【謎解き 感想】魔王城からの脱出Ⅱ

全国150万人の”遊び人が賢者に転職するのにイマイチ納得がいっていない”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在リアル脱出ゲーム東新宿店で開催されている
『魔王城からの脱出Ⅱ』に挑戦してきました!

【ストーリー】
「魔王が復活しようとしている」
その知らせは世界を絶望に陥れた。

あなたはかつて世界を救った勇者の子孫として
魔王城に乗り込むも、復活を食い止めることは叶わず
魔王の力によってあえなく命を落としてしまう。

しかしその瞬間、時間がさかのぼり、
気づけば魔王が復活する前まで時間が巻き戻っていた。

突然目覚めた「時間を巻き戻す力」
あなたはこの力を武器に、再び魔王に挑むことを決意する。

襲いかかる罠、凶暴なモンスターたち。
タイムループを繰り返して、魔王を倒す突破口を切り開け!

【プレイ方式】
タイプ:ルーム型
制限時間:60分
人 数 :10人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
あの魔王城へ再び挑戦。密度ギュウギュウのルーム型はやはり良い

ざっくり感想

久しぶりの10人ルーム型公演に参加してきました。
今回挑戦した『魔王城からの脱出Ⅱ』はシリーズ物で、前作もゲーム自体の大枠は同じものの話の繋がりはあんまりなかった印象。
いきなり2から遊んじゃっても問題ないと思います。


ちなみに私は前作をプレイ済みなのですが、遊んだ場所が京都のSCRAPでして、それこそ謎解き力強化合宿みたいな意気込みで関西の謎解き公演をハシゴしまくった記憶があります。
他には時解とUSJのバイオの謎解きに行きましたね。

それ自体もう6年くらい前の話なんですけど、謎解きのために遠征するって経験がほぼ初めてだったのですごくワクワクしてたんですよね。だってその施設にある公演全部がやったこと無いものばかり。すごく魅力的でした。

ちょっと話が逸れちゃいましたが、それこそ魔王城からの脱出シリーズは私にとって思い出深い公演だったわけです。


そして今回プレイした『魔王城からの脱出Ⅱ』ですが、その当時を思い出せるくらいのワクワク感が詰まっていました!

この公演の特徴は参加者10人がRPGに出てくる勇者や魔法使いのような役職をもらい、固有スキルを使って謎を解いていくというシステム。
つまりは誰しもどこかでなにかしらの出番があり、役職の力も相まって主体的に謎解きに参加できるということなのです。


びっくりしちゃうんですけど、今回私が与えられた役職が京都で遊んだときと同じだったんですよね。
なんというめぐり合わせか。なんだか無駄に運命力を発揮してしまったきがする。


続編ということで演出面も大きなパワーアップが図られており全体的にアクション性が増加。プレイヤーの慌ただしさが天元突破しており金田一の犯人みたいな気持ちになりました。
後は遊んだ人誰しもが驚く後半で登場するあのキャラクターの存在ね!久々に金の掛け方がおかしいSCRAPを体験できて満面の笑顔ですよ。
他にも贅沢すぎる小道具の使い方とか、包括してルーム型の楽しい部分が存分に体験できる謎解きでした。

謎の感想

世界を滅ぼす魔王の力は強大で、なんの下準備もなければ一瞬で敗北してしまいます。
対策のために与えられた時間はわずか10ループ。あまりにも短い時間です。
個人的には勇者30のテイストを思い出しましたね。



しかし普通のRPGと違ってこの公演にはレベルアップなどの概念はありません。
状況がリセットされれば全てが1からやり直しのまっさらに戻ってしまいます。



その中で大切だったのは、自分たちの動きをどんどんと最適化していくこと。
前回までのループでやっていたことにかける時間を短くしていき、次の展開に対して考える時間をどれだけ持てるかが勝利へのカギ。

目に見えるレベルアップはなくても、自分たちにはこれまで体験したことが糧として積み重なっているはずで、それを愚直に実行していくだけなのです。


謎のタイプとしてはパズル系よりもひらめき重視だった印象。
それにプラスして謎に答えるためのアプローチがアクション多めでした。まだまだ寒い時期の挑戦だったのに、プレイ中肌に薄っすらと汗をかくくらいにはいろいろ動いていましたね。
さすがに秘密結社レベルではないですか。

あと個人的にはラス謎をひらめけたのが嬉しかった!
思えばルーム型でラス謎に貢献できたのって何年ぶりくらいだろって感覚だったので、最後の状況で頭の中に駆け巡った衝撃はかなりのものでした。
多分このために謎を解いている。

おわりに

そんな感じで『魔王城からの脱出Ⅱ』の感想でした。
本当かどうかわからないんですが、SCRAPが入っている東新宿のビルが老朽化で解体されるという噂もあるので、今後のGUNKANの動きには注目したいところ。

遊べなくなる前に気になる人は行ってみてください!