全国150万人の”10分あれば寝れちゃう”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在東京ミステリーサーカスで開催されている
『摩訶不思議な部屋からの脱出』に挑戦してきました!
【ストーリー】
色とりどりの壁にかこまれた空間。
あたりを見回すと奇妙な小道具と不思議な暗号ばかり。
どうやらこの部屋に閉じ込められてしまったらしい。
あなたはこの摩訶不思議な部屋に仕掛けられた謎や暗号を解き明かし、10分以内に脱出することができるのだろうか?
【プレイ方式】
タイプ:ルーム型
制限時間:10分
人 数 :最大2人1チーム
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
ざっくり感想
東京ミステリーサーカスでは日夜様々な謎解きが開催されています。
なかでも2階は周遊謎やミステリーメールボックス、10分公演など敷地面積に収まらないほどギュウギュウに謎解きコンテンツが設置されています。
そんな中で実は個人的にお勧めしたいのがこの『摩訶不思議な部屋からの脱出』。
理由は明快。たった10分でシンプルかつ王道なリアル脱出ゲームが楽しめるから。
ひょんなことから閉じ込められてしまう不条理なストーリーは、まさに脱出するためだけにこの部屋が作られたことを表しており、どこかに隠された鍵を見つけて部屋から出れさえすればクリアというのもわかりやすい。
また、この公演にはストーリーテラーとしてとある男が登場するのですが、この人物の不敵さがいい!
以前はこの立ち位置にスクラップの加藤社長がいたんですけど、そのイズムを継承しているというかより存在感がマシマシになっている気がします。
彼が私たちにかける言葉も、どことなく『人狼村からの脱出』を思い出す感じで、いまよりほんの少し前の、参加者に対して毒っ気のあるスクラップを感じられます。
謎の感想
2畳ほどで区切られたスペースには謎の模様や絵が飾られており、無駄なエリアは一切ありません。
完全なる箱の中で戦っていくことになります。
イメージとしては現在もTMCの5階で開催されている『止まらない豪華列車からの脱出』の4両分ぐらいの謎をぎゅっと凝縮した感じ。10分といえど侮れません。
謎自体はライト目な印象ですが、パズル、トライアンドエラー、発想の飛躍(ひらめき)など、リアル脱出ゲームのエッセンスを一通り遊べるのも良いところ。まずはここから謎解きというものを始めるのはめちゃくちゃアリ。
そしてゲームのクライマックスを盛り上げるギミックもこだわりが感じられる内容で、10分と言えど手を抜かない制作姿勢に脱帽。気づけたときはちゃんと嬉しいです。
クリアタイムが正式に出るわけではないですが、大体3分残しくらいでクリア。
クリアするとスタッフの方から惜しみない拍手がもらえます。
おわりに
『摩訶不思議な部屋からの脱出』の魅力はライト目の公演ながらきちんとリアル脱出ゲームが楽しめる気軽さ。そして「こういうのでいいんだよ」度が非常に高いところ。
最大2人1組で遊べて、その場で組まされることもないのも気兼ねなく遊べる点かもしれません。
公演の間や、新宿で時間を持て余してしまった時に行ってみてはいかがでしょうか。