全国の150万人の"ホワイトチョコレート派"の皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。
いよいよ近づいてきましたね。バレンタイン。
皆さまはバレンタインはどう過ごされるのでしょうか。
恋人と甘いひとときを過ごす方や、「おれはその日だってダイスを振っているぜ!ヽ(`Д´)ノデュワッ!」なんて硬派な方もいらっしゃるかもしれません。
バレンタインデーは大切な人にチョコレートを送る日ですが、 意外とボードゲーム業界でも、チョコレートを題材やタイトルにしたものってあったりしますよね。
様々なシチュエーションをこじつけとヒラメキでくぐり抜ける『キャット&チョコレート』や
3種類のチョコレートの描かれたタイルを置いていき、いかに自分の担当のチョコレートを長く繋げられるかが勝負の『ショコリー』などがありますね。
そんなチョコレートにちなんだ中でも、今回は『チョコレートシーフ』というゲームを紹介したいと思います。
【プレイ環境】
人数:2人
時間:5分
年齢:8歳以上
≪一言≫
未練がましい2人の人間がチョコを奪い合う、お手軽バッティングゲーム
ざっくりプレイ方法
1. プレイヤーは、未練カードを1組を手札とする
2.チョコレートカードをよく混ぜ、表向きに一列に並べる
3. 各プレイヤーは互いの手札から1枚を選択し伏せる
4.伏せたカードを公開し、数字の大きなプレイヤーがチョコレートカードを獲得
5.上記の流れを1ラウンドとし、場のチョコレートカードがなくなるまで繰り返す
6.チョコレートカードの得点と良心ポイントを計算し、9点に近い方が勝利
彼女のチョコは俺のものだ!
2人専用のゲームで、基本的にはバッティングカードゲームに当てはまると思うのですが、テーマがなんか重い! お互いが元カレって・・・
彼女が元カノのトモミ。
可愛い感じと女性のしたたかさを感じますね(;゚д゚)ゴクリ…
プレイヤーは手札カードを受け取り、場には得点となるチョコレートカードを並べます。チョコレートカードは5枚あり、1枚1ラウンドと数え、5ラウンド分勝負します。
プレイヤーはお互いの手札から、一枚選び自分の前に伏せてセット。2人とも伏せたら一斉に公開し、基本的には数字の大きいプレイヤーが勝利となり、そのラウンドのチョコレートカードを獲得。この流れを5回繰り返しながら、場札のチョコレートカードを奪い合います。
プレイヤーカードは『未練カード』といい、トモミに対する未練を象徴するかのように、背景には嫉妬の炎が描かれています。下段に書かれている『良心』ポイントが、後述する得点計算で重要になってきます。 裏側に書かれているモノトーンのトモミが印象的です。
ラウンドで奪い合うチョコレートカード。
おそらくトモミの手作りなのでしょう。点数が高くなるにつれて、作るのに手間と時間がかかるような感じがします。 5ラウンド終了すると、チョコレートカードの得点を合計するのですが、その点数から未練カードに書かれている良心のポイントを差し引いたものが最終得点。最終得点が多い方が勝利となります。
ところが、 最終結果の値が9以上になると、チョコレートを食べすぎたことによる食あたりになってしまいバースト!腹を壊して敗北します。
ちなみに、最終得点が同じ場合はどうなるかというと、トモミの今カレが勝利します。
そう、トモミの今カレが勝利します。 キミ彼氏いたんかい!!!
しかもこの彼氏は、最終ラウンドでプレイヤーが獲得できなかったチョコレートを総取り!未練がましいわれわれをしり目に、悠々とチョコを食しているようです。
また、胃が鉄でできているらしく、総取りしたチョコレートカードの合計点数が9を超えても食あたりを起こしません! これが今カレの余裕やで(;・`д・́)ゴクリ...
プレイしてみて
ルールはこんなにもシンプルですが、実際にやってみるとバッティングカードゲームらしく、相手のだしてくるカードを予想しながらプレイするのが楽しい。5が2枚あったり、最強である6に勝てるカードが2枚あったりと、意外と戦略性が高いですね。
加えて、最終的に得点を9未満に抑えなくてはならないので、調子に乗ってラウンドを制し続けるとすぐにバーストしてしまいます。
そこで仕組みを逆手にとり、相手に高得点のチョコレートカードを押し付けて、バーストさせるのも作戦の一つとなってきます。序盤で劣勢になってしまったら、思い切って方針を変えてみるのも1つの手かもしれません。
そんな感じで、手軽にプレイが可能ながら、1ラウンドごとに手に汗握る展開になること間違いなし のこのチョコレートシーフ。 お互いチョコレートを持ち寄って、本当にチョコレートを賭けながら勝負するのも面白そうですね。その際は食あたりに気を付けて!m9っ`Д´)ビシィ!
チョコレートはいつでも大歓迎な鈴村がお送りしました。
それではさようなら。