全国150万人の”いつもの謎解きの問題量に物足りなさを感じている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在下北沢ににあるヒラメカで開催されている
『謎まみれ』に挑戦してきました!
【ストーリー】
100コの答えを見つけ出せ
その部屋は、謎にまみれた部屋。
どこを見ても、謎、謎、謎・・・。
渡されたのはタブレット、突如手に入る謎のアイテム・・・。
果たしてあなたは60分以内に、いくつの謎を解き明かすことが出来るのか!?
~~~~~~~~~~
『タンブルウィード×iMY』
謎にまみれた部屋。
謎がたくさん、いや謎がいっぱい、いや謎だらけ、いやこれはまさに『謎まみれ』!
謎解きに慣れ親しんだ方を対象とした衝撃のルームです!
初心者オススメ度:★☆☆☆☆
熟練者オススメ度:★★★★★
【プレイ方式】
タイプ :ルーム型
公演時間:60分
人 数 :最大4人1チーム
今回私は謎解きに成功しました!
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
その点タンブルは凄いよな。最後まで謎たっぷりだもん
ざっくり感想
まみれ【塗れ】
〔接尾〕
名詞に付いて、全体にそのものがついているさまを表す。まぶれ。「血―」「泥―」
(広辞苑より)
これまで数多くの公演が開催されてきた謎解き界隈において、 制限時間に対して問題数の多い公演を「物量の多い公演」と表現することがあります。
それは単純に小謎が多かったり、ゲームの途中で解き直しを迫られたり。ともかく大量に問題が出てくる公演というものはいくつか存在し、私も経験がありました。
それに対し、今回私が挑戦したのは「物量」という概念をはるかに超えた、まさに『謎まみれ』と呼ぶにふさわしい"体験” だったのです。
『謎まみれ』はタンブルウィードが開催しているルーム型公演。
2021年1月24日に終了してしまうということで、遅ればせながら挑戦してきました。
会場は下北沢にあるタンブルウィードのルーム型公演だけを集めた施設ヒラメカ。
建って結構な月日が経ちますがようやく訪れることができました。
朝一回でチケットを取ったのですが、ほかの公演を含めてすべて完売。タンブルの盛況ぶりが伺えますね。
『謎まみれ』は貸し切りのみでチケットを販売。最大4名まで挑戦できますが極端な話1人でも挑戦は可能。
私たちはそこまでの猛者ではないので、普通に4人で挑戦しました。
というか、むしろこの公演の衝撃は誰かと分かち合った方が絶対に良いので、お誘いあわせの上参加することをおススメします。
受付をすませいざ謎たちが待ち受ける部屋へ。
ルーム型公演の楽しいところは、まさに部屋に入る瞬間だったりするわけですが、特に今回は目の前に広がる光景にガツンとやられました。
これは完全にまみれています。酔うほどに謎、謎、謎…
加えてタンブルの十八番である、技術力を結集したデバイスも登場。
公演スタイルの特異性も手伝って、非常にフレッシュな使われ方をしていました。
また、会場で流れているBGMも素敵。
ゲームの進捗状況に合わせて少しずつ音楽が変わっていくのですが、ちょっとEテレ風というか、近代美術館の企画展で流れてそうな音楽でなかなかに耳に残る。
作業用BGMとしてぜひ使わせてほしい。
謎の感想
上の方にも書きましたが、このゲームは100個の謎解の答えを探すのが目的で、ストーリー展開とかは特になし。
問われるのはどれだけの謎を解き明かせるのかのみ。というある種スポーツにも似たストロングスタイルが特徴。
これだけ書くと、大量の小謎の用紙を手にただ黙々と解くだけ…というイメージを持たれそうですし、実際私も参加する前はそう思っていたんですが、天下のタンブル、そうは問屋が卸しません。
むしろ、ゲームが進むことで可能性が広がっていき、より複合的な視点で謎に向き合うことを求められます 。
この可能性の部分が非常によくできておりまして、当初はどのようにすればいいのか上手く見出すことができなかったんですが、その仕組みを理解できると一気に応用まで進める感じはとても爽快。
この気持ちは同じタンブルウィードの『TableT』を彷彿させますね。
そんなこんなでゲームを進めていき、時間いっぱい謎にどっぷりと浸かることができました。
結果はスコアが72%、タイムは42分台。「両方をこのレベルでこなすチームはあまりいません!」とスタッフさんに褒められました。
ちなみに当日見た最高スコアが96%だったんですけど、プレイした側からすると正気の沙汰とは思えません。そんなのもう作った本人じゃないですか。えっ?違うんですか?
公演終了のアナウンスが出て、ようやく参加した『謎まみれ』でしたが、早く経験しなかった自分を殴りたいくらい楽しい公演でした。
スポーツで汗を流した後のような、なんとも言えない高揚感があります。
ただ事前アナウンスにある通り、謎解きというコンテンツ初心者にはあまりおススメできないのも事実。
肉離れを起こすかもしれないので、ほかの公演で鍛えてから遊びましょう。
惜しくも来月で終了ですが、すでに 謎まみれ2の告知もされているので、またこのような体験ができることを本当に嬉しく思います。
まだ謎まみれに参加されていない方はぜひ挑戦してみてください。決して損はさせません。