皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は先日までよだかのレコードで開催されていた
『ドラマチック謎解きゲーム11 偽造王-フェイクキング-』に参加してきました!
【ストーリー】
この世で最も栄えた王の一族・アレクサンドリア家。
長くに渡りアレクサンドリア家に引き継がれていた王冠(クラウン)がある。
「王冠を手にした者は、世界の王になれる」
そう言い伝えられている王冠は今、
世界最大級の銀行の秘密金庫の中に眠っている。
あなた達は王冠を狙う盗賊。
しかし、ただの盗賊ではない。
高い能力でありとあらゆる物を偽造をして宝を奪う、偽造王(フェイクキング)。
銀行に仕掛けられた全ての謎を解き明かし、王冠を手に入れろ!
【プレイ方式】
タイプ :ホール型
制限時間:60分
人 数 :5人1チーム
今回私は謎解きに成功しました!
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
GIANT KILLING
ざっくり感想
今回挑戦した『偽造王-フェイクキング-』は、過去行われていた公演のリバイバル公演となります。初演は2016年なので、この3年間で謎解きの世界にハマった人たちをターゲットにしたのでしょう。
フェイクキングに挑戦する前の印象としては超絶高難易度であること。
SNSやブログで感想を検索してもまぁ~全然クリアした報告が上がっていない。歴戦の猛者たちが死屍累々の様相を呈しています。
周りのプレイ済みの友人に聞いても失敗している人が多かったです。
あまつさえ今回挑戦する旨を伝えると、「胸を借りるつもりで頑張るといいよ。」なんて最初から成功を期待されていない始末。
そんな友人の鼻を明かしたいと思いつつも、若干の不安を胸に混じらせながら会場へ向かったのでした。
会場へ到着し、2人で席に着く我々。
いつもは友達を固めてチームを組むことが多い私ですが、今回は最近私が謎解き沼にハメた友人1人を連れての挑戦。
次いで2人組の方が席に着き、軽く挨拶をしながら残りの1人を待ちます。なにせこのゲームは5人で1チームですからね。
ですが待てど暮らせど残りの1人は我々のテーブルにに現れず、ついには会場が暗転してゲームが始まってしまったのです。
なんと、この高難易度の公演に4人で挑戦しなければならなくなってしまいました。しかも前説中に伝えられる「成功率13%」という言葉。正直終わったと思いましたね。
しかしこの4人のチームワークが完ぺきというか、互いの強みががっちりと噛み合った結果、なんとか滑り込みで脱出成功!久しぶりに声を上げで喜びました。
前述した「胸を借りるつもりで頑張るといいよ。」と言っていた友人に成功したよと報告すると、「やっちまったな」という返事が。なぜ…
謎の感想
とにかく物量が多い! この一言に尽きます。
謎解きの量が多いのはもちろん、物理的な作業が多いのです。成功率が低いのは、その両方を完璧にこなすのに60分という時間があまりにも足りないからでしょう。また、作業が煩雑になりがちで、テーブルの上は小道具や資料でいっぱいになってしまう事も。整理整頓力が試されます。
整理整頓をするために各テーブルに1つ整頓BOX(ゴミ箱)が配られるのですが、幸か不幸か来なかった人の椅子の上にBOXを置くことで、物の出し入れが便利になり効率的に謎が解けました。普通にプレイする場合は、整理親方を一人作ってBOXを抱え込む形が良いかもしれません。
物語のテーマである『偽造』もなかなか無い着眼点で非常に楽しかったです。自分の目的のためにありとあらゆるものを偽造し、困難を切り開いていく様はヒロイックでカッコ良い。偽造してでき上がった品物のクオリティがどんなにメチャクチャでも、騙されてしまうこの世界の住人達のセキュリティ観がちょっと心配ですが。
今回のリバイバル公演はもう少しで終了してしまうようですが、この作品はぜひいろんな人にプレイしてほしい。
この気持ちは偽造じゃないぜ!:y=-( ゚д゚)・∵;; ターン