全国の150万人の"トラックにひかれた経験のある"皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在ドラマチックホールで開催されている
『異世界転生からの脱出』に挑戦してきました！
【ストーリー】
目覚めると、あなたは深い森の中にいた。
立ち上がり森を抜けると、 中世のような街並みが広がっている。 ここは映画や小説でみた事があるようなファンタジーの世界だった。
あなたが街を歩くと、 たくさんの人があなたを「勇者様」と慕ってくる。
どこからか声がきこえてきた。
『ここはあなたが住んでいた世界とは異なる世界。 この異世界でのあなたは、魔王を倒す勇敢なる戦士。あなたの知恵の力で、どうか、 この世界を平和へと導いてください』
【プレイ方式】
タイプ ：ホール型
公演時間：約160分前後
人 数 ：5人1チーム
今回私は謎解きに成功しました！
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
今日のラベリング 「平和のために異世界を渡り歩いた勇者たち」
ざっくり感想
先日 7日間で世界を救う冒険に失敗し、ドラゴンに焼き殺された私たち。
失意の中目が覚めると、別のファンタジー世界へ迷い込んでいて…？と、無理やりなストーリーを作りながら挑戦したのが、今回の『異世界転生からの脱出』です。
こちらも過去の公演の再演となっておりまして、2019年の9月に大阪で開催された公演が、東京でも楽しめるようになりました。
私は事前情報を集めない主義なので知らなかったのですが、大阪での公演の時は、会場運営面で混乱があったらしく、結構ごたごたしていたようです。
当時私は現場にいないので比較はできませんが、 今回挑戦した際のプレイ条件をざっくりと書いておくことにします。
・脱出の制限時間は約160分(平均クリア時間は120分とスタッフさん談)
・会場はドラマチックホール内
・同時プレイ人数は25人(5チーム)程
・同時にゲームスタートし、成功したチームから退出していく
・別室に入るチェックポイントがあるが、待機時間はほぼなし
という感じ。
東京では同時参加人数が縮小したことで、だいぶスタッフさんの動きがスムーズになり、全くストレスを感じずにプレイできましたよ。
また、これは当時にあったのかは分かりませんが、劇中で登場するとあるアイテムの登場で、ストーリーが進むと同時にテーブル上の片付けも進む状況ができ、プレイヤーもスタッフもWIN-WINな関係に。個人的にこの「いつの間にか手伝わされている感」が好きなので、もっとはやって欲しいなと思っています。
よだかのレコードは公演にあまりデジタルデバイス系を持ち込まない団体ではありますが、 こと『異世界転生からの脱出』においては、超アナログな公演と言っても過言ではないでしょう。
いつの間にやら各テーブルには紙芝居のおじさんが大量に発生していましたし、チェックポイントでは、テレビ朝日の『激レアさんを連れてきた』さながらの演出がなされます。最初は面くらいましたが、一度それ理解してしまうと、もはやその演出以外では成立しないのでは？感じさせてくれるくらい楽しかったです。
いつもより大ボリュームな公演が故に、「途中トイレ退出推奨」「一息入れるために水分補給推奨」がアナウンスされるなど、普段の謎解きとは少し違う様相も新鮮でした。
謎の感想
出題される謎はいつも通り圧倒的な物量ではありますが、1問1問の難易度はさほど高くなく、RPGの雑魚戦のようにバッサバッサと解き伏せることができ、気分爽快。
加えて、 公演全体の流れがゲームブックのようになっており、解き進めていくたびに世界観が拡張され、「転生」というキーワードにピッタリな展開が目の前で繰り広げられます。
一部謎ではメンバー全員が頭上にはてなマークを浮かべる場面もあったものの、すかさずスタッフの人がフォローしてくれて、大変助かりました。「解き方はあっているのに、なぜ？」ってのは一番モヤモヤする部分ですからね。
ラス謎はこれまでの世界観を踏襲しながらも、より「リアルRPG」な展開となりましたが、心強いメンバーのおかげで無事に世界に平穏をもたらすことができました。
プレイ時間は約120分と、大体平均的なプレイ時間でしたね。聞いたところによると、東京での最短クリア時間は75分らしく、プレイ中に75分が過ぎた時には「もうクリアしてるの…？」と冷や汗が出ましたよ。
そんな感じで無事にファンタジー世界系脱出のリベンジができたので、とても満足ですし、2時間を超える屋内公演はなかなかないので、良い経験になりました。これで私自身の謎解きレベルがアップしていることを祈ります！
興味のある方ぜひ挑戦してみてください。 流れ解散が故にいつもと勝手が違う司会進行にも注目だ！
