【脱出感想】ノワール美術館 潜入作戦

全国150万人の”ミートボールスパゲッティは口いっぱいに頬張る派”の皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在東京ミステリーサーカスで開催されている
『リアル潜入ゲーム×ルパン三世 ノワール美術館 潜入作戦 』に挑戦してきました!
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【ストーリー】
「ターゲットは 幻の宝石『マリアの瞳』だ」
数日前、ルパンは言った。
「そいつを盗み出すのに協力してほしくてよお。あんたの潜入技術を見込んでな」
ルパンからの予告状を受け、ノワール美術館には過剰なまでのルパン対策が施された。
銭形警部も駆けつけ、美術館は要塞のごとき警備態勢のもと、
ルパン一味を待ち受けていた。
あなたは今、美術館裏の物陰に身を潜めている。
通信機からルパンの声が聞こえてきた。
「準備はいいか? そんじゃ作戦開始といってみっか!」
銃を携えた警官たち。常軌を逸した罠。そして美術館に隠された秘密......。
あなたはルパン一味と協力し、
幻の宝石「マリアの瞳」を盗み出すことができるだろうか!


リアル潜入ゲーム×ルパン三世「ノワール美術館潜入作戦」イベントCM

【プレイ方式】
タイプ :潜入型
制限時間:40分+α
人 数 :1人~(今回は2人で挑戦)

今回私は脱出に成功しました!

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
やっぱり潜入ゲームは面白い! ランキング上位入賞には予習が必要か

ざっくり感想

年に一回ぐらい新作が登場するリアル潜入ゲーム。昨年はメタルギアソリッドとのコラボレーションで人気を博し、たくさんのスネークを生み出しました。

www.rdbgjunction.com

そして今年は 闇と共に潜入し、目的のものを盗みスタイリッシュに去っていく『ルパン三世』とのコラボ企画。いつか来るんじゃないかと予想していましたが、潜入界の重鎮がついにその重い腰を上げました。
流れている予告を見るだけでテンションが上がりますし、近年のアニメシリーズと作画が同じなので、彼らのストーリーの一部に加わっている感が存分に味わえます。

第17話 皆殺しのマリオネット

会場はもはや潜入専用フロアと化している3F。ですが今回の受付は2F。この時点で違和感があったのですが、予想しなかった方法で上の階に行くので爆笑しました。こんな日常と非日常の混ざりは嫌だ~( ;∀;)

このゲームの最大の特長はそのシステム。プレイヤーはチームごとにデバイスベストが与えられます。デバイスにはゲームがスタートするとともに、今クリアしなければならないミッションの概要と制限時間が表示されます。装着したベストは高機能らしく、もし潜入先で敵に遭遇してしまい、攻撃を受けた場合でも命を守ってくれる優れものです。
しかし!そのベストは高機能が故電力を消耗するのですが、よりにもよってデバイスと電力が共用!よって銃撃を受けると制限時間が減少してしまうのです(この公演は100秒減少)理屈は良くわからないがそういうものだと理解してくれ。
前回までのごつめなベストと異なり、今回のベストはだいぶスッキリとした形にモデルチェンジ。可動域が広くなって、滅茶苦茶動きやすくなりました。これで成功率が上がるかもしれません。


無事に美術館へ到着するとOPがスタート。何度も聞いたルパン三世のテーマなのに、どうして我々は気分が高揚してしまうのでしょうね。

手元のデバイスを壁に当てながら情報を盗み、ルパンたちと主にターゲットである『マリアの瞳』を探す我々プレイヤーたち。会場が美術館なのでもちろん美術品がところ狭しと並んでいるのですが、警備員がウロウロしているためじっくり見る余裕はなし。それでもルパン三世、そしてSCRAPファンの方ならクスリとくる小ネタがいっぱい詰まっています。
途中アニメお馴染みのくだりで危険を回避するのですが、友人がノリノリでやってくれてとてもほっこりしました。

そんな感じで私たちはルパンと共に目的のマリアの瞳を奪取。美術館を後にしたのでした。

ゲームが終了すると、クリア時間や受けた射撃の回数によってランクが決定されるのですが、私たちはラストギリギリでコンティニューしてしまったり、銃撃を受けまくったり、ほかなんやかんやあったおかげでAランク。もっと慎重にいければSランクは行けた気がします。
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リアル潜入ゲームはリプレイが可能で、2階に獲得賞金とそのプレイヤー名がランキング形式で載っていました。
1位の人たちはどんだけ猛者なんだ…

謎の感想というかプレイするにあたっての準備について

このゲーム、ラストのラストに頭をちょっと捻らなければならない箇所があるのですが、そこを話そうとするとネタバレする以外の表現が見つからないので、このゲームをプレイするにオススメの環境をご紹介します。

1.平日の挑戦がやっぱりおススメです

これまでの潜入ゲーム同様、可能であれば平日か休日の早朝回に挑戦がおすすめです。このゲームは時間帯が区切られているとはいえ、多数のグループと同じフィールドで同時にプレイをします。そのため、休日の回だと結構人口密度が高め。安全に隠れる場所も限られているため、ぎゅうぎゅうに隠れてお尻が出てしまう事もしばしば。また、場内ミッションを行うときに結構行列になることがあるのもテンポ感を損なう要因となります(待機中はタイマーがストップするのがせめてもの救いです)

2.服装や靴は動きやすいもので

このゲームは狭い場内を中腰、四つん這い、大股を開くなど、日常生活では取らない動きを頻繁に行います。服装は動きやすいものを選びましょう。もし女性の方でスカートやヒールなど動きづらい服装で来た場合でも、スタッフに申告すればスウェットやクロックスを貸してもらえるようです。これで存分にミッションに集中できますね。柔軟も忘れずに。

3.プレイ人数は2名が望ましい

リアル潜入ゲームは最大3人でチームを組んでプレイできるイベントです。けれども上で説明した通り、隠れる場所が限定されている美術館では、機動力がなによりものを言います。3人だとなかなか移動やスニーキングが難しいし、ベストは3着なのに端末は1台なので、単純に警備員に見つかるリスクが増大します。例えば6人で潜入する場合は、3人チーム2グループより2人チーム3グループの方が、成功率がグンと上がると思います。 猛者の方は是非とも1人でプレイしてみてください。

4.あせってもデバイスのフチは絶対に持たない

受付して間もなくゲーム中に使用するデバイスの説明があると思いますが、その中に「赤い線が引かれている部分は持たないでくださいね」というものがあります。 はい、絶対に持ってはいけません。
恐らくここにはシーヴィングする際の通信機器が配置されていて、手などの遮蔽物があると通信しづらくなり、結果タイムロスや思うような結果にならない可能性があります。

ゲーム中焦ってくるとどうしてもデバイスの両端を持ってギュウギュウと壁に押し付けたくなりますが、怪盗らしくスマートな情報奪取を心掛けましょう。

そんな感じで、日常決して体験することのできない”怪盗”という仕事を体験することができました。
クリアしてももう一回挑戦してみたいと思わせる。そんな楽しい公演です。

まだまだ公演は続くようなので、未プレイの方は是非挑戦してみてください。