【脱出感想】サイレントキューブからの脱出

皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在アジトオブスクラップ横浜で開催されている
『サイレントキューブからの脱出』に挑戦してきました!

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【ストーリー】
目が覚めるとあなたは見知らぬ部屋に閉じ込められていた。
あたりを見渡すと不可思議なものがいろいろおいてある。
ガラスの向こう側の部屋で気配がする。どうやら少女がいるようだ。
彼女もあなたに気づき、ガラスを叩いて何かを言っている。
しかし、彼女の言葉はあなたには届かない。
ここは音のない部屋なのだ。
そして、謎が解けないと、一時間後に彼女は不思議な力で消えてしまうらしい。
どうすれば彼女を救えるのか?
そして、脱出の方法は?
さああなたは、彼女と協力してこのサイレントキューブから脱出することができるだろうか?


REGAME リアル脱出ゲームオンライン Vol.2「サイレントキューブからの脱出」


【プレイ方式】
タイプ :ホール型
制限時間:60分
人 数 :3人1チーム

今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★☆☆☆☆ 6/10点 

≪一言≫
SCRAPが改めて「脱出ゲーム」を作るとこうなる

ざっくり感想

今でこそ脱出ゲームと言えば、会場に行って閉じ込められたり、テーブルを囲んで紙の問題を解いたりするのがいわゆる脱出・謎解きと認知されていますが、ほんのチョット前はPCでFlashを使った脱出ゲームがメインだったわけですよ。
私も一番最初に脱出ゲームをプレイしたのは学生時代で、Neutralというサイトでした。
neutralx0.net
あの時はよもや「リアル脱出ゲーム」なんてコンテンツが出来て、自分がこんなにプレイしてるなんて想像もつかなかったなぁ…時は流れるものです。

そんな時代を感じるお話はさておき、今回挑戦した『サイレントキューブからの脱出』。こちらはリバイバル公演になるのですが、初演はなんと2012年!しかも会場で行うのではなく、自宅のPCを使ってプレイするタイプの様でした。「リアル脱出ゲームオンライン」というジャンルらしい。なんという本末転倒感

会場は横浜中華街にある「アジトオブスクラップ横浜」
開催期間が短い関係もあって、昔の公演ながら当日完売だった模様。
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入場すると各テーブルにモニターがズラリ。これはなかなか異様な光景。
OPは会場のスクリーンで見るのですが、それ以外の演出は各々のモニターで見ることになります。その時にタイミングを合わせる為に、皆でカウントダウン!ココが一番全員が心を一つにした瞬間でしょう。

プレイ画面はまさしく昔あった「脱出ゲーム」。クリックで視点移動したり、物を調べたり、なんだか懐かしい気持ちになりました。 しかしSCRAPの脱出ゲームはプレイヤーだけでは脱出できません。目の前にいる女の子とコミュニケーションを取りながら脱出を図ります。
コチラが「○○を調べて」と伝えると調べてくれたり、関係ないことを言うと首をかしげながら頭を横に振ったりして、実写ならではのリアリティを感じながらのプレイは新鮮でした。

そしてもう一つ新鮮だったのは、モニターの横にゲームの進捗状況がライブで出ていること ですね。課題をクリアするとピラミッド状の図形の上の方に上がっていくシステムで「自分が今全体でどの程度進んでいるか」が分かるようになっています 。これが実績解除をしているようでモチベーション維持に貢献していました。

また、他のチームの進捗状況もわかるようになっており、普段の謎解きにはない競争要素があって、他のチームに負けたくないという気持ちが沸き上がってきます。

謎の感想

謎に関していえば、やはり昔の公演なので難易度は低め。
当日は9チーム挑戦して6チームが成功していました。「昔は成功率30%だったので、ここ数年で皆さんのレベルが上がったのが良くわかる」とは司会者の弁。
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成功率ボード。皆さんの経験値上がってますね。
私たちもおおよそ30分ぐらいでクリアしてしまい、残り時間は女の子とどのようなコミュニケーションがとれるかと試行錯誤しててもはや大喜利状態に。

脱出成功後はあっさり目のエンディング映像を見て終了。そういえば昔の映像はサクッと終わっていたねと過去の様々な公演に思いをはせておりましたよ。

そんなこんなで、最近の公演とはちょっと変わったアプローチの『サイレントキューブからの脱出』。最近リアル脱出ゲームに触れた方は、昔のSCRAPがどういう公演を行っていたか知るのもいいのではないでしょうか。

1月下旬には終了してしまうので、気になる人はダッシュだ‼