全国150万人の”安全バーを他人に下ろしてもらっている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在東京ディズニーランドで開催されているイベント
『ディズニーストーリービヨンドホーンテッドマンション謎解きプログラム 託されたメッセージとレイブンの導き』に挑戦してきました!
【ストーリー】
999人の亡霊が暮らすホーンテッドマンション。
この館を訪れたフェローモータルズである“あなた”は
奥から聞こえる物音の正体を突き止めるために足を進めた。
ライブラリーで目にしたのは、この館に仕えるZ.J.の姿。
思わずZ.J.に声をかけた“あなた”は
彼女が差し迫った状況に直面していることを知るのだった…。
父、ザビエルに“死の呪い”がかけられている…!
“あなた”が託されたのはこの呪いを解くために必要なメッセージの解読。
Z.J.とともに恐ろしい呪いに立ち向かうことになった“あなた”は
館に住むワタリガラスのレイブンの導きと自身のひらめきによって
ザビエルを救うことができるだろうか…。
【プレイ方式】
タイプ:周遊型
制限時間:無制限
人 数 :1人~(今回は2人で挑戦)
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
え!毎年やるんですか!?
ざっくり感想
東京ディズニーランドのエリアやアトラクションにまつわる物語を掘り下げる企画を行い、参加者がそれを追体験することでより豊かで新しい物語世界へ私たちを誘ってくれるイベント、ディズニーストーリービヨンドが1年ぶりに帰ってきました。
第二弾となる今回も題材となるアトラクションはホーンテッドマンション。
前作から登場しているキャラクターZ.Jと、その父であるザビエルが再登場。ザビエルにかけられてしまった「死の呪い」を解くために、再び999人の亡霊が住まう館へ赴きます。
前作同様友達や恋人とワイワイ楽しめる内容であることはもちろん、この謎解きを遊んでからホーンテッドマンションに乗ることで、新たな発見や驚きが楽しめます。
特に今回はプレイ後に乗ったアトラクションの楽しさが体感5倍くらいになったので本当におススメです。
フェローモータルズは再び舞い戻る
キットは園内の「グランドエンポーリアム」「キングダム・トレジャー」「グランドエンポーリアム」などで購入可能。
キングダム・トレジャーではイベント専用の棚が作られておりとても一見の価値ありのストアではあるのですが、スタンバイパスで予約しないと入店できないシステムになっているので、謎解きだけ遊びたいのであればほかの店舗で購入しましょう。
キットに記載されたQRコードを読み取り公式LINEに登録すれば準備完了。
すぐに物語が始まります。
また、今回新たな試みとして音を使ったイベントが発生します。そのまま聞いても問題ありませんでしたが、集中したい方はイヤホンなどを持っていくとよいかもしれません。
謎多きはいくつかのパートに分かれており、もちろん園内を巡るパートも用意されています。
前作と比べ歩く場所がコンパクトになったのでとても遊びやすくなった印象。
普段目にはしているけれどもあまり観察していない要素に目を向けるような工夫がされており、パーク初心者からベテラン勢まで満足できる形になっていたのではないでしょうか。
ワタリガラスのレイブンと共に物語を進めていくと、ザビエルにかけられた「死の呪い」を解くための“手掛かり”が手に入ります。
その過程で亡霊にまつわるストーリーやエピソードが補完されていく感じです。
前作お目みえしたゴーストはもちろん、新たにタイガー・レディ、ヴィクトル・ガイスト、ピックウィックなどゴーストも登場。これまで以上に深くストーリービヨンドを体感できる形に仕上がっていました。
個人的激熱キャラのタイガー・レディさん
謎の感想
序盤のパートは手持ちのキットの情報やサイトに記載された内容、園内を探索して得られた情報をもとに謎を解いていきます。
前回同様ディズニーランドに関する特別な知識は必要ないものの、眼の前の光景をきちんと問題に落とし込む力は必要で、そこはやっぱり謎解きに親しんでないととっつきにくいかなという印象を受けました。
特にとある水と石周りの謎は注意深く観察しないとドツボにはまってしまうことになるかもしれません。
また、個人的に良かったのは謎解きの手法がパワーアップしていたこと。
LINEのみではなく、手元にあるアイテムを使った謎も多くて思わずアイテムに書き込んだり、持っている紙をぐるぐるさせたりして周遊謎やってる~とワクワクしましたね。
あとディズニーランドの「絶対にキットを転売させてなるものか」という気概も感じましたよ。
去年のケーススタディがきちんと活かされているようです。
特に中盤以降はパーク内を歩いて解く必要がないので、じっくり考えたい方は無理に歩き回らず、どこかの施設に入って解くことを強くおすすめします。
強くおすすめと言えば、メモはちゃんと取っておいた方が良いかなと思います。
答えがあっていればストーリーがどんどん進んでしまうので、途中で状況が整理しきれない場合があります。
そういう時に気になったことや謎を解く過程で使ったメモを用意するのが吉。
今回もあったエンディング分岐
ラストはザビエルの呪いを解くため、これまで得た情報をもとに答えを見つけていく作業。
正直この“これまで得た情報”というのが膨大すぎて整理がめちゃくちゃ大変でしたー。
ただ、運営側もそれを承知なのか、ラストアンサーを出すシステムはだいぶ優しい構造になっていましたね。
自分の考えを信じて答えを出していきましょう
そして昨年の例にもれず、今年もエンディング分岐がありました。
多分皆さんも80%回答は素直に出るはずで、そこから100%にするためのステップが意外と難しかった印象。
このために何度も情報を振り返る感じがいかにも謎解きをしている感じで好きでしたね。
そして本当に大切なことはさりげなくそこにあるというもの。
幸いなことにこの公演は最後の行動を何度でもLINEに入れられます。
あなたのヒラメキが冴えていればエンディングはどんどんと変化。
結末に満足しなければ、何度でもリトライしましょう。
私はとある情報を見直した瞬間にこれまでの違和感がビビビッとつながって、100%クリア、そして120%クリアをたたき出すことができました。
あさイチから初めて途中パレードを見たりアトラクションに乗っていたりしたので正確ではないのですが、大体15時くらいまでガッツリ楽しめました。
そしてご褒美
ゲームが終了した後は待ちわびたアトラクションタイム。
前回同様ホーンテッドマンションの一部がストーリービヨンド仕様になっており、ゲームをクリアした後でアトラクションに乗ると、より世界観を楽しめる構造になっています。
ただぶっちゃけて言うとホーンテッドマンションって基本暗いし、去年はなかなか要素を拾いきれた自信がなかったんですよね。
ですが本作にはここにも改良が加えられており、劇中に登場するアイテムの横にレイブンの羽が置いてあって発見力が上がっていました。これは本当にありがたい改良ポイント。
加えてサイトにはホーンテッドマンションの地図があり、どのアイテムがどこにあるかというのが大まかに書いてあったので要素をコンプしたい勢には非常にありがたいサポートとなったのではないでしょうか。
あとレイブンの背中にちゃんとね…ちょっとグッときました。
そのあとようやく「キングダム・トレジャー」で買い物ができたのですが、あまりにも興奮してしまったので普段は買わないグッズを購入しましたよ。
おわりに
というわけでホーンテッドマンション『ホーンテッドマンション謎解きプログラム 託されたメッセージとレイブンの導き』の感想でした。
個人的に前回の不満点が解消されてかなり満足度が上がった公演になりました。
ただ今更でアレですが、ホーンテッドマンションを2回連続で取り上げたのがちょっとよくわからないので次はほかのアトラクションにスポットが当たると嬉しいかな。
開催期間は4月30日(火)まで。興味のある方はぜひぜひ挑戦してみてください!
前作の奮闘劇はこちらから
www.rdbgjunction.com