【謎解き 感想】FIREWORKSHOP

全国150万人の”火を起こすときは着火剤をふんだんに使う”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在ビジョンセンター永田町で開催されている
『FIREWORKSHOP』に挑戦してきました! 

【ストーリー】
五月祭の思い出に皆で花火を作りませんか?」
今年の五月祭では、『FIREWORKSHOP』という花火作り体験会が開催されるようだ。
企画は、東京大学花火打ち上げ集団HanotherVision。
告知の貼り紙を見たあなたたちは、胸躍らせながらそのイベントへと足を向けた。


【プレイ方式】
タイプ:ホール型
制限時間:50分
人 数 :最大4人1チーム

個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

≪一言≫
五月祭の公演が早くも再演。本格的(?)な花火作りが楽しめます。

ざっくり感想

東京大学を中心とした学生で構成された謎解き制作団体AnotherVision。
彼らのお膝元である東京大学五月祭で開催された公演の再演に参加しました。


今回のテーマはズバリ花火
花火作りの楽しさを広げる
東京大学花火打ち上げ集団HanotherVision(架空)
彼らの指導の下開かれたワークショップで、驚きの展開が待ち受けます。


そんなテイストで始まる作品なのですが、まず言及したいのが
タイトルの付け方
花火を表す「fireworks」と、体験する講座である「workshop」をかけ合わせた
シンプルかつ無駄のない、それでいて口に出したくなる見事なタイトル**だと思いますね。

しかも実際に体験できるワークショップとしての性質が謎解き公演としてぴったりだという…このパターンがあったのかと思わず膝を打ちました。


会場は貸会議室であるビジョンセンター永田町。
過去にも数多くのアナビ公演を受け入れてきた、まさに聖地といったところ。
むしろアナビの公演以外で来たことのある人のほうが少なそう。


また、今回の公演ではHanotherVisionというパロディ団体が登場。
彼らの実績を見るとおよそ大学生とは思えないほどのプロ集団だったりするのですが、それそれ個性の強いキャラクターがついており親しみやすい学生さん達というノリでしたね。

ある種これまでのストーリーではいなかった等身大の彼らを見れたような気がします。

謎の感想

タイトルの通り花火をモチーフとした謎解きが数多く出るのですが、個人的に一番好きだったのは最序盤の謎
過去のアナビ公演を彷彿とさせる小謎の使い方がまた体験できたのはうれしかったですし、それに加えて次のキーワードを見つけるための手掛かりが非常に美しい

のちに解説の方も言っていましたが、とても力の入ったパートだと思いました。


また、ストーリーにもある花火作りパートもぬかりなく、制作の過程を謎解きとして表現するための方法は素晴らしかったですし、そこでの発想の飛躍は結構好き。
家に帰って本当の花火の作り方を見つつ、工程を見比べてみるのも楽しそう。

制限時間は50分と普段の公演よりも少し短いものの、それによってバタバタすることもなくじっくりと物語が楽しめました。


ラストはいつも通り結構ピンチな状況でしたが、ほぼほぼ詰まらず成功まで突っ走ることができました!嬉しい!


挑戦した回の成功は11/12チーム。かなりの好成績。

おわりに

以上『FIREWORKSHOP』の感想でした。
夏を先取りした良い公演でしたね!EDの解説とストーリーの複合技もこの公演にはあっていた気がします。

新作持ち帰りのノバリスと失踪少女、最初は買う気なかったんですが「現地に行けない周遊謎」という言葉を聞いてBOOTHで買いました。届くのが楽しみです。

ノバリスと失踪少女 - AnotherVision - BOOTH


それではまた。