全国150万人の”ナーヴギアユーザー”の皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在リアル脱出ゲーム原宿店で開催されている
『ソードアート・オンライン 浮遊城《アインクラッド》第72層からの脱出』に挑戦してきました!
【ゲーム概要】
『浮遊城アインクラッド』それは全100階層に及ぶこのゲームの舞台。
わたし達攻略組は数々の犠牲を払いながらも、『第72層』まで足を踏み入れていた。
ただしこの『第72層』は、これまでの常識がまったく通用しない特殊な階層だった。
この階層に必要とされたのは《解析》スキル。でもこんなにも高い階層で、戦闘スキルではないスキルを上げている者などいない。そう、あなた達以外には。
ゲーム内での死が現実世界での死に直結するというデスゲーム《ソードアート・オンライン》。
これはふとしたキッカケから、わたしと仲間達が、かつてない危機に巻き込まれたときの話。
わたしと、キリトくんと、それから―― あなた達とで紡ぐ、『ナゾ』と『脱出』を巡る物語――
【プレイ方式】
タイプ :ルーム型
公演時間:60分
人 数 :4人1チーム
個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点
≪一言≫
物量の多い謎を解き浮遊城を突破せよ!最大の障壁は腰と足か。
ざっくり感想
川原礫によるライトノベルと、それに端を発するメディアミックスで今や知らない人はいない程の大人気コンテンツであるソードアートオンライン(通称SAO)とSCRAPのコラボレーション謎。
今作は序盤のアインクラッド編を舞台とし、SAOの登場人物であるキリト、アスナを初めとする仲間達とともに浮遊城アインクラッド72層のクリアを目指します。
会場は原宿にあるリアル脱出ゲーム原宿店。
ついこないだまで約ネバの公演をしていたばかりの原宿ですが、あの鬱蒼と生い茂る木々はどこへやらいつものさっぱりとしたホールになっていました。
相変わらず美しい絵
今回特筆すべきはその公演スタイル。
大枠としてはホール型に分類されるこの公演ですが、なんといつものようなテーブル席ではなく、イスのないハイテーブルで謎を解かなければならないのです。
これには驚きました。ちょっとした立食パーティーみたいになってましたよ。
OPから解説まで含めると公演時間120分ぐらい立ちっぱなしになることは確定事項ですので、腰や足に不安がある方は鍛えてからの挑戦をおススメします。
ちなみに、作中でなぜ席がない状況でプレイをしなければならないか的な設定は一切ないので、普通にイスに座っても良かったんじゃないかと今でも思います。
原作でも語られていない未知のエリアである72層。
謎や暗号で満たされたそのエリアは、これまでのように戦闘スキルに振ってきたキャラクターには手も足も出ない場所。
そこで頼りにされるのは私たちのように《解析》という通常戦闘では役に立たなそうな地味スキルにポイントを振っていた酔狂な者のみ。
キリトに請われダンジョンに挑戦するシチュエーションは原作ファンならこみ上げるものがあるのではないでしょうか。
題材によって原作ファンの謎解き公演参加率ってまちまちなんですけれども、私の参加した回だと8割ぐらいの人が原作ファンだったのが印象的でした。愛が強い。
謎の感想
MMORPGを題材にしている作品だけあって謎がクエストとして出てきたり、イベントをこなして必要なアイテムをゲットするなど、ゲームを意識させるようなフローが多く遊んでいて楽しい。
特に良かったのはブロックを使った謎。
(公式HPより)
基本ポリオミノは苦手意識が強かったんですけれども、キューブが大きいからかとても扱いやすく、目の前でスルスルと組みあがる様子はカタルシスがありました。
といってもそれはあくまで謎への取っ掛かりに過ぎないんですけどね。
また終盤の、時間に追われながら次々に押し寄せてくるタスクを捌いていくような謎も、チームで一体感を感じられる仕上がりになっていたのではないでしょうか。
今回珍しく制作協力によだかのレコードが入っているんですけど、よだからしさを存分に感じられましたね。
それほど難易度は高くないけど物量が多く、とにかくサクサクと進まないと成功が危ういというなかなか稀有な難易度設定。
個人的にはこういうタイプが相性良かったりするので、時間ギリギリながらも見事72層を突破することができました。
成功チームの具体的な数は忘れましたが、20~30%ぐらいだったと思います。結構少な目。
このほか色々とサービスのある公演でしたので、原作ファンならずとも、参加して間違いのないフルダイブ体験だったのではないでしょうか。
これから全国ツアーも始まるみたいなので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください!