全国150万人の”諦めない心に自信のある”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在リアル脱出ゲーム原宿店で開催されている
『人喰いの森からの脱出』に挑戦してきました!
【ストーリー】
あなたは、ある高級農園から脱走した食用児。
鬼の追手を掻い潜り、森へ逃げ込んだあなたは、安楽の地を目指し森の中を探訪していた。
しかしその道中、突如として足元に現れた穴に落ちてしまう。
暗闇の中、ランタンに火を灯すと、そこには大量の鬼たちが。
逃げようとするも、あっという間に捕まり、檻に入れられてしまった。
このまま、鬼に食べられてしまうのかと絶望したとき、鬼の集落の通信機から、突然少女の声が聞こえる。
「ねぇ、聞こえる? よかった。まだ生きていたみたいだね。
私はエマ。あなたは、私たちと同じ人間の子かな?
あなたはこの森に棲む鬼に囚われてしまったみたい。
このままだと街からくる貴族の鬼に売られて、食べられてしまう。
私の仲間の情報によると、貴族の鬼がこの森に着くまであと60分。
だからお願い! 私たちも外から協力するから、それまでにここから脱出して!」!
【プレイ方式】
タイプ :ホール型(立ち)
公演時間:60分
人 数 :4人1チーム
今回私は謎解きに成功しました!
個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点
≪一言≫
約ネバコラボ公演第2弾 2人プレイは覚悟がいります。
ざっくり感想
リアル脱出ゲーム×約束のネバーランドのコラボ公演第2弾。
今作はある高級農園から脱走した食用児(鬼の食料として育てられた子供)である私たちが、うっかり森に棲む鬼の罠にかかってしまい、座ることもままならない牢獄に閉じ込められたので鬼の目を掻い潜りながら脱出計画を練り実行していく物語。
前作『偽りの楽園からの脱出』との明確なつながりはありませんが、前回が孤児院を脱出するまでの物語だったので精神的続編といっても問題ないでしょう。
原作の主役である3人はフルボイスでバッチリ続投。通信機を通して私たちをサポートしてくれます。
店内には声優さんのサインが書かれたポップが展示されていました。
変更点として前作がルーム型の公演だったのに対し、今作『人喰いの森からの脱出』はホール型公演になっています。
特に目を見張るのは私たちが閉じ込められる木製の檻。
いつものホール型だと丸テーブルに座らされスタッフの方に「ここが檻ですよ~」的なイメージを植え付けられるんですけど、今回はチームごとに仕切られたブースが実際に檻として作られていて、そこに収監されるスタイル。
『監獄アルバトロスからの脱出』や『ある刑務所からの脱出』を思い起こさせる、のっけからインパクト大な演出で興奮しましたね。
また今回の敵として登場する鬼は、命を奪う危険な存在として私たちの前に立ちはだかります。
そのため用意されている関門は通常のホール型公演以上のアクション性があり、いつもよりスリリングな体験ができることでしょう。
鬼の造形にも力が入っており、かなりいい感じ。
その他、会場には雨後の筍のごとく檻が乱立しているため、いつものようにみんなでスクリーンを見ることはできません。
そのためイントロダクションは檻の外から声が漏れ聞こえているといった形で音声ドラマが繰り広げられます。
いつもと違うスタイル+音声だけという特殊な環境であっちこっちに目が行ってしまうと思いますが、けっこう重要なことを喋っているので、しっかりと耳を傾けた方が良いと思いますね。
謎の感想
私は友人と2人で参加したんですけれども、入場時に「お2人は謎解きどの程度参加されていますか?」と聞かれたので、常套句の「そこそこです」と返事して檻の中へ
普通だったら後2人追加で来きて4人でチームを組むはずなんですか、檻についているあれやこれやのデザインを眺めているうちに会場が暗転。
そのまま2人での挑戦となってしまいました。
なってしまったのは仕方がないので、2人でベストを尽くそうと小謎からどんどんと解いていく。
ブース型の特性を活かした謎やアイテムを使った謎が多く登場する今作では、1つのことについて多角的な視点で観察し、アプローチしていくのが成功へのカギとなりました。
「もし○○が××だったら~」と頭の中で想像力を働かせるのが大切でしたね。
と頭をフル回転させなければいけない公演なのに、2人しかいないので体もフル回転させなければならないのが『人喰いの森からの脱出』。
単純に手数が足りなくてドタバタする部分がかなりあったので、もし2人での挑戦になってしまったら覚悟の準備をしておいた方が良い。
逆にソロ参戦だったらほぼ100%他のチームと組むことになると思う。
とはいえ謎の難易度自体はそこまで高いものではない印象。
ラス謎に関しても、落ち着いてこれまでの情報を見なおせば脱出への道は切り開けると思います。
私たちが参加した回では、大体半数くらいのチームが脱出成功していました。
原作を知らない私としては「こういうオチって理想主義すぎない?」とエマの青さにやられたりしたので、漫画を読んで結末を見届けようと思います。
個人的には偉大なる前作には及ばないものの、要素をしっかりと引き継いだ普通に面白い良公演だったと思います。
これから全国展開もされますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。