【脱出感想】九龍城極秘計画

全国150万人の"辰年生まれ”の皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在ウェアハウス川崎店で開催されている
『九龍城極秘計画』に挑戦してきました!
f:id:alfbds0954:20190913004831j:plain:w600

【ストーリー】
目の前には、薄暗い街並みが広がり、不気味な建造物がそびえ立つ。

『九龍城』と呼ばれるそこで気が付いたあなたは、その光景にただ立ち尽くすしかなかった。
なぜ、ここにいるのか。どこから来たのか。
そして、自分は一体誰なのか…分からない…。
あなたは、これまでの記憶を思い出す事ができない。だが、何か大切な目的があったはずなのだ…
手元に残された、わずかな手掛かりと情報をもとに、あなたは自らの記憶と九龍城に隠された秘密を紐解いていく。

そして、あなたの記憶がよみがえるとき、九龍城に潜む龍の秘密の計画が明らかになる…

【プレイ方式】
タイプ :周遊型
制限時間:無制限(最終開始受付21:00)
人 数 :1人~(今回は4人で挑戦)

今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

≪一言≫
NAZO劇が贈るウェアハウス謎。ラストステージは驚きの展開に

ざっくり感想

香港に実在したとされる巨大スラム街九龍城砦。そのスラム街の混沌をテーマにして訪れた人の度肝を抜く内装で私たちを楽しませてくれるのが川崎にあるアミューズメントパークウェアハウス川崎店です。

謎解き界隈には ”ほぼ通年なにかしらの謎解きイベントが開催されている場所”でおなじみしょう。
私も前回タカラッシュブラックレーベルの公演でお邪魔しました。

www.rdbgjunction.com

「原作で起こった事件の後日譚」という強烈なフックがあり、かなり面白かった記憶があります。


今回はコミュニケーションから始まる謎に定評のあるNAZO×NAZO劇団が主宰するイベント。
ぶっちゃけNAZO劇さんの公演自体は勝率が高くなく、自分の頭の固さを反省するばかりですが、九龍城をコンセプトとしたストーリーに惹かれ参加してきましたよ。


ウェアハウス川崎入口の自動ドアがプシューっとなるのが非日常への合図。
「あぁ、帰ってきたんだなぁ」と不思議な感覚に陥ります。

f:id:alfbds0954:20190913010150j:plainf:id:alfbds0954:20190913010126j:plain

ストーリーは記憶喪失になったプレイヤーが相棒と共に自分の記憶を取り戻し、この世界観の秘密に迫るというもの。

このストーリー展開が、王道ながら非常に良く練られています。
物語の中に潜んでいる極秘計画が明らかになったとき、「あっそういう話?!」と驚くことは間違いないでしょう。展開の是非はあるかもしれませんが、演出としてはとても好き。

NAZO劇さんは私の発想のもう一段飛躍した所がラストステージになりがちなので、想定外の事態が想定内だった今作もNAZO劇らしい作りだなと感じました。

謎の感想

個人的に今回の公演は導線が素晴らしいなと感じました。
詳しく書けないのが非常に悔しいのですが、周遊謎の特質でもあるとある部分が上手に隠されていて、違和感なく進行できるのでプレイしていて爽快。序盤に「?」と思ったところをラストで「!」にしてくれます。


逆にストーリーの関係上コンパクトに纏まってしまって、周遊謎の宿命である次に行くところが分かってしまう状態に陥ってしまったのが残念。金田一ではそれこそ世界の裏側まで使っていたので、もっとこの世界観を味わいたかったとも思います。



ウェアハウス川崎の内装をきちんと利用した謎が多くあるので、この公演をクリアできればあなたもウェアハウスマスター。


余談ですがキットを購入するとUFOキャッチャー無料券をはじめとするクーポンが大量に付属しており、それを考えると参加料の1500円は実質タダ!
謎解きをした後にウェアハウスで遊べば一日たっぷり遊べます。


この公演も9/29で終了なので、まだプレイしていない方はぜひ挑戦してみてください。


時間に余裕があればラゾーナ川崎のエヴァンゲリオン謎とハシゴできるぞ!(してないけど)

realdgame.jp