【謎解き 感想】凍てつく未踏峰への挑戦

全国150万人の”富士山の5合目まで行ったことのある”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在タンブルウィードナゾベースで開催されている
『凍てつく未踏峰への挑戦』に挑戦してきました!

【ストーリー】
1953年5月29日。
人類はついに、世界最高峰・エベレストの頂に到達する。
しかしその影には、
未だ誰一人立ったことのない頂が存在した。

K2。
世界第二の標高を誇るその山は、
孤立した地理状況や過酷な登山行程のために
登頂難度はエベレストをも凌ぐと言われる。
そんな残酷で美しい山は
数々の名だたる登山家を魅了し、
そして、——帰らぬ者とした。

時は1954年。
世界最高峰《エベレスト》の
初登頂が成し遂げられた翌年に、
あなたは世界最難峰《K2》へと挑む。

果たしてあなたは、
この未踏峰の頂に立つことはできるのか——。


【プレイ方式】
タイプ:ホール謎
体験時間:約130分
人 数 :4人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
8611mの未踏の地へ、その道は果てしなく、高い。

ざっくり感想

昨年から始まったタンブルウィードと複数の学生団体との大型コラボレーションイベントもいよいよラスト。
トリを飾るのは慶應義塾大学の製作団体K-dush2

彼らが作る物語の舞台は、なんと彼らのサークル名にと同じ名前を冠する高峰K2。
19世紀末まで人類に知られることのなかった過酷な山を、装備や人的資源が制限された中登頂していきます



私がこの学生団体コラボに参加するは今回で3回目。
これまでなんとかイーブンまで持ち込めてはいたものの、どの公演も歯ごたえがありすぎてもう前歯あたりはボロボロ
そんな中で案内されたテーブルで観た景色で、総入れ歯になることを覚悟しました

それはともかく、今回の学生コラボは本当に素晴らしい。
あくまで学生団体というカテゴライズだけで、作るテーマとかが統一されているわけじゃないからアレだけど、どの公演も全く違う驚きと体験に満ちている。


特にビジュアル面のインパクトは今回の『凍てつく未踏峰への挑戦』がピカイチではないかしら。
「山を登る」という実際にはなかなかできない体験をここまでしっかりと視覚的に落とし込んでくるとは思わなかったし、その過程を自分たちの手で実践させてくれるので没入感が非常に高かったです。
参加した人は間違いなく全員、あの山頂に焦がれていたことでしょう。

個人的にK-dush2の公演に参加したのが2回目で、1回目の公演があまり肌に合わなかったので若干の不安があったのですが、それを完璧に吹き飛ばしてくれましたね。最高。

そびえ立つ山のビジュアル。狂った山々に見えたのは内緒だ。

謎の感想

19世紀末まで発見されず、今なお未知の領域が残されているK2を攻略するのは生半可ではありません。
ゲーム冒頭で語られた設定がまさにそれで、普段遊んでいるときの制限時間がグッとリアリティの高いものになっていましたね。

そして謎が解けない、解き筋がわからないというのも登山における”調査不足・準備不足”に当たるため、自分たちの冒険が無為に帰さないよう、徹底したリサーチと情報共有が大切になってきます。



そう、徹底したリサーチと情報共有が大切になってきます



私達に足りなかったのはリサーチの方。
山を舐めているわけではなかったのに、とある1つの要素をおろそかにしてしまったばかりにかなりの代償を支払うことになりました。

個人的にそれ自体苦手要素ではあったのですが、全然気づけた要素でしたし、制限時間がギリギリの中で頭の中で色んな情報が混戦してしまって眼の前のものがよく見えてなかったんだと思います。 おい、完全に遭難してんじゃねーか!


とはいえ私がずーっと違和感を持っていた箇所について友人がひらめいてくれたこともあり、なんとか山から帰ることに成功しました。すげー体験だった。
K-dush2の最後までチョコたっぷりなサービス精神も存分味わえました。感謝。


ムービーはあいも変わらず美麗。何者にも遮れられず、突き抜けるように広がる青空を見ると、とても爽やかな気持ちになりますね。

おわりに

早期チャレンジということもあって普段の成功/失敗シールの他に豪華なビジュアルシールもゲットできました。


これで残す団体はあと1つ。いまから遊べる日を心待ちにしています。

団体コラボを全通するともらえるおまけ謎も待ち遠しいぜ。

このあと第3の山を攻略したのは別の話