【謎解き感想】地獄の使者からの挑戦状 -心の闇からの脱出- 

全国150万人の”バーでは緊張してお酒の味が分からない”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は秋葉原の謎解き施設東京密室で開催されている
『地獄の使者からの挑戦状 -心の闇からの脱出- 』に挑戦しました!

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【ストーリー】
 バー「プリンス」の常連客であるエリックは今日もいつものように酔っ払い、
そのままバーで居眠りをしてしまった。

ふと目を覚ますと、閉店後のバーに閉じ込められていた。

なぜ閉じ込められたのか? 目の前には地獄の使者からの挑戦状があった。
果たしてエリックは無事に脱出することができるだろうか?


【プレイ方式】
タイプ :ルーム型
制限時間:50分 
人 数 :2~6人1チーム

今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
バーラウンジを舞台にしたルーム型謎。オシャレな雰囲気でわいわいできます

ざっくり感想

前回のブログでは、東京密室の大まかな説明をしていたわけですが、今回から各公演について書いていこうと思います。

www.rdbgjunction.com


最初に挑戦したのは3つの公演の内、一番難易度の低い『地獄の使者からの挑戦状』
例のごとく事前情報を全く頭に入れない私。地獄の使者と聞いて思い浮かぶのは悪魔や死神ではなく、遥か昔の時代に放送されていた東映版のスパイダーマン

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「地獄からの使者!」と名乗り口上をあげ、今日も悪の組織鉄十字団の野望を挫く、そんな気持ちで挑戦したらめちゃくちゃオシャレなバーが舞台でびっくりしました。


落ち着いた照明と様々な形のボトル。壁にはダーツボードがやレコードジャケットが飾られており、謎解きではなかなか見られないシチュエーションに非日常感を味わうことができるでしょう。


そしてその非日常感を一気に引き立てるのがバーの奥に鎮座するビリヤード台
もちろん普通にビリヤードをするためのものではありません。部屋にあるものすべてが謎に満ち、この状況を打破するカギになりえるのです。



ストーリーはタイトルの不穏さからはちょっとギャップのある感じで、恐怖やサスペンス要素は少なく、主人公であるエリックのおかれた境遇と彼の心情を追跡していく、シチュエーションの派手さとは対照的な繊細な物語だと感じました。
ラストもどこか爽やかなエンディングで、プレイして良かったなと思いましたよ。

謎の感想

難易度が唯一3つ星ということもあり、全体的にとっつきやすく、初心者にもやさしい作りになっていたと思います。
上海型の謎解きって次に何をやるべきかが分からなくなることがストレスになりがちなんですが、探索含めてストレスフリーに遊べました。


私が挑戦した時は4人でプレイしたのですが、終盤のとある展開でしばらく迷ってしまったのが仇になり、残念ながら最速クリアを逃してしまいました。スタッフの方に「途中まで最速ボードを書いていたんですよ!」と言われ事の重大さに気づきましたよ。(´・ε`・ )チェ-


個人的にはビリヤード台周りの謎が好き。 上海型特有の電子制御ギミックがふんだんに使われており、私たちの行動で扉が開いたりすると、ピタゴラスイッチを自ら生み出している気持になって楽しい


ところどころ「えっそれってやっていいの?」と思う場面もチラホラありますが、自分を信じてやってみるといいことが起こるかもしれません。


余談ですが、とあるアイテムにみんなが苦心したであろう痕跡があってちょっと苦笑いしました。 そりゃ思わず手に取っちゃうよね。

そんなこんなで無事にバーを脱出し1回戦目は見事勝利した私たち。
次は、脱出不可能と噂される刑務所に潜入します。
果たして逃げ切ることはできるのでしょうか。(ネタバレできる)