皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は、現在ビジョンセンター浜松町で開催されているAnotherVisionNova公演第一弾
『近未来研究所Aether-アイテール-』に挑戦してきました!
【ストーリー】
「私の最後の研究・転送装置の稼働実験をしてほしい」
ある日、若手研究員であるあなたたちの元に、師匠である赤鹿教授から連絡が届いた。
“転送装置”、それは様々なものを瞬時に送ることができる、夢のような装置である。 そんな今まで誰も実現できなかったものを、赤鹿教授は実現させたというのだ。
期待に胸を膨らませながら、教授の研究所・アイテール研究所に足を運んだあなたたち。 そこには確かに、転送装置とおぼしき装置が置かれていた。
実験を開始したあなたたちは、決して忘れることはできないだろう。 後にあなたたちの運命を握ることとなる、研究所内に響いたその音を———
【プレイ方式】
タイプ :ホール型
制限時間:60分
人 数 :4人1チーム
今回私は謎解きに成功しました!
個人的満足度★★★★★★★★★☆ 9/10点
<一言>
AnotherVisionから生み出された「新しい」レーベル。爆発力はまさにsuperNova!!!
ざっくり感想
10月にAnotherVisionの公演『ジェムラプトル ~2つの王国の物語~』 に参加しており相変わらずのクオリティの高さに舌を巻いていたのですが、
そんなこちらの舌の根も乾かぬうちに発表されたのが、団体内の新しいレーベル AnotherVisionNova
【🎉新レーベル誕生🎉】
— AnotherVision公式アカウント (@Another_Vision_) 2018年10月8日
このたび、当団体に新レーベル"AnotherVisionNova"が誕生しました❗️
このレーベルは、AnotherVisionの新進気鋭なメンバーたちがただ純粋に自分の作りたいものを作り発信するためのレーベルです👊
詳細は画像をご覧ください❗️#AnotherVisionNova pic.twitter.com/fBFdBye7xn
「新進気鋭のメンバー」やら「純粋に自分たちの作りたいコンテンツを作る」やら「一期一会の出会い」やら胸躍るセリフが並んでいたので、自分の中の期待値がグググと高まった中での挑戦でした。
その結果は…
私の想定したハードルの高さなんて余裕で飛び越えるほどのメチャクチャ面白い脱出ゲームがそこにはありました!
ゲームの舞台となるのは未来に存在する研究所アイテール。アイテールといえばギリシャ神話に登場する原初神で、神々の系譜の中でも最も古い位置にいる神の一人です。こけら落とし公演にぴったりの名前ですね。「これからやってやるぜ!」ι(`ロ´)ノフォォ!!という気迫が伝わってきます。
会場のビジョンセンター浜松町はいわゆる貸し会議室で、比較的狭い会場だと思うんですれけど、これにもちゃんと意味があったりして、イントロダクションの段階で驚かせてくれます。しかもその驚きもストーリーともきっちりと絡み合っていてとても素敵。
また、その設定を活かすために大量に配置されているスタッフの方々…プレイヤーと同数ぐらいいるんじゃないかと思われるスタッフの人数こそが、アイテールを支える屋台骨となっています。本当にスゴイ。
余談ですが、スタッフの人達はもちろん物語上いないことになっているので、その旨がアナウンスされるのですが、自分がポロっと「いないのか…」と呟いたときに目の前にいたスタッフがうんうんとうなずいてくれて、なんだか肩の力が抜けて良かったですヨ(´∀`)
謎について
出題される謎はAnotherVisionの公演らしく、小謎の段階からとても良質な謎が数多く出題されます。一見難易度はそれほど高くはないんですが、問題はそこではありません。
詳しくは言えませんが、とにかく付け加わっているとあるギミックによって謎度が爆上がりします!
解いている途中(´-`).。oO(尖ってるぅ~)と1人ウヒウヒしながら問題と格闘していました。
中盤以降は怒涛の展開が続き、正直私はポケ―っと周りの人たちの活躍を眺めるしかありませんでした。皆さん頭の回転が速いですね…。でもラス謎の解決方法には痺れました。
とにかく今回の公演で重要なのは 「情報の共有」です
1も2もなく、 自分の気づいたことや少しでも重要だなと思った事は伝えていった方が良いです。やるとやらないとでは、成功率が雲泥の差になること必至。イントロダクションでも口酸っぱく大切だといわれます。
スタッフどなたかは情報の共有をしないばかりに親類を亡くした経験があるのでしょうか。
私が参加した回では6チーム中3チーム中が成功でした。これを聞くとなかなかの成功率ですが、他の回だと1チームのみや2チーム成功が多かったようで、やはりアナビは侮れません。
最近メディアに取り上げられることが多くなってきたAnothervision。謎解きの間口を広げるために、ある意味万人受けする公演が多くなってきたと私は思っていました。 そんな中で打ち出された『近未来研究所Aether-アイテール-』は、私が初めてアナビの公演に挑戦して受けた、あのガツンと脳みそを揺さぶられるような衝撃を思い出させてくれるものでした。
再演のアナウンスはなかったですが、これをたった2日で終わらせてしまうのは本当にもったいない!ぜひいろんな方に体験してもらいたい公演です。
コミュ障なので直接伝えたりとかは全然できないんですが、もちろん新作も期待しています!m9`Д´)ビシィ!!