全国150万人の”正夢に人生をかけている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在ドラマチックルームで開催されている
『まほろば』に挑戦してきました!
【ストーリー】
誰もが知っている様々な偉業を成した人物たち
そんな偉人たちにも成し遂げられなかった夢がある
そんな偉人たちが見た夢の世界を
体験することができる装置が開発された
その装置を使い、眠りにつくことで
《偉人が見た夢の世界》を、誰もが一緒に
体験することができるようになった
しかし装置のシステムにエラーが生じてしまった!
このままでは《偉人が見た夢の世界》が崩壊して
夢から目覚めることができなくなってしまう!
装置に生じたエラーを取り除き
《偉人が見た夢の世界》から脱出しろ!
【プレイ方式】
タイプ :ホール型
公演時間:60分
人 数 :5人1チーム
今回私は謎解きに成功しました!
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
久しぶりのよだかのレコードは、かなり進化していた!
ざっくり感想
今日も今日とて謎解きの感想です。
今回挑戦したのはよだかのレコードの『まほろば』。
よだかの公演に参加するのがなんだか久しぶりな気がするな~と思っていたら、周遊謎を除いた直近で遊んだ公演が、5月に遊んだテレ公演『オルケストラ・マキナの動かない巨人』。
会場で遊んだのはなんと2月の『異世界転生からの脱出』ぶりということで、なんと10か月もの期間が空いてしまいました。
どこかでは行きたいな~と思っていたんですが、告知される再演はもうすでに遊んでいたり、後は普通にタイミングが合わなかったりして機を逃すこと幾星霜。
そんな中告知されたのがこの『まほろば』でした。
Twitterで情報を見た時、キービジュアルにとても惹きつけられました ね。
水彩画のような淡いタッチで色が重なり合って凄く幻想的。
イントロダクションを見なくてもこれなら信頼できる。とチケットをポチりました。
会場はメチャクチャ久しぶりのドラマチックルーム。
いつも公演のイメージを載せているウェルカムボード、よだか史上類を見ないほどシンプル。
今回のテーマは夢。
劇中で登場する装置を使い、プレイヤーは様々な偉人たちが成し遂げられなかったIFを体験していきます。
その設定において、制作者が頭を悩ますのは「夢を視覚的にどう表現するか」だと思うんですよ。
その意味では、今回よだかのレコードが選択した方法はとても素晴らしい と感じましたね。
偉人たちのストーリーを表現しつつ謎解きによる介入を許容できるシステム。たくさんの選択肢を前にして、プレイヤーはああでもない、こうでもないと議論に花を咲かせます。
この時間がまー楽しい。アナログのギミック作りに定評のあるよだかのレコードのノウハウが遺憾なく発揮されています。
また、今回はアナログのギミックだけでなく、デジタル系のギミックも盛りだくさん。
これによってある意味煩雑になってしまっていた部分がだいぶスッキリしたんではないでしょうか。
初演日にはいろいろトラブルがあったようですが、私が挑戦した時点では、一部オペレーションに不備があったものの、かなり改善していました。
思えばよだかのレコードのは早々にオンライン公演にも着手していましたし、時代の変化に対応する意欲はとても感じていました。
その意欲と技術力が結実したのが、まほろばなのかと思います。少し上から目線ですが、 団体としてワンランクレベルアップしてる。そんな気持ちです。
謎の感想
物量に関してはいつものよだかのレコードよりかは抑えめ。
小謎はサクサク。その分ストーリーに付随する謎を厚くし、物語性を深めています。
最初にシステムを説明された際は正直とっつきにくい印象を受けましたが、チュートリアルを実際に遊ばせてくれるので、理解が深まりましたね。
終盤にかけての謎は、一見すると打つ手なしのような状態になるのですが、伏線が序盤からきっちり張られており、その違和感に気づけるかどうかが勝負の分かれ目 。
私たちの場合、実際その違和感に気づいたのが終了10分前。その後手掛かりを発見した時には既にタイムアップまで秒読み段階。
なんとか答えをひねり出したものの、そこでハプニングが発生してスタッフさん含めて大混乱(念のためですが運営側に落ち度はないです)。でも気を取り直して最終回答をだし、なんとかクリアすることができました。
その時後ろにいたスタッフさんが頷いてくれたのがなんともほっこりしましたよ。
私たちの回は5チームが参加して3チーム成功。恐らく平均的な脱出率ではないでしょうか。
ご無沙汰だったよだかのレコードですが、やっぱり会場でやる公演は楽しいですね。
次はどこぞの村でとある任務を遂行する予定が決まっているので、そこでまた相まみえようと思います。
それではまた。