【謎解き 感想】TABOO2

全国150万人の”残機が99ある”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は2023年5月に4日に再演されていた
『TABOO 2』に挑戦してきました! 

【ストーリー】
あなたにとってのタブーとは何か


【プレイ方式】
タイプ:ホール型
公演時間:イベント全体で約110分
人 数 :6人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 7/10点 

≪一言≫
イルでタブーな公演に再度挑戦!

ざっくり感想

謎解き団体ゼオクシーの中でも…いや、全謎解きイベントの中でも異彩を放つコンセプトを持つTABOOシリーズの第2作。
今回もインモラルな世界観の元、様々な禁じ手を犯すタブーな謎解きが繰り広げられます。


ゴールデンウイーク中にリバイバル公演としてシリーズ各作品が1~2日だけ再演されており、この期間中に全ての作品を堪能した方も多かったのではないでしょうか。
私はあまり身動きが取れないタイミングだったので、せめてものといった感じでなんとか2だけプレイすることができました。


これまで挑戦したタブーシリーズは3のみなんですが、想像を超えるほどの刺激的な世界観でしたし、同卓した方のおかげもあいまってとても印象に残る火力の高い公演でした。
「これやっていいの?」「まじでやっちゃうんだ」という感情が反復横跳びしていましたね。

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そして今回遊んだ『TABOO2』ですが、続編として正統進化な作品に仕上がっていると感じました。
肝心のTABOO1をプレイしてないのでなんとも言えませんが、守破離の考えでいえば守の部類だったかなと。
3ほどの飛び道具はないけれどもそれでもこちらの常識を惑わせてきますし、2までに参加者がきちんとインモラルさを鍛えられたからこそ3であれほどのことが実現できたのだとも思います。

解説でもおっしゃっていましたが、ラスト近辺は普通にヤバいことをしてますからね。その時は熱に浮かされたのもあってなんとも思ってませんでしたが、家に帰って振り返ると冷汗が止まりません。

謎の感想

アンミカさん的に言えばタブーって200色あって、それぞれ「コンビニにおけるタブー」であったり「お坊さんがするタブー」であったり、大きくタブーという概念があってもどこにフォーカスを当てるかという部分で全然肌触りが違ってくるんですが、今回のタブーは「謎解き公演におけるタブー」って感じ。


この公演を通ると、謎解き公演って随分と明言されていない制約があるなと感じます。
特にそれが顕著なのが最序盤なのですが、あのタブーを良しとする公演はほかにないでしょう。さすがゼオクシー。早速かましてきてくれます

それ以外にも、普段の公演ならやってしまうと単純に面白さが損なわれる可能性のあるタブーを逆にやらせてきたり、後々スタッフが面倒になりそうなことを率先してプレイさせるのはまさに狂気の沙汰としか言えません。
こんな内容がちゃんとエンタメとして成り立っているのが本当にゼオクシーの凄いところ。バランス感覚が抜群です。


また、丁寧に作られる小謎たちは相変わらずのワードチョイスですが、解いていて楽しいものばかり。
後で別の人が解いた謎を解説してもらったらあまりのクソ問で(褒めてます)白目をむきました。
TABOOシリーズの小謎って凄く特色があるので、どこかのタイミングでまとめて見たいなぁという気持ちもありますね。



ラストもめちゃくちゃインモラルな内容でしたが、割と詰まらずに解けたのが嬉しい!

おわりに

そんな感じで『TABOO2』の感想でした。
今回同卓の方はほぼ全員TABOOシリーズを通っていたのでめちゃくちゃやりやすかったのですが、ある意味場慣れしているというか、タブーを犯すことに躊躇がないとそれはそれで少し物足りない気もしました。まぁこれは私のわがままなのですけれど。

もっと「え~これやって大丈夫かな~?」とキャッキャウフフしたいので、次回はTABOOシリーズ未経験の方を伴って遊ぼうと思います!