【謎解き感想】W –ダブる-

全国150万人の”そろそろ重ね着の季節だと感じている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在タンブルウィードナゾベースで開催されている
『W –ダブる- 』に挑戦してきました! 

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【ストーリー】
-あなたのいる世界 それは重なった世界-
公演が始まると重な(ダブ)っていた。
重なる場所。重なる物。重なる公演。
あなたはこの重なった世界で謎を解き明かせるだろうか?


【プレイ方式】
タイプ :ホール型
制限時間:70分
人 数 :4人1チーム

今回私は謎解きに失敗しました!

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
タンブルウィードエキスパート公演第一弾。重なる世界と幾多のナゾ

ざっくり感想

前回挑戦した『夜と僕らと七つの不思議』の敗北から数週間。

www.rdbgjunction.com

「タンブルの悔しさはタンブルでしか晴らせない」と自らを戒め、結構本気で挑んだ今回の『W –ダブる- 』
その意気込みもどこ吹く風と、またしても敗北を喫してしまいました。



『W –ダブる- 』はタンブルウィードが新たに立ち上げたレーベル、タンブルウィードエキスパートの旗揚げ公演
タンブルウィードエキスパートは謎解き公演に慣れ親しんでいる参加者を対象にしており、 これまでの公演よりもさらにハードコアな謎やギミックが我々に襲い掛かってきます。


こちらがレーベルマーク。
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シックなモノクロなデザインがとてもカッコいい。
7角形はタンブルの擁するクリエイターの数を表すとともに、コンパスや定規で作図不可能な「尖り」を彼らが自負しているかのよう。

言ってしまえば『W –ダブる- 』は タンブルウィードとプレイヤーとの正真正銘力比べの場。こんなすごい祭りに参加しないわけにはいかないと、肩をグルグル回しながらチケットをポチったのでした。


会場はタンブルウィードナゾベース。
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当日はあいにくの雨ながら、開演時間になれば猛者たちが集い全席満員。 開演時間まで口を開く人は少なく、会場は静かな熱気に包まれていました。
まだ誰も知らない新たなレーベルの公演に、「いったい何が始まるのか」という期待を皆が膨らませていたと思います。


そんな中登場する今回の司会者サイモン玉城氏。
いつもの飄々としたスタイルで今回の公演の主旨、世界観の説明を行っていきます。
「タンブルウィードエキスパートは決して高難易度謎公演を目的としておりません。が、今回はとても難しいです‼」とのパンチラインに会場は爆笑の渦に。
それはみんな知ってた。


『W –ダブる- 』のテーマである「重なり」。会場前はどんなものか想像つかなかったのですが、テーブルに置いてあるとあるアイテムを見て、なるほど合点がいきました。
完全一致ではなく、あくまでも少しずれてダブっている。ここにこの公演の面白さが詰まっています。

小道具の細部にわたるまで僅かなブレが影響し、私たちを悩ませ、苦しませ、解いた時の爽快感を高めてくれます。


また、振り返ってみれば全てが参加者の前に提示されてあった。という構造も、恐らく源流となったであろう某公演を彷彿とさせ、敗北した私たちをさらなる深みへ落とすには十分なものでした。
いやぁー見事すぎます。

謎の感想

この公演を一言で表すとしたら「濃密」という言葉がぴったりだと思います。
繰り返し言いますけれど、『W –ダブる- 』はただ重なってるだけなんです。そこに調和はありません。
とんでもなく込み入った世界観の中で謎を解いていく必要があります。


これが本当に忙しいというか、さながら 2つの脳みそを持ちつつ反復横跳びをしながら謎に対処している気分でしたよ。
しかも双方ともクオリティがちゃんと高い。それを1回の料金で体験できるというのだから、コスパのいい公演ですね(白目)


この公演で大事なのはとにもかくにも役割分担 だなと感じました。
1テーブル4人とタンブルの公演としてはポピュラーな形式ですが、人数的な余裕は全くなし。
小謎はガシガシ解いていかないと間に合いませんし、状況把握をしっかりしないとすぐに振り落とされてしまいます。現に私も振り落とされかけました。
その時は落ち着いてストーリーカードを読んで、自分の立ち位置を明確にしましょう


中盤以降は世界の重なり方が尋常じゃなく、もはやカオス。問題を見た瞬間「ですよねー」って言っちゃいましたもん。
ここで一旦全員絶望すると思います。それでも問題には取っ掛かりがあり、活路を見いだせるのはさすがの構成力ですね。

私たちのチームは比較的詰まらず進むことができたんですが、それでもラス謎に着手したのは残り10分の時。
チームメイトが閃いてくれてこの世界について一つの推論が出たんですが、そこから先の展開に進むことができず、あえなく失敗となりました。


私たちが参加した回では9チーム中1チーム成功。いやいやそれでも十分凄いですよ。
中には2~3チーム成功した回もあったとか。…天才集団?


そんな感じでタンブルウィードとの力比べは私の負けで決着となりました。
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ですがこのままでは終われません。「タンブルEXでの悔しさはタンブルEXでしか晴らせない」を胸に、次回まで力を付けたいと思います。


次はこちらが勝つ番だっ!m9っ`Д´)ビシッ!