全国150万人の”東日本旅客鉄道労働組合”皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在東京ミステリーサーカスで開催されている
『止まらない豪華列車からの脱出』に挑戦してきました!
【ストーリー】
ある天才パズル作家が設計した9両編成の豪華列車
“NINE TRAIN".
「奇妙な旅」をコンセプトに作られた列車で、各車両に謎が
仕掛けられているらしい。
その完成を記念した内覧会に招待されたあなた。
9号車に乗り込むと、突如けたたましいアラートが鳴り響き、
動く予定のなかった列車が突然走り出す。
このままでは50分後には終着駅のある街に突っ込んでしまう!
1号車にある「緊急停止レバー」を引けば、列車は止まる。
しかし、1号車に辿り着くにはそれぞれの車両に仕掛けられた
謎を解き明かさなければならない!
50分以内に9つの車両を攻略し、列車を止めろ!
【プレイ方式】
タイプ :特殊型
公演時間:50分
人 数 :1~4人(今回は2人で挑戦)
今回私は謎解きに成功しました!
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
9roomsシリーズ第二弾。いろんな所が大幅パワーアップ!
ざっくり感想
横浜アソビルにある横浜ヒミツキチオブスクラップにて大好評だった公演『Escape from the NINE ROOMS』。
その続編が場所を東京ミステリーサーカスに移し、2020年3月より開催。
9roomsの続編というものだから、てっきりまた部屋に閉じこめられるとおもっていたのですが、
なんと次の舞台は列車。 最後尾の車両から1つ1つ謎を解きあかし、車両を乗り換えながら先頭車両を目指します。
前作の『Escape from the NINE ROOMS』に挑戦した時は、ナゾビルができて比較的早い段階で参加した結果、自分の部屋をクリアしてから次の部屋に入れるまでの待ち時間が結構発生。あわや次の予定に間に合わないぐらい拘束されました。
今回は公演がスタートしてから半年以上たっていることもありとてもスムーズにゲームが進み、その魅力を100%楽しめたのではないかと思います。
会場は新宿の東京ミステリーサーカス。
5階で受付を行い9roomsではおなじみのデバイスを貰います。
このゲームではデバイスに出題される謎を各車両にあるアイテムを使って解き、デバイスに答えを打ち込んでいく 方式。
制限時間もデバイスで管理されており、自分たちの進捗状況が分かりやすくなっています。
また、各車両におおよその滞在時間の目安が設定されており、その時間を過ぎるとヒントが出現するというとても遊びやすいシステムが導入されていて、かなり丁寧に作られているなという印象でした。
加えてかなりパワーアップしていたと感じたのが演出面。
コンセプトが列車ということで、各車両はバラエティに富みながらもしっかりと「車両」という縦軸で繋がっており、連続性を感じさせるスタイル。
豪華列車と聞いて想像するあんな車両やこんな車両が盛りだくさん。ギミックもモリモリで、遊んでいて非常に楽しい。
9roomsシリーズの特徴である五感を使った謎解きは今回も健在。
眼だけではなく、様々なものに気を配りましょう。入場してすぐの演出には本当に鳥肌が立ちました。
自分達は間違いなく車両に乗っているのだと、改めて気づかされましたよ。
謎の感想
前回同様小さく区切られた部屋を最大限に利用し、最小限のスタッフで進行できるように極限まで練られた謎の数々は圧巻。
謎を解き進めているのに気づけばスタッフの手のひらの上…そんな孫悟空のような気持ちになりましたよ。
そして公演中にいいスパイスとなってくるのがデバイスで確認できる車両の時間経過メーター。
普通に解いている時には「SCRAPが思っているよりも先に進んでいるぜ」と安堵し、謎が解けないと「SCRAPの想定よりも詰まっているのか」と不安になるという、私たちの心をいい感じにかき乱してくれます。
ちなみに私たちは5両目と6両目でめっちゃ詰まって本当に焦りました。
ラス謎である先頭車両は、 これまでどんなに頑張っていても制限時間が最長10分。
謎の難易度もグンと上昇し、物語の展開も相まってまさしくクライマックスにふさわしい舞台と謎が用意されていました。本当に熱くなれます。
ちなみにここで失敗しても1人1000円払えばコンティニューができますが、それは絶対にしたくない。
時間的にもかなり追い詰められていたんですが、2人の連携がうまくいき、なんとか無傷で列車からの脱出を果たしたのでした。
クリアタイムはなんと49:20! いやー危なかった。
そんな感じで『止まらない豪華列車からの脱出』の感想でした。
演出面がパワーアップし、より没入感の高まるエキサイティング公演になったのではないでしょうか。
デバイスの不調もなく、参加者も落ち着いたこのタイミングが一番楽しめるのでは?と感じております。
まだプレイしていない人は、ぜひぜひ遊んでみてください!