全国の”なにかに触りたい欲求を抑えられない”皆さま、いかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在東京ミステリーサーカスで開催されている企画展
『さわれる謎展』に参加してきました!
【さわれる謎展とは】
今までになかった...謎を「さわる」という新体験!!!
「さわれる謎展」は、30点以上の「さわれる謎」を集めた、エンターテイメント展覧会。
そこには、溢れんばかりの「さわれる謎」たちが、あなたを待っています。
無造作に置かれたワインボトル。会場にそびえ立つ謎の壁。
・・これは一体、どんな謎なのだろう?
これまでの「謎解きゲーム」とは一味違う。
触覚でひらめきを体験する謎。
この感覚を味わっていただきたくて、展示会を企画しました。 体験型展覧会なので、お子様がいらっしゃる方も、家族で一緒に楽しく時間を過ごせるはずです。
さあ、この「謎に満ちた展覧会」で、あなたはどのような謎に出会い
いくつの「ひらめき」を感じるのでしょうか?
どうぞ心ゆくまで「さわれる謎展」をお楽しみください。
個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点
≪一言≫
さまざまなジャンルの「さわれる謎」の展示会。じっくり謎と向き合えます。
ざっくり感想
SCRAPがこの展示会を開催すると聞いたとき、素直に「さすがSCRAPだな」と思いましたね。
日頃触れている謎の起源や文化について学べる場って、製作者の方はともかく遊ぶ人の方からするとなかなかないんですよね。特に展示会って形でまとめるにはお金がかかるので、比較的資金力のあるSCRAPが開催してくれるのは、規模の大きさ的にも我が意を得たりという状態だったのです。
クオリティに関しては正直期待と不安が入り混じった状態で参加したのですが、
ちゃんと入場料+おつりがくるぐらいの価値はある良い企画でした。
会場は新宿にある東京ミステリーサーカスの地下1階大ホール。
受付を済ませると、画板のような、首にかけて使用するボードをもらい入場。
説明のお姉さんに「禁止マークが描かれていない場所は撮影OKなので、じゃんじゃん撮ってバンバンSNSへアップしてください」といわれたので、バシバシ撮りまくりました。
会場は大ホールなだけあって広く、U字型に組まれた順路にさまざまなタイプの謎が展示してある光景はなかなか壮観。
さわれる謎展はフロア内を1~9のエリアで分けており、古今東西さまざまなジャンルのパズルを体系的にまとめて展示してあります。
1つのエリアにつき1~4つぐらいの謎やパズルが展示してあります。これだけ見ると少ないと感じる人もいるでしょうが、ひとつひとつの問題は結構歯ごたえがありますので、すぐに観終わってしまったと後悔することは無いと思います。
全ての問題に難易度と参考クリアタイムが設定。
★2ぐらいからすでに難しい…。
もちろんさわれる謎展なので、ほぼすべての問題を実際にパーツや道具を触りながら解くことが可能です。
必要なものは袋で小分けされており数も十分なので、待ち時間が多いってことはないかも。ぶっちゃけアナグラムとかは頭の中で解くこともできますし。
広い会場ならではの「巨大パズル」もきちんと用意されています。
こちらは巨大なハノイの塔。
古来より存在する有名なパズルですが、この大きさでプレイするとなんだかグッときますね。
有名なマッチ棒パズルも巨大で登場。
2人以上だったら実際に自分がマッチになった形で撮影ができます。残念ながら私はぼっちだったので、カップルがワイワイ写真を撮っているのをまんじりともせず眺めておりました。
個人的に一番良かったパズルは、『7.サムロイド&デュードニー』というブースにあった『トリック・ドンキー』
こちらもパズル界では名作中の名作としてクラシック化されているようですが、お恥ずかしい話鈴村は全く知らなかったので、結構苦戦しましたし、なんならヒントも見ちゃいました。答えが分かった瞬間に「やられたッ(;´Д`)」って気持ちになりました。
もう開催してだいぶたっているからかもしれませんが、平日の夜がとってもすいていておススメです。
私は平日の19:30に入場したのですが、同時に入った人は4人。30分ごとに新たに入場する人もまばらでとても快適に過ごす事が出来ました。
価格については通常チケットとさまざまな特典が付いたVIPチケットがあり、VIPチケットは滞在時間が無制限(通常は2時間制)になりゆっくり解けてお得とのことでしたが、謎の難易度と込み具合から考えると、通常チケットで普通に回れるかなというのが正直な感想。
普通の美術館みたいに音声案内とかがあったらまた違っていたかもしれませんね。
ちなみに会場にもちょっとした謎解きがあって、それをクリアすると証明書がもらえます。
オマケ要素程度なので、結構簡単。
展示会の最後には、『自分で謎を作れる』ブースがあり、アルファベット26分割謎が楽しめます。
せっかくなので、ブースで作りました。
分かった方はこっそり教えてくださいね。
そんなこんなで1時間30分ぐらいかけてたっぷり楽しめました。
たまにはこんな体験もいいんじゃないでしょうか。
個人的には掲載されていたコラムが結構楽しかったので、そっち方面で1冊本が出ないかなぁなんて思っています。
- 作者: H.E.デュードニー,Henry Ernest Dudeney,伴田良輔
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/03/10
- メディア: 文庫
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デュートニーの著書。これを買えば少しは謎が解けるようになるだろうか。