【謎解き 感想】SURVIVAROOM

全国150万人の”火を起こすときは着火剤をふんだんに使う”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在東京都西新宿で開催されている
『SURVIVAROOM』に挑戦してきました! 

【ストーリー】
サバイバル力を試される特殊な部屋「サバイバルーム」
数々の謎を解き明かし、この部屋から無事に生還せよ!


【プレイ方式】
タイプ:ルーム型
制限時間:60分
人 数 :最大6人1チーム

個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

≪一言≫
ひらめきとサバイバル能力が問われるルーム型公演。着想にしびれた。

ざっくり感想

西新宿を中心に様々な謎解きを展開するゼオクシーのルーム型公演に参加。
今回のテーマはタイトルの通りサバイバル。なにが起こるかわからない自然を舞台に、本能の赴くまま特殊な部屋からの生還を目指していきます。

シンプルかつダイレクトに伝わるビジュアル。好き


YouTubeで無人島生活の動画を見るのが好きな私。
サバイバル生活においては先ず火の確保、そして水源の調査方法など動画を通してある程度の知識を得たものの、子供の時からキャンプとかアウトドアの経験がほぼないため、ひょんなことから大自然に放り込まれてしまった時の実戦経験を補うデモンストレーション(?) として挑戦を決意しました。


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以前同会場で遊んだ際はどすこいという概念で支配されたどすこいルームだったわけですが、今回のサバイバルームは壁面には森が広がり、各所にブッシュや動物たちの気配が見え隠れするなど、現実部分がかなり残って入るものの没入するための工夫をこらしたシチュエーションづくりがなされていました。

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また「大自然で生活する」ではなく「生き残る」に主眼が置かれているため、展開や謎の一旦に挑戦者の覚悟を試す場面も存在し、演出のノリ自体は軽いものの思った以上にドラマティックなストーリー
ちょっとしたショッキング要素も有り、さすがノゼオクシーといったところ。

謎の感想

序盤はルーム型ならではの探索をしつつ、謎を解いていく。
出題される謎の数も多く、協力というよりは各個撃破といった印象
全員がバラバラに動きつつも、やらなければならないことが毎度明文化されているため、現在の状況について迷うことは有りませんでした。


そして中盤には謎解きに加えてエンタメ要素も加わりよりいっそう楽しい感じに。
個人的にはこのフェイズが一番忙しかったし、ワチャワチャしたこの公演ならではのムーブができたと思います。
あとジャンルの異なるアイテムが謎解きでふと出てくると嬉しいものがありますね。


そんなワチャワチャの中にもきっちり打たれた布石が結実する終盤戦。
物語のテイストもガラッと変わりいきなりの大ピンチ。ここで「どうしちまったんだよ琥珀さん!?」のセリフが頭をよぎったのはおそらく私だけだろう。

なかなかうまく解決策を見いだせなかったんですが、チームの女性の方が圧倒的なヒラメキをみせ、それに呼応するかのような形で成功までのルートが構築でき、あれよあれよと言う間にサバイバルームからの生還を果たしたのでした!


解説の時にスタッフの方がこの公演を制作するにあたっての発想の元みたいなのを話してくれたのですが、正直とても些細なことというか、そんなところからこんなストーリーが構築されるのか!と衝撃を受けました。
本当にすごい、制作者の頭の中にはとてつもないワンダーが詰まっていることでしょう。

おわりに

久しぶりのゼオクシールーム型でしたが、見事に勝利を重ねることができました。
難易度的にもいつものホール型よりかは抑えめで、ノリや題材的にも初心者の方でも能動的に楽しめるんじゃないかと思います。

3月末まで開催されているので、興味のある方は是非挑戦してみてください!