全国の150万人の"無免許医"の皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は、よだかのレコードで開催されていた
『ブラック・ジャック×ドラマチック謎解きゲーム 脱走者緊急手術』の感想です！
【ストーリー】
ある夜 空から降ってきた重症の男
男は新人医師であるアナタのかつての友人だった
男はある製薬会社が重大なミスを隠蔽していることに気づき
それを暴き出そうとしていたが 見つかって始末されそうになり
脱走してきたようだ 病院をたらいまわしにされ
このままでは男は助からない
アナタは天才的な外科手術の腕を持つ無免許医
ブラックジャックの噂を思い出した
アナタは急ぎブラックジャックを訪ねることにした
【プレイ方式】
タイプ ：ホール型
プレイ時間：解説含めて120分
人 数 ：5人1チーム
今回私は謎解きに失敗しました！
≪一言≫
ブラックジャックの助手はピノコさんに任せます！
ざっくり感想
『ブラック・ジャック×ドラマチック謎解きゲーム 脱走者緊急手術』再演おめでとうございます！
基本的に版権コラボものって契約の関係で再演が難しいと思っていましたが、その中でもまさか手塚作品がリバイバルするとは驚き。
と思ったら、なんと 手塚プロとの新たなコラボレーション謎制作決定を記念しての再演だとか。凄すぎる…
私は2017年の9月、初回公演時に参加させてもらったのですが、とても面白い公演だった記憶がしっかりと脳に刻み込まれている ので、せっかくなのでブログに残しておこうと思います。
※以下の感想は、2017年初回公演時の感想となります。
ブラックジャックと言えば、小学校の頃、学校の図書館にあった数少ない漫画(+はだしのゲン)であり、私が中学・高校ぐらいの時に放映されていたテレビアニメが大ヒットしており、結構馴染みのあるお人。
むしろその後のシリーズ展開を考えると、我々が最後のブラックジャック世代なのでは？と思ったりもしています。
それゆえに、コラボレーションが発表された時には、驚きともに、「私がやらなきゃ誰がやる」の精神で直ぐにチケットを購入した記憶があります。
会場前ではおなじみの看板がお出迎え。
シルエットで分かるBJの麗しいお姿
こちらは医師とはいえ、まだまだ新人・・・ピノコのようにブラックジャックとの阿吽の呼吸ができるのか心配です・・・
ゲームが始まるまでの間、ブラックジャックからのメッセージが流れるのですが、なんとアニメで声を当てていた大塚明夫氏の撮りおろしボイスなのです！
また、会場で流れているBGMはアニメ版ブラックジャックのOP・EDが流れているなど、ファンにはクスッと来る小ネタが満載。
小ネタといえば、劇中では物語を進めてくうちに登場人物がどんどん増えていくのですが、ほかの漫画だとオリジナルキャラクターだったり、既存のキャラクターが名前を変えて登場させたりすると多少なり違和感があるのですが、今回ばかりは手塚先生の『スターシステム』のおかげで全く違和感がなく、むしろ「あぁ～このキャラいたな～」と思ったり。
本編では超重要キャラなのに、謎解きでは超チョイ役だったりと楽しませてくれます
ヒョウタンツギもモチロン登場！(それからどうしたとは言わなかった)
謎の感想
謎解き自体はそこまで難しいものは少なく、物量も多くはなかったのですが、手元で参照しなければならないアイテム類が多く、整理に苦戦しました(さすが医療系、データが命です)
またこの公演で驚くべきは小道具のギミックですね。本当にひと手間、ふた手間かかっています。最近私がプレイした公演の中でもダントツでセンスオブワンダーでした！
ルーム型と違い、テーブルでほとんどの作業をしなければならいという制約の中で、これは本当に考えられていると思いました。ぜひほかの公演でも実践してほしいです。 ラストの大謎ではモチロン詳しくは言いませんが、ブラックジャックの世界にドップリと肩まで浸かれるストーリーが用意されていてワクワク しましね～。
しかし内容は結構壮絶で、クリア迄あと一歩。正直このブログを書いている2020年でもクリアできるか自信がありません。
ともあれ世界観が素晴らしく、また内容もとてもわくわくさせてくれる公演で大満足でした。次回公演も楽しみです！
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