【ボードゲーム】暑い夏こそプレイし欲しい 身の毛もよだつボードゲームたち

今週のお題「怖い話」
全国150万人の”今年はまだスイカを食べていない”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

どうしてだか夏になると怪談話が盛り上がったり、ホラー映画などが公開したりしますよね。
一説には日本のお盆の時期に先祖を思い出すために“怪談話”が作られたとか江戸時代の芝居(四谷怪談とか)が夏狂言という形で表現され、 それが語り継がれて「夏は怪談」と定着した。などが関係しているようです。

ボードゲームにもホラーゲーム、中でも和ホラー要素をたっぷり落とし込んだ作品がある のをご存知でしょうか。
今回はそんな夏にこそプレイして欲しいホラーボードゲームを5つご紹介。
どれもビジュアルが素晴らしく、眺めているだけでも恐ろしい傑作ばかりです。

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EJIN研究所 ハコオンナ

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ゲーム概要】
人里離れた山奥に、窓ひとつない不氣味な、古びた館がある。
新たな訪問者を迎える度に姿を変えるその洋館には、
「ハコオンナ」 と呼ばれる怨霊が潜んでいるという。
小さな箱に詰め込まれ、生きて外へ出ることのなかった少女の霊。
彼女は館に迷い込んだ人間を、1人、またひとりと、
より暗くて狭い所へ引きずり込んでいく。
出口を探せ、生き延びるために。
ただし、物音を立ててはいけない。
箱女はもう、すぐそばに、いる。


〔コメント〕
生存者複数vsハコオンナ1人からなる変則協力・対戦ゲーム。
TVゲームのデッドバイデイライトのようなシステムと想像してもらえると分かりやすいかもしれません。
脱出のために洋館を探索する必要があるのですが、不用意に探し回るとハコオンナの能力が強化されてしまうという真綿で首を締められる感覚を味わえます。GAME OVERはまさに絶望。

私がボードゲームに本格的にはまったきっかけのゲームでもあり、思い出深い作品です。

φゲームズ トイレの香夜子さん

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【ゲーム概要】
N県のはずれにある「奥彼岸(おくひがん)村」は、別名「たたり村」と呼ばれ恐れられている「心霊スポット」。 この村にある廃校のトイレには大怨霊『カヨコさん』がすみついているという・・・ 物語は、怪談ツアーでこの地を訪れた家族一団がこのトイレに閉じ込められてしまうシーンから始まる。


〔コメント〕
トイレに隠れてカヨコさんをやり過ごしつつ、鍵を見つけて脱出を試みる対戦ゲーム。 途中手に入るアイテムやカヨコさんの出現タイミングを見極めることで、簡単にほかのプレイヤーの足を引っ張ることができます。 自己中心的な考えからお互い足を引っ張った挙句に全滅してしまう、なんともホラー映画のようなゲームです。

www.rdbgjunction.com

φゲームズ てまりの森

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【ゲーム概要】
六つ鳥居(ムツドリイ)の森。 そこは、この世とあの世をつなぐ禁忌の地… 物語は、この森で過去におきた 『手まり殺人事件』 という 凄惨かつ奇妙な 「一家惨殺事件」 に起因する。
伝承にある七つ目の鳥居は一体どこに? そして 最後の鳥居に封じられた 『アキ』 という少女は 果たして何者なのか?


〔コメント〕
鳥居をくぐり怨霊を呼び出し、儀式を成功させて除霊をするゲーム。
儀式の成否が文字通りプレイヤーの腕次第 なので、成功した時は非常に達成感があります。
儀式以外の道中にあまりイベント要素がないのがちょっと残念なポイントですが、コンポーネントの儀式用の石を見た瞬間に買ってよかったと思いました。
オマケでついてくるミニお札もいい味出してます。

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Red I Games 影ヤドリ-Shadow Tag-

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【ゲーム概要】
陰と陽が切り替わるタイルの上を移動しながら、
迫りくる『コカゲちゃん』に捕まらないように逃げましょう。
上手く「逃げ」「隠れ」を行いながら最後まで生き残ったプレイヤーの勝利となります。


〔コメント〕
これまでの怨霊たちがビジュアルの緻密さで怖がらせて来るのならば、コカゲちゃんの魅力はフリーホラーゲームに出てくるような簡素な線からにじみ出る狂気を体現している ところでしょう。
ダイスによる運要素が強いため、すぐに全滅してしまう可能性も秘めたプレイヤーのリアクションが大きくなってしまう系ゲーム。
当時購入したのがテスト版だったので、製品版が欲しいところです。

ビストロ怪談倶楽部 掴恋慕~かくれんぼ~

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【ゲーム概要】
”も~いいかい”・・・”まぁだだよ”。 誰もいないはずのお屋敷に幼い声がこだまする。
姉妹の魂を解放する方法はただ一つ・・・ バラバラに隠されたそれそれの”躯”を揃えること。
殺人鬼の呪いが降りかかるその前に―――――


〔コメント〕
双子の姉妹、四肢バラバラ猟奇殺人、業の深い殺人鬼という邪悪三連コンボを決めるこの作品。
一見ただのババ抜きですが、得点制によるカードの有利不利があるので、短い時間ながら結構白熱したプレイが可能です。
2つのゲームモードが用意されているので、買っただけでもうアドがとれてますね。


そんな感じで今回は5作品を紹介させていただきました。 あなたもボードゲームで心の芯まで冷えてみませんか?