【謎解き 感想】I AM A CLONE ‐アイ・アム・ア・クローン‐

全国150万人の”足の関節を外す特技で足枷から脱出する”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在タンブルウィードナゾベースで開催されている
『I AM A CLONE ‐アイ・アム・ア・クローン‐』のに挑戦してきました! 

【ストーリー】
わたしは人間
――そう思っていた、昨日までは

読み書きもできる
知識もある
思い出もある

しかし、生まれたばかり―――

そう、わたしはクローン
博士はルールを破り
わたしを生み出した
人間と変わらない存在を
そして博士からの通信が届く
「いますぐ逃げろ」と
わたしは未来のために、
扉を開く―――


【プレイ方式】
タイプ:ホール型
公演時間:イベント全体で約100分~110分
人 数 :6人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
4年前のあの時を思い出させる作風。リベンジここで。

ざっくり感想

下北沢に拠点を構えるタンブルウィードの最新作。
いまなお挑戦的なテーマで作品を作り続けているタンブルですが、今回の公演はそれとは別に「原点から頂点へ」というコンセプトを掲げられており、往年のタンブルらしさを感じつつも一筋縄ではいかない物語が展開されます。


いやー今回はかなりタンブルウィードらしさを感じました。正確には『ゾンビラボからの生還』みを感じましたね。


ネタバレになってしまうためあまり詳しくは書けませんが、共通しているのはそこから出るというコンセプトに特化していること
シンプルな映画に傑作が多いように、最終目的が序盤からはっきりとしている謎解きもまた素晴らしいと思っていて、結果のために考える時間が無駄にならないのはとても解き心地が良いです。
かといって解き筋がシンプルかっていったら全然そんなことはないのだけれど。

2019年の初演時に遊んだゾンビラボ。
私は当時失敗してしまったのですが、あそこまで解けなかったことが悔しい公演はなかったのですごく荒ぶったブログを書いていたのを覚えています。
4年経った今でもラス謎のロジックはこの脳裏に焼き付いている。
今回は解いている途中から勝手にリベンジマッチを楽しんでいました。

www.rdbgjunction.com



演出面で言うと、今回からかは不明ですが、タンブルウィードナゾベースロゴが表示されるアバンタイトルが新しく3D調にアップデートされており、そのままシームレスに公演OPへの導入が始まります。
タンブルはこんな感じでスタートした瞬間から「今回は何か違う!」とこちらに思わせてくれる要素をひとつまみ入れてくるので油断ならないですね。もっとやってほしい。


また、劇中には殺伐とした世界観の中で奮闘するキャラクターがいるのですが、彼らの融通は利かないけれどいじらしい個性は一種の清涼剤のようで良かったですね。

謎の感想

『I AM A CLONE ‐アイ・アム・ア・クローン‐』の謎解きもご多分に漏れずかなり歯ごたえのあるものでした。
というのも謎1つ1つの密度が非常に高かったから
「データ漏洩やハッキングを防ぐためセキュリティを強化している」との設定ですが、本当に鉄壁なのではというくらい難しい問題が多かった印象。
かつ制限時間に余裕があるわけではないので、苦手なものはすぐにチームメイトに共有するといいでしょう。


お話のコンセプトとして似ていると話した『ゾンビラボからの生還』のエッセンスは謎解きにもあり、特に中盤以降に謎の中核を構成する部分は正しくゾンビラボのそれ。
つまり個人的にめちゃくちゃ苦手な部分でありました。

ただ、チームの人たちがめちゃくちゃパズルが得意な方が多くて、彼らの存在がかなり助けになりました。
その中で解き方というかロジックの捉え方も教えてもらって、少し苦手意識がなくなったかもしれません。


しかもラス謎では自分が感じた違和感が合っていて、それをきっかけにどんどんと成功までも道筋が組み上がったのも、すごく気持ちよかった!


途中かなり焦った場面もありましたが、最終的に余裕を持ってクリア!嬉しい。

おわりに

かつて辛酸をなめた公演のリベンジマッチとして勝手に捉えてしまった『I AM A CLONE ‐アイ・アム・ア・クローン‐』
無事にリベンジを果たせたことで最高の体験になりました。「原点から頂点へ」というコンセプトもあながち間違いなかったのかもしれません。

7/2までの開催ですので、興味のある方はお急ぎください。
それではまた。