちにさせてくれるので、そこら辺のモヤモヤを感じずに遊べるテイストにしたのはめちゃくちゃクレバーだなと感じました。


解説時に語られるメッセージも良かったですね。

今回の重要マスコット クエスちゃん。かわいいね

謎の感想

思い込みって本当に恐ろしいものです。

ゲームがスタートしてから私たちのチームは本当に調子良かった。
最初のステップは最速で突破したし、途中に立ちはだかる難題も、ウラワザをひらめく人がいてくれて絶好調。このままラストまで行っちゃうんじゃないの~ってノリだったんですね。
今改めて見ると完全に調子に乗っていたかもしれません。


ネタバレになってしまうので言えないんですが、この芋を料理してくださいというお題に対して、私たちのチームは必死に落葉をかき集めたりマッチを探したりしていたんですが、肝心のマッチが見つからず途方に暮れたままのエンディングを迎えてしまいました。


本当はそこでレンジでチンすれば良いだけの話だったのに、全くその可能性すら切り捨ててしまったんですね。
解説を聞いたときは愕然としましたよ。久しぶりの完敗です。


公式からOKが出ている今回のスコアと肩書き。マスター行きたかった(泣)

おわりに

そんな感じで『ウラワザだらけのクイズスタジオからの脱出』の感想でした。
ウラワザを使うことで正攻法ではなくなってしまうのですが、確かに私はあの会場でクイズプレイヤーとして参加できたという実感が持てました
会場の空気や熱狂はまさしく私がテレビで見ていたあの光景だったのかもしれません。


まだ始まったばかりの公演ですし、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

【謎解き 感想】第2回リアル脱出ゲーム甲子園優勝作品『ある自動販売機からの脱出』

全国150万人の”「?」と書かれたジュースをどうしても購入してしまう”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在東京ミステリーサーカスで開催されている
『ある自動販売機からの脱出』に挑戦してきました!

【ストーリー】
魅力的な求人に惹かれ、飲料会社のアルバイトに応募したあなた。
初日に告げられた勤務先は「自動販売機の中」。

どうもこの会社の自販機は、全て中に人が入って稼働させているらしい。

「30分間、お客様の注文通りにドリンクを提供する。簡単な仕事だろ?」

上司の話が続く。

「そうそう、この会社はノルマにうるさくてね。」
「もし、時間内にノルマを達成できなかったら……」
「罰として、死ぬまでこの自動販売機の中で働いてもらう。」

果たしてあなたは、謎で溢れた自販機の業務をこなし、無事にノルマを達成することができるのか……?


www.youtube.com


【プレイ方式】
タイプ:ホール型
制限時間:30分
人 数 :4人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
究極のオペレーションをこなし、激務を乗りこなせ

ざっくり感想

第2回リアル脱出ゲーム甲子園優勝作品の『ある自動販売機からの脱出』を遊んできました。
制作者はNAZO NEVERLANDというグループ。
第1回大会は予選敗退で涙をのんだ彼らが、リベンジで参加し優勝をつかみ取りました。
きちんと結果を出すって本当にすごいですよね。

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ちなみに第1回大会作品の感想はコチラ



そんなNAZO NEVERLANDが選んだ今回の脱出テーマは”自動販売機”。
もはや説明不要でおなじみのアレである。
私たちが普段使っている自動販売機の中には実は人が入っていて、ボタンを押して飲み物が出てくる流れはオートメーションではなく中の人が労働をすることで賄われているというのだ。
思えば誰もが見たことのある自動販売機の中身を完全に理解している人は少ない。そこには私たちの知らないファンタジーの世界が広がっている可能性は大いにあるのかも。

なかなかに奇妙な学説であるが、かつてタモリが白日の下にさらした「自動改札機の中には人が入っている」という事実があるため、それを嘘と一蹴するわけにもいかないのだろう。


www.youtube.com


というわけで私はその真相を確かめるべく、東京ミステリーサーカスへ足を運んだのでした。


会場は4階のヒミツキチラボ小ホール。
普段謎解きの会場として使われているこのホールが、今回の公演では私たちの働く職場となる。
職場なのでもちろん同僚(チームメイト)もいるし先輩(スタッフ)もいる。
求人ポスターも胡散臭いほどに誇らしげだ。


現場についたらまず研修(前説)を受け、買う人の希望に沿った飲み物を提供するロジックをその身に叩き込んでいく。
およそ私の常識では計り知れない超技術によって自販機というものが成り立っているのがわかった。
とりあえず自販機には精神と時の部屋が実装されているのは間違いない。

そんな不思議な世界観に若干振り回されつつも、お仕事がスタートしていったのです。

謎の感想

端的に言ってしまえば会社勤め1日目という甘えが一切許されないほどの忙しさでした。
コンビニで例えると、品出しだけをすれば良いと思っていたのが、まさかの店内ポップまでつくれと命じられた感じ。


30分という短い制限時間に詰め込まれた謎たちは、こちらに「これは作業ではない。”仕事”をするんだよキミィ」と投げかけてくるかのよう。
そんな会社の要望に応えるため、瞬発力と思考力の両輪をフル回転してガシガシと解いていく私たち。
仕事として結果を出すためには個人の能力だけではなく役割分担がとっても大事

はじめましての方ばかりの即席チームでしたが、かなりのチームワークを発揮しましたね。
考えることが分散されやすい公演だと思うんですけど、その片翼を一手に引き受けてくれた人がいてとても心強かった。ああいう人になりたいね。私は。


その方のおかげで最後にやるべきことにたっぷりと時間をかけることができたので、余裕を持ってのクリア。
これから私のことを自動販売機マスターと呼んでください。

人生で一度も見たことない卵自動販売機のイラスト

おわりに

30分という短い時間での職業体験でしたが、こちらの想像力を上回るような演出や設定が盛りだくさん。
特にドリンク周りの設定に関しては「そうはならへんやろ」「なっとるやろがい!」の連続でこちらの腹筋を刺激しつつ、それでいてそのぶっ飛んだ設定をスマートなラス謎に着地する手法。
まさに優勝作品に選ばれし公演だなといった感じでした。



毎度言っていることですが、これを高校生が作成しているということが本当にすごいことだし、才能が恐ろしいなと感じています。

価格も比較的お安いので、1日1公演じゃ物足りないときやサクッと遊びたいときにぴったりだと思うので、興味のある方は是非挑戦してみてください。

【謎解き 感想】東京駅サンタ謎 クリスマス大冒険 -失われた何かを探せ-

全国150万人の”サンタの白髭をわたあめと勘違いしている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は東京駅エリアで開催されている
『東京駅サンタ謎 クリスマス大冒険 -失われた何かを探せ-』に挑戦してきました!

【ストーリー】
毎年東京駅では、クリスマス時期になると、
クリスマスのプレゼント配り前の決起会として「サンタ会」が行われる。

しかしサンタ会実施1ヶ月前に下見に来た
【いたずらサンタ】が東京駅に悪さをしてしまった。

サンタ会を実施するにあたって、
なくてはならない必要な何かが奪われてしまったようだ…
さらにこのいたずらがバレないように駅のいろんな場所に仕掛けをしたという…

このままでは決起会にサンタたちがあつまれない…!?
そこのキミ!!助けてくれないか…!?
奪われたものを取り返してほしい…


【プレイ方式】
タイプ:周遊謎
制限時間:特になし(所要時間目安90~150分)
人 数 :1人~(今回は1人で挑戦)

個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

≪一言≫
サンタってな、200人おんねん

ざっくり感想

近年周遊謎をどんどんと開催している街ハックの、東京駅周辺エリアを使った謎解き。
季節イベントということで今回のテーマはズバリ、クリスマス!
プレゼントを配る前の、決起集会用に準備されていたあるものをいたずらサンタ奪われてしまった可哀想なサンタたち。
困っていたところを偶然通りすがった私たちに助けを求めてくるという感じのストーリーが展開されます。


キットは東京駅構内のパンプレットラックに置いてあり無料で参加可能。

改札の中でも外でも、どこでも手に入りますが、なにせ東京駅自体が大きいのでどこにあるかを事前に知っておいたほうが遊びやすいと思います。

東京駅サンタ謎 クリスマス大冒険 -失われた何かを探せ-


キットを入手したら、LINEの指示に従い東京駅地下街と大丸、そして隣接するKITTEまでも巻き込んだ冒険のスタートです。


歩いていて気づくのは東京駅エリアのイルミネーションの多彩さ。
基本的に地下街探索がメインなのであまり期待はしていなかったのですが、クリスマスイベントをアチラコチラでやっている影響か、歩き回るだけでも街並みが明るくて楽しい。
特にKITTEの中心部にあるクリスマスツリーは圧巻の綺麗さと迫力があり、思わず写真撮影も捗るというものです。


また、イベント用のイルミネーションだけでなく、東京駅エリアに昔から設置されている銅像やオブジェクトも巡ることができ、その歴史を感じられることでしょう。


サンタクロースをはじめとする登場人物たちは全体的にポップな仕上がりで、一応ヴィランとして登場するいじわるサンタもだいぶカワイイ。
こちらの謎解き力に対してたじろぎながらもちゃんと褒めてくれるあたり、ゲームマスターとしての素養を感じました。


個人的に始める前から少し心配だったのは駅の混雑さ
ただでさえ東京駅は仕事・旅行に行く人、戻ってきた人、お土産を買う人なんかでごった返しているので、どこかで人酔いしたら嫌だなと思っていたのですが、確かに混んでいるエリアはあったものの、探索に設定されていたエリアはその中でも比較的空いている場所が多かったので、混雑さがストレスになることは有りませんでした。
場所移動に関してもLINEの指示の通りに進めば問題ないと思います。
逆になんとなくで道を進むと絶対に迷います。そうなったら諦めて東京駅をキャンプ地とするしかありません。

謎の感想

基本的にはLINEに指示された場所へ移動し、そこにあるポスターや設置物を見ながら手元のパンプレットに載っている謎を解いていくという手順を繰り返してくタイプ。
周遊謎にしては物量多めだし、途中で追加アイテムがあったりして無料なのに確かな解きごたえでした。

難易度的にも遊びやすく、私が挑戦した時間帯は家族連れや中学生くらいの友達同士で遊んでいるグループが多かった印象。

個人的には追加アイテムをゲットしてからの謎がすごく好き
解き直しとは少し違うかもだけど、さっきまでの前提条件を見直すという作業がたまらなく楽しいのです。


あと言及したいのがラス謎。
具体的には言えないんですが、めちゃくちゃ綺麗な答えで少し感動しました。
決して難易度が高いわけでもないのに、視点を変えるだけでガラリと印象が変わるラストアンサーに凍えた体も一気に暖まりましたよ!

ちょっと言い過ぎたかも。

おわりに

クリアまでにかかった時間は休まず進んで90分くらい
用事と用事の間に遊べて良い暇つぶしとなりました。  
季節イベントなので残念ながら12月25日で終わってしまう本イベントですが、なんと12月23日~25日は新たな謎解きが同時開催されるというビッグチャンスが!  

移動をせずに2つの謎解きを楽しめるのはまじでオトクなので、興味のある方は是非挑戦してみてください。
クリスマスは東京駅でサンタと握手だ!