【謎解き 感想】TABOO6

全国150万人の”赤黒の6面ダイスに憧れる”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在ゼオクシーで開催されている
『TABOO6』に挑戦してきました!

【ストーリー】
あなたにとってのタブーとは何か

【プレイ方式】
タイプ:ホール型
公演時間:イベント全体で約120分
人 数 :6人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
コンプラ上等の人気公演。もはや奇祭かもしれない。

ざっくり感想

南新宿に拠点を構える謎解き制作団体XEOXY
短いスパンで数多くの謎解き公演を開催している彼らの、長く続いている人気コンテンツが今回挑戦した「TABOO」シリーズです。

およそ普段の謎解きではやらない、いや、実生活でやってしまったら間違いなく白い目で見られるだろうエキセントリックで奇怪な奇行をやる奇祭、それがTBOOシリーズなのだと思います。
ここに来れば誰しもが自らの心に封印していたものを開放し、インモラルな世界に陶酔すること間違いないでしょう。
※さすがに法令に引っかかることや本当のタブーは犯せませんし、できません。
でも制限がかけられた中で最大限暴れる方法を見つけるのが謎解き野郎たちの矜持なのではないでしょうか。

www.rdbgjunction.com

www.rdbgjunction.com ↑過去に参加した同シリーズの感想


というわけで明確なストーリーがあるわけでもなく、「タブーを犯す」というコンセプト一本勝負でやっているTABOOシリーズも6回目。
回を重ねるごとにその期待値という名のハードルが高くなっているわけですが、今回も素晴らしかったですね。

簡単に言えば、シリーズで積み上げられたTABOOシリーズのお決まりをぶち壊す禁じ手を惜しげもなく繰り出してきます。
これまでの5作品で通ってきたアレやコレの要素を引用しつつも、あるときは順序を入れ替えたり、またあるときは禁忌のさらにに奥に踏み込むなど、さまざまな意味でサプライズが組み込まれていました。


今回ほど前説でアナウンスされる「体験していると他のシリーズのことを思い出すかもしれません」という言葉が沁みた事はありませんでしたね。まじで口が滑りそうになったもの。

謎の感想

他のシリーズを思い出してしまうからと言って同じニュアンスの謎が出てくるというわけではなくて、いろいろなところがブラッシュアップされた最新作ということでかなりフレッシュな印象を受けました。

個人で謎を解くタイミングが少なめで、どちらかというとみんなでたくさん話しながら謎を解いていくのが多かった気がします。
私としてはこちらのタイプの方がTABOOにおいては好き。
だって考えを話したときの、狂気でランランに輝いたみんなの目を見るのが楽しみだから。


また初代、2、3、を体験した私のお話ですが、今回が一番タブーの余白があったと思います。
その謎に対するアプローチの手法が色々あって、アクション性も高い。
詳しくは言えないんですけど、全てが終わったときは若干ひたいに汗が滲んでいましたね。
ラストステップはまさに奇祭としか言えない。みんなも来い、この祭りに

おわりに

そんな感じでシリーズ最新作『TABOO6』の感想でした。
全体のノリが比較的はっちゃけているので、むしろタブーはじめましての方におすすめかもしれません。


余談ですが、「お兄さんのこと信頼してるんで」と言ってくれたスタッフさんの案内でタブー初体験の人が比較的多いテーブルに混ぜてもらいました。案の定最高でした。
公演後みんなの顔つきがちょっと変わってたんじゃないかな。おすすめです。