【謎解き感想】ときどきルールが変わる研究室からの脱出

全国150万人の”ときどきルールを破りたくなる”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在開催されているオンライン公演
『ときどきルールが変わる研究室からの脱出』に挑戦してきました! 

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【ストーリー】
今日、世界中が注目するとんでもない発明が発表される。
その発明とは「世界のルールを変えるマシン」。


有名な発明家であるあなたは、その世紀の発明のオンライン発表会に招待されたが……
画面の向こうは大パニック!

魚が宙を浮き、雨が床から天井へと降り注ぎ、壁には椅子が刺さり……
その前ではアンドロイドが慌てふためき、こちらに助けを求めてくる。

「発明品が暴走して、世界のルールがおかしくなっちゃいました!
60分もすれば、この影響は世界全体に広がってしまいます!
お願いです、世界のルールを元に戻してください!」

あなたはこのアンドロイドとともにルールを変え、世界を守ることができるのだろうか。


【プレイ方式】
タイプ :オンライン型
制限時間:60分 
人 数 :1~6人(今回は6人で挑戦)

今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
ルールを壊し、ルールを作れ!常識が逆転する新しい体験

ざっくり感想

今日も今日とてSCRAPのオンライン公演の感想です。
前回ご紹介した『封鎖された魔王城からの脱出』は、1人でも楽しめるコンテンツでしたが、この『ときどきルールが変わる研究室からの脱出』は、ぜひぜひ友人を誘って、みんなでワイワイと盛り上がるのがとにかく楽しいですよと言える公演 でございました。


公演はZOOMを使用。私たちとスタッフ以外には誰もいない、オンライン上のルーム型公演のようなスタイルで進行します。
私たちだけの60分…いつ遊んでも贅沢な体験だと思いますよ


ZOOM画面の向こうには物語の登場人物であるアンドロイドがおり、アンドロイドから送られる映像を見ながら彼に指示を出し、行動を代行してもらいます。これは以前おこなわれていた『呪い鏡の家からの脱出』と似たシステムですね。

www.rdbgjunction.com

アンドロイドは行動の代行以外にも謎解きのフォローや盛り上げ担当も担っており、かなりフランクにこちらへ話しかけてきます。
キャストとのワチャワチャを楽しみたい人にもピッタリでしょう。

私たちが参加した時のアンドロイド「木戸」さんは、色んな意味でめちゃくちゃ良いアンドロイドで最高でした。


『ときどきルールが変わる研究室からの脱出』の魅力はストーリーにもある通り、様々なルールが変更の結果を用いて困難を突破する こと。

一例としては、自分が牢屋に閉じ込められたとき、もし鉄格子がポッキーに変わったら容易に脱出が可能ですよね?ここでいうルールとは、固定観念や常識をさし、それが物理的にも影響をおよぼします
自らの常識に縛られず自由な発想で存分にアイデア出せる面白さ、 「これ変わるかなぁ…」→「変わったーーーー!」をここまで”リアル”に見せてくれるイベントや体験はなかなかないので、非常に興奮しました。


また、この公演において素晴らしかったのが物語を構成する小道具たち
世界のルールを変える発明品をはじめ、本当に様々なオモシログッズが登場し、こちらを盛り上げてくれます。それらの手作り感もまた素敵。
特にオープニングシークエンスのドタバタ感はかなりのもので、その結果部屋に起こる変化は、不思議の国のアリスの世界を彷彿とさせ一気に世界観に引き込まれましたよ。

謎の感想

ここまで書くと「じゃあなんでも出来るじゃねーか!」と思われてしまうかもしれませんが、そこはさすがのSCRAP。
きっちりとこちらの手綱を握っています。
こちらの創造性を損なわないながらもキチンとゲームは成立させるためのルール作りが徹底されているので、そこは安心して下さい。


『ときどきルールが変わる研究室からの脱出』で大切なのは発想の転換と固定観念からの脱却
全体的にヒラメキ力を求められる公演だと感じました。
あとはトライ&エラーの精神。どんな可能性も頭の中でしまっておかず、とりあえず試してみて少しずつ絞っていくのが大事だと思います。


最小1人から挑戦できますが、1人だと想像力に限界があるし苦戦するかもしれません。
人数が多ければ多いほどチャンスはあるかなといった印象です。


というのも、私たちは6人で挑戦したのですが、全員が1回ずつ閃いてスラスラ進みラストステップへ。
ラストの謎を答えようとしたときに、アンドロイド木戸さんから「このまま他の部分を色々試してもOKですし、クリアすれば歴代2位のタイムです」と驚きの発言が。
こりゃー狙うしかないと速攻でクリア。


ルーム型のようにボードはないのですが、36分24秒でクリアとなりました。これは嬉しかったー。ちなみに1位は30分台らしい。それは速すぎる。
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キービジュアルのアンドロイドちゃん可愛すぎません…?


公演終了後、さすがに時間が余りすぎたのか、スタッフおススメの「もし○○が××だったら」を色々見せてくれましたよ。
かなり細かい可能性まで用意されていて、さすがだなと感服しました。


そんな感じで、リアル脱出ゲームのジャンルではありますが、 アクションパズルゲームのような楽しさもある一風変わった謎解きでした。
ぜひ続編を作ってほしいですね。
皆さんも興味がありましたら、あなただけの「もし○○が××だったら」の世界を体感してみてください。

無職、ときどきハイボール

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