全国のひぐらしの皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
ついによだかのレコードで
『雛見沢脱出計画(ヒナミザワ・エスケープスキーム)』が再演されましたね!私は昨年プレイしてしまっているのでもう参加することはできないのですが、超おススメな公演ですので、当時書いていたブログに加筆しながら紹介していきたいと思います。
【ストーリー】
6月のとある日、趣味の山歩きの途中で足に怪我を負ってしまったあなたは、何とかたどり着いた「雛見沢」という村で、怪我が治るまで暮らすことにした。
「竜宮レナ」や「園崎魅音」といった村の少女たちとも仲良くなり、年に一度行われるという「綿流し」のお祭りを楽しんだ。
しかし、そのお祭り以降、妙に体調が悪い気がする。心霊的な何かを感じ、ついには幻覚すら見えるようになってきた。
恐怖に駆られて一度は家に引きこもってしまうが、意を決して雛見沢から出ようとする。その時、レナが家にやってきた。怪我が完治していないのに山を降りるのは危険だと言っているが……?
どうやらこの地には、村人が隠している恐ろしい秘密があるらしい。 謎を解き、情報を集め、雛見沢から脱出せよ!
【プレイ方式】
タイプ :ホール型
制限時間:60分
人 数 :5人1チーム
今回私は脱出に失敗しました!
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
原作通りに渦巻く狂気から脱出しよう! 大量の情報をどうさばくかがカギ
ざっくり感想
2018年当時、『雛見沢脱出計画(ヒナミザワ・エスケープスキーム)』の告知が最初にTwitterでされたとき、タイムライン上が「??」で埋め尽くされた記憶があります。なぜ今なのかと。 そしたら実はSwitch版のひぐらしが発売されるタイミングで、タイアップの一環でした。
『ひぐらしのなく頃に』と言えば学生時代にちょうどアニメが始まりまして、世代的にはドンピシャなんですが、当時他に熱中していたものがあったため、アニメも観ず、漫画もほとんど読まないんだけど、漠然とした知識だけあるよ~ってのが私と『ひぐらしのなく頃に』の距離感。
でもちょっとでも知っているものが謎解きの題材になるなら挑戦しないわけにはいきませんので、意気揚々とよだかのレコードの常設店、ドラマチックルームに向かったわけです。
そう、その時はあんな恐ろしい惨劇が起こるとも知らずに・・・
原作はホラーやグロテスクな表現が多かったですが、公演ではそこら辺の演出はだいぶ抑え目。なので、原作が怖くておよび腰の方でも大丈夫だと思われます。
そんな中でも一番怖かったのは、ポスターにもメインで登場している竜宮レナ。
彼女がオープニングからエンディングまでほぼ出ずっぱりで、この物語の主人公である私たちをかいがいしく世話してくれます(意味深)。中の人である中原麻衣さんの新録ボイスも聞けるので、ファンの人なら必聴!あと、『ひぐらしのなく頃に』をプレイしている人ならトラウマ必死のアレも用意されています。
個人的にはゲーム開始までテーブルで待っているときに、アニメ1期のOPが流れていたのがうれしいポイントでした。
謎の感想
今回の公演を一言で表すなら「物量」の多さに尽きると思います。
問題数もさることながら、途中で獲得できるアイテムの数がとても多く、それらを整理するだけで頭のキャパシティーはオーバー。正常な判断ができないまま謎解きに挑まないといけないのはまさに『雛見沢症候群』といっても過言ではないでしょう。
ただでさえ情報の渦に飲まれているのに、そこから必要になるのは一転してひらめき力のほうが大事になっていきます。スタッフの方も言っていましたが、「よく観る」事と「よく聴く」事って本当に重要だなと感じました(あと情報共有も)
あと個人的な余談ですが、スタッフからアイテムを渡される際に、あるシステムを使って渡されるのですが、それがすっごく懐かしいシステムでメチャクチャテンションが上がりました。君に触れるのは小学校以来だね・・・
そして今回の公演に合わせたポスター。サイン付き!
思えばこの時期ぐらいから謎解きの認知度が上がり、アニメコラボが多くなって、ポスターに声優さんがサインを書いてくれるようになりました。
失敗は失敗ですが、非常に悔しい失敗の部類で、できれば記憶を消してもう一度プレイしたい。そう思わせる公演でした。(そういえば原作もループものでしたしね)
最後は『ひぐらしのなく頃に』のこのセリフで皆様とお別れしようと思います。
どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、その時私は脱出失敗しているでしょう。
・・・死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。
これを読んだあなた。真相を暴いてください。
それだけが 私の望みです。