【謎解き感想】終わらない公開捜査からの脱出 記憶喪失スペシャル

全国150万人の”記憶を喪失した経験のある”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は9月25日に開催されたオンライン公演
『終わらない公開捜査からの脱出 記憶喪失スペシャル』の感想です! 

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【ストーリー】
あなたが参加するのは、
視聴者からの情報提供によって未解決事件に挑む公開捜査番組。

今夜スタジオに現れたのは、記憶喪失の男。
彼の記憶は、すべてが『謎』になっていた。

その謎を解き明かさなければ、彼の正体に迫ることはできない。
あなたにできることはただ一つ。
謎を解き明かし、番組に情報を提供することだ。

彼の記憶の裏に浮かび上がる、恐ろしい計画とは?
放送中のスタジオに潜む、底深い悪意とは?

史上最大規模でお送りする、オンライン謎解きの最高峰。
生放送から目を離してはいけない。
謎を解き、驚天動地の真実にたどり着け。


【プレイ方式】
タイプ :オンライン型
制限時間:70分+α
人 数 :1人~(今回は2人で挑戦)

今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

≪一言≫
2ヶ月遊んでくれてありがとう!

ざっくり感想

8月4日から続いていたオンラインリアル脱出ゲームサマーフェスもいよいよクライマックス!
最後の大型公演は、1万人を超える参加者が一堂に開催するオンライン公演『終わらない公開捜査からの脱出』ですやったー!


前回のオンラインリアル脱出ゲーム大パ―ティーでも開催された公開捜査。
魅力はなんといってもその大掛かりなセットとラス謎のお金の使い方

どの誕生日が来てもいいように366日分の電話番号を用意したり、アラビア数字に似た言語を使いたいからスタッフを海外に派遣したりと大型イベントでは間違いなくおバカな(褒めてます)お金の使い方をしているSCRAP君。
今回はどのような結末が待ち受けているのでしょうか。


今回は記憶喪失スペシャルと題して、全ての記憶を無くしてしまった中年男性の正体を明かします。 f:id:alfbds0954:20210929215849j:plain:w600

自分の正体を見つけるため、脳科学者の先生と共に応募してきた男。こういっちゃなんだが街に溶け込むのが得意そうである。


そんな彼らを迎える番組側。前回はSCRAPの司会で確かな力を持っている青木さんがアナウンサー風の男を熱演していましたが、今回はなんと実際のテレビ局アナウンサーが参戦!地味にすごいコラボですね。

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日テレの佐藤真知子アナ森圭介アナ
演技しながらニコ生のコメントを読まないといけないというかなり変わった状況の中でしっかりと進行を進めていたのにはアナウンサーの力量を感じました。
とくに森アナは演技の比重が高い中で真面目ながら熱い魂をもつアナウンサーを見事に表現していたので、個人的表MVPは森アナだと思いますね。

ちなみにTwitter公式アカウントではAD田中が舞台裏の様子をリポートする小ネタが仕込まれていたのですが、公演開始直前のツイートで彼が前回の公演参加者ほぼすべての心を持って行ったマイケル田中である可能性が急浮上。界隈がざわついたのが裏MVPでした。

ちょっとでも出演してくれることを期待していたんですが、、、、ツライ、デスネー

謎の感想

そんな感じで記憶喪失の男にまつわるワチャワチャを40分ほど続けた後に、いよいよ本公演がスタート。
70分の制限時間の間に4つのステップをクリアしていきます。
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序盤のステップは小謎だったり映像謎だったり、前回の公開捜査を彷彿とさせるものが多く、この公演がシリーズものであることを実感できる作りに。
この中での白眉と言えばステップ3の「脱出ゲーム」で、まさかオンラインとはいえリアル脱出ゲーム中に脱出ゲームをプレイさせられる とは思わず、しかもこの脱出ゲームのデザインが2000年代前半のクオリティで面白&ノスタルジックな気持ちになりましたよ。
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BGMはSCRAPの公演でおなじみのアレ。最高です。


友人と2人で挑戦したこともあって、詰まることなく非常にサクサク進み制限時間を半分くらい残した状態で謎解きはいったん終了。
いくらなんでも簡単すぎじゃないかという疑問が頭をよぎりましたが、前回同様もうひと展開あるだろうと予想しているとページの案内が。

解答者待機室なる別ページへ案内されると、なんと前回のキャストだった青木さんがここで登場
てっきりエクストラ謎とかを出してくれるのかと思いきやそんなものはなく、完全にキャストと我々による部室トークが繰り広げられていました。

どれだけ企業が大きくなってもこういうところは変わらずといったところ。


そんな第2のワチャワチャタイムも終わり、物語は最終局面。
実は男が記憶喪失になったのも番組出演もすべては脳科学者の仕業であったことが判明。
彼のマッドな実験台として選ばれてしまった我々は、男が記憶喪失になる前に残しておいた記憶復元装置にアクセスし、最後の謎に挑みます。


謎を解いてラストワードを導き出すというシンプルなものですが、制限時間は20分と短く、なかなかに気が抜けない状況。

物語の最序盤で画面が一瞬ブラックアウトしたのが脳科学者の手の者の仕業であることが判明たのは結構衝撃でした
まさか自分たちの記憶も消去されていたとは…。
復元した記憶に倣ってWebサイトに合言葉を入れると秘密のページが。いよいよクライマックスです。


ここで絶対使うと思っていたのは公演前に絶対にDLして下さいとアナウンスがあったフライトレーダーというアプリ。
これまでもちょこちょこ使用していましたが、ここで使わなきゃいつ使うの?といった感じでラストのヒントに当てはめていくと、

見つかりました!当日渋谷方面を動き回っているヘリコプターが!
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しかもヘリコプターが描く軌跡は前述した記憶喪失の男が書いている絵とそっくりだったのです!ここがお金の掛どころか!


軌跡は桃の形をしておりその横にあったのはキツネとタヌキの絵。
間の文字を読むとサクセスとなり、これをラストアンサーとして後は結果を待つのみ。


この後SCRAP社長加藤さんの解説で初めて二段落ちだったことを知ったのですが、それは置いとくとして、私は無事に世界を救うことができました。
この公演では解いたスピードでランキングが作成されているのですが、私の順位は119位でした。いつもラス謎で詰まっている私にしては頑張ったんじゃないでしょうかね。

まとめ

そんな感じで遊んだ直後はかなり充実感あったんですが、やっぱり序盤の4ステップで時間を余らせるくらいならもうちょっと歯ごたえのある謎が出ても良かったのではと思いますし、フライトレコーダーのサーバーダウンで快適なゲーム運びができてない部分もあったと思います。
ポイントポイントは光っていたものの、全体を振り返ってみると意外とコンパクトなスケールに収まってしまった公演だった気がしますね。まぁコロナの影響もあるのでしょうけど。

初回というアドバンテージがあったとしても、個人的には前回の方がドキドキしていました。

ただサマフェス自体、家から出ずに何週間も祭りを楽しめたのは本当に救いで、辛いときも次の公演があるからと乗り越えられました。本当に感謝しています。

次はいつになるか分かりませんが、また大型イベントが開催されることを強く願っています。

それではまた。
コトコトと~コトコトと~♪