【謎解き 感想】-テクテク調査団- サイコロタマゴの謎を解け!

全国150万人の”四角いアタマを丸くしている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は6月中旬に東京で開催されていた
『-テクテク調査団- サイコロタマゴの謎を解け!』の感想です!  

【ストーリー】
隊長が山奥から見つけてきた四角い不思議なタマゴを調査しろ!

「サガミコ樹海で、またまた新生物発見!」
まだ見ぬ不思議な生き物の宝庫と呼ばれているサガミコ樹海。神奈川県の9割を覆いつくすこの樹海では、実際に沢山の新しい動物や植物が毎年発見されている。
そんなサガミコ樹海へ、新種の生物を発見するためやってきたテクテク調査団のあなたたちは、なかなか進まない調査に疲弊し、諦めて帰り支度をはじめていた。
帰ったらゆっくりお風呂入りながら、Youtube見よう・・・
そんな雰囲気を醸し出しているあなたたちを、現実に引き戻したのは、空気を読まない隊長の声だった。

「おい!見てくれ!こんな不思議なタマゴ、はじめて見たぞ!!調査しよう!!」
「いやいやいや!もうあと30分で定時ですし、迎えのバスも来ちゃいますよ!」
「じゃあ30分だけ!30分だけ調査しよ!な!」

半ば隊長に押し切られるようにあなたたちは調査を開始した。
 


【プレイ方式】
タイプ :ホール型 公演時間:60分+α
人 数 :2人1チーム

個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

≪一言≫
テクニカテクニコの再演は、想像以上のパフォーマンスを繰り出すヘビー公演でした。

ざっくり感想

大阪を中心に脱出・謎解きゲームを展開しているテクニカテクニコの公演に参加してきました。

本作はタカラッシュ主催の謎解きフェスタで過去数回再演がされている公演でして、フェスに参加できなかった人でも参加できる機会を設けてくれるのは非常にありがたいところですね。


会場はマンション内部に貸し会議室のようなスペースで手狭な印象でしたが、そもそも各回2人1組の2チームの構成なのでプレイしていてストレスを感じる場面はありませんでした。


『-テクテク調査団- サイコロタマゴの謎を解け!』の特徴はキービジュアルにもあるタマゴ
文字通りサイコロ状の形をしているのですが、無機質な白色のガワに設置されたボタンやライトは一目見ただけで「こいつはタマゴじゃねぇ…ギアだ!」と思わせてくれるぐらいの技術力が結集していると、こちらに圧を掛けてきます。


ということでこのタマゴを調査し、その先を観測するというのが手始めの目的となります。


私は最初ホール型公演だと認識していたんですが、どちらかというとカフェ謎っぽくて、テーブル席で座ったままじっくりと謎と向き合うって感じ。

初演時のプレジャーフォレストは周りに森が広がっていて、未知の生物を調査するシチュエーションはぴったりですし、雰囲気は抜群だったでしょうね。

テクニカテクニコの公演は『PSYCHOS』以来2回め。

www.rdbgjunction.com

あまり参加するタイミングがなくて悔しいのですが、公演のテーマに対して実装されるギミックが私の想像を軽々と超えてくるのでいつもフレッシュな気持ちで楽しめるのが好き。
というかコストがかかりすぎでは?流石です。

謎の感想

タマゴをただ闇雲に見るだけでは、有効的に観測することはできません。
いくつもの謎を解きつつ、タマゴに対しての知識や準備をそなえていきます



個人的にはここが第一の山場で、いくつかの小謎が本当に難しく、かなり時間を消費してしまいました。
チームが2人しかいないってのも要因ですが、閃かないものは全然だめでしたね。
それを見かねて隊長がフォローに入ってくれたのが本当に救い。


隊長の尽力もあって少しずつ情報を解明していく調査団一同(2人)。 解明するたびに未知の生物に生態が判明していき、頭の中の霧が晴れたかのような爽快感がありましたね。
まだぜんぜん前半戦なのだけれど。


さてゲーム本番となるサイコロタマゴの調査。
こちらも未知の生命体であるため、通常の手順では観測することができません。

前半の謎がある程度ロジックに則った謎だとしたらこちらはひらめきに全ぶりという印象


救いだったのは、タマゴにはたくさんのアプローチ方法があり、ダメそうだったら一旦とばして次に行くというトライアンドエラーを繰り返すタイプだったので、なんとか心が折らずに進められました。
タマゴを両手に持ち、掲げて下からのぞいてみたり、ぐるぐる回して面同士の関連性を見出してみたり、そんな時間がめちゃくちゃ楽しかったですね。

ただ、そんな感じでやっていたのであっという間に制限時間が解けていってしまい、もう自分でもわかるほどにオマケしてもらってのクリアとなりました。
逆にチケット代のことを考えると、たっぷり遊ばせてもらったなといった心境です。

おわりに

『-テクテク調査団- サイコロタマゴの謎を解け!』
ゲーム開始時にハードモードを選んだというのもありますが、かなりタフな公演となりました。ラス謎を同卓になった方が解いてくれたのですが、あんな疲労困憊でよく正解を導き出せたなとビビりましたね。


大阪はもちろんですが、東京でもテクニカテクニコの公演は遊べるので、次はもう少し早いタイミングで再戦したいと思います。