【ゲーム感想】結局一番怖いのは人『ルナフォン』

全国150万人の”探偵事務所を開いている”の皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。

約2ヶ月前に挑戦したWEB連動ホラー『パルフォン』
現実のwebサイトやSNSと連動し、私たちプレイヤーを否応なし物語の世界へと引きずり込むノベルゲームでした。

www.rdbgjunction.com

そんなパルフォンの精神的続編が登場しました。 それが新感覚ナラティヴ・ホラーゲーム第2弾『ルナフォン』です。 f:id:alfbds0954:20201109002835p:plain:w600

男の失踪から始まる人が怖い系ホラー

前回は無作法な儀式を行ってしまったが故に顕現した怪異との戦いを描くホラーものでしたが、
今回は若干テイストが変わり「失踪した恋人を探してほしい」という依頼から始まる、いわゆる人が怖い系ホラー。


SNSを駆使した調査やweb連動は今回も健在。手掛かりを求めて様々なページを駆け巡ります。
前回よりも主人公が持つスマホのアプリの「チープだけどありそう感」が増していたり、とあるイベント告知サイトの完成度の高さに唸ったり、様々な場所がパワーアップ


特に恋人が投稿を続けるSNSの、一見幸せそうだけれど…?という描写は真に迫ったものがあり、その後直面する真実にはうすら寒いものを感じます。


一方で少し残念だったのはストーリー周り
事前情報でいかにも怪しい女性が2名登場しており、この2名が話の中心になることは容易に想像がつきます。
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もちろんプレイ中事態が二転三転し、主人公を含めた3人の運命は大きく変化していきます。
ただそのどれもが想像の範疇を超えないというか、もう少し捻りが欲しかったなぁといった感じでした。


作者さんが恐らく意図的に伏せているであろうとあるギミックに気づいた時には、思わず「ヒェッ…(';')コワイ」となったので、
物語の裏に隠された真実を見抜く人には楽しい要素だと思います。


プレイ時間は30分程度で2ルート分岐。すべてを知った状態で臨むTRUEエンドへの一直線ぶりは他に類を見ません。なんて爽快なんでしょう。


第三弾はどんな恐怖を描いてくれるのでしょうか。なんだかんだ言ってますけど次回作も必ず遊びます。


動物ぬいぐるみパスケース フクロウ 180382

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