【謎解き感想】5つの巨人からの脱出

全国150万人の”「あの頃の自分はもういない」と感慨にふけっている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在東京ミステリーサーカスで開催されている
『5つの巨人からの脱出』に挑戦してきました! 

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【ストーリー】
あなたは調査兵団の一員。 今まさに、敵地マーレにある建物の一室に息を潜めて潜伏している。

ほんの数分前、窓から見える広場では、この敵国の要人が演説を行っていた。 世界中の人々が集結してその演説に聞き入る中、 突如として広場を襲ったのは、巨人の姿になったエレンだった・・・。
エレンによって切られた戦いの火蓋。 そこに、大国マーレの巨人たちが立ちはだかる。

周囲を敵に包囲されたこの地で、あなたたち調査兵団に残された時間は60分。
敵地のマップを駆使して作戦を立案し、リヴァイやミカサと協力しながら、 エレンを守り抜くことができるのか?

海の向こうの敵地で、あなたが戦いの果てに目にするのは、一体どんな景色だろうか。


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【プレイ方式】
タイプ :ホール型
制限時間:60分  
人 数 :6人1チーム

今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
前作のコンセプトをしっかり継承。作戦を練り5体の巨人を撃破せよ!

ざっくり感想

リアル脱出ゲーム×進撃の巨人コラボレーション謎最新作にして最終章(序章) の公演についに挑戦してきましたよ。

この公演を存分に楽しむため前作である『巨人潜む巨大樹の森からの脱出』にソロ突し、事前に原作漫画を33巻まで読破するなど、珍しく準備を万端にして臨みました。

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というのも、今回の舞台設定は俗に「マーレ編」と呼ばれる原作漫画23巻からのお話を元にしているから。
なんとなく「巨人がたくさん出てきて~エレンが駆逐して~(´▽`)」みたいな物語序盤のイメージで遊ぶと鳩が豆鉄砲を食ったような顔になる事は必死と直感で察知をしたからでした。

ちなみに私たちが良く知る彼らはこんな顔になっています。
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公式サイトより。トンでもない修羅場を潜り抜けた奴らの顔

「今こんなになってるの?」と驚いたあなたはぜひ原作を読んでみてください。
私はマーレ編からの方が展開が好きなんですよね。ジェットコースター的な勢いがあって

一応、公演の前説や「現在公開可能な情報」で前提知識のフォローが入るのですが、結構サラッと流す感じなので、やっぱり全容が知りたい人は原作かアニメ版を追いましょう。


さて、ひょんなことからマーレ国のとある施設に忍び込んだ我々調査兵団。
この騒動の主犯格であるエレンと行動を共にするため、東京ミステリーサーカスの地下1階に潜み、今か今かと作戦の合図を待っています。

緊急事態宣言解除後すぐということもあって会場はこれまで以上の熱気に包まれていましたね。
こんな人数の多いTMCは久々だったのではないでしょうか。
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アニメ版Final Seasonの映像を流用しつつ、こちら側もキャストが演技を行う2つの次元をクロスさせる構成でストーリーは進行
エレン、アルミン、ミカサは勿論のこと、リヴァイ兵長ももちろんフルボイス参戦。 登場時には黄色い歓声が上がっていましたよ。

第65話 戦鎚の巨人



私たちの回では女性の方が隊長だったんですけれども、凛々しく品のある声で私たちを導いてくれ、ピシッと気が引き締まる思いがしました
前回の時もそうでしたが、わたしはスカーフで口周りを隠している人が好きなようです。それだけに後の展開で個人的ダメージを受けるわけですが‥‥あなや隊長。

謎の感想

公演では、各テーブルにドスンと備え付けられた存在感抜群のアイテムを使って作戦立案し、各部隊に伝え実行してもらうというフローを繰り返していきます

そしてこのアイテムを使った謎解きが非常に楽しい!
前作『巨人潜む巨大樹の森からの脱出』で好評だったであろうコンセプトをそのままに、より発展・洗練されたギミックが私たちを待ち受けていました。


敵地マーレの情景や、巨人の表現、立体機動装置の使い方など、テーブルの上での出来事なのに本当に見事に表現されています
『5つの巨人からの脱出』でこのギミックが引き継がれたのは嬉しいですし、これを遊ぶために3,500円払ったといっても過言ではありません。それぐらい好き。


我々は対巨人の作戦を立案するのが役目のため、全員で1つの謎に取り組む比重が高く、わいわいコミュニケーションをとりつつ謎を解いていく。

謎の進捗度合いとストーリーの進行度合いがリンクしているため没入度も高く、謎を解き進めていくごとにドンドンと気持ちがドライブしていくのも良い点でした。
調子よく攻撃をしていたのにちょっとしたきっかけで一転ピンチに陥るなど、なかなかに白熱した展開が目白押しです。


ラストの謎も想像以上に絶体絶命の危機的状況だったんですけれども、ゲーム中ずーーーーっと気になっていたポイントが1つあって、それを共有するために口に出したらビビッとあるアイディアが閃き即実行。見事にそれが合致し、無事5体の巨人を撃破することに成功。
原作通りとはいえあまりにもビターなエンディングを見ながら、私の巨人打倒の旅は終了しました。


参加した回は26テーブル中9テーブル成功。まずまずの成功率だったのではないでしょうか。
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そんな感じで、読みたてほやほやの原作熱も相まって非常に満足度の高い公演でした。
原作展開的に恐らくあと1公演は制作できるはずなので、それを楽しみにしながら謎解き力を上げていきたいと思います。



興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください。

進撃の巨人(24) (週刊少年マガジンコミックス)