全国150万人の”夜の学校に忍び込んだことがある”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在東京ミステリーサーカスで開催されている
『遊園地謎解きゲーム 2つの世界と不思議な扉』に挑戦してきました!
【ストーリー】
いつからだろう。
そんなうわさがその町には流れていた。
誰もいないのに鳴るピアノ。
トイレですすり泣いている少女。
美術室で話し続ける彫像。
怪しげな実験にいそしむ理科教師。
あと他にもたくさん。山ほどの怪異。
有象無象の怪異が旧校舎にはひしめきあっているらしい。
いつしかそんなうわさがうわさを呼び、その旧校舎には77個の不思議があるとされた。
七不思議じゃ全然足りなかった。
ある日、あなたはその旧校舎にいた。
あなたの使命はすべての怪異を見つけること。
幽霊と話し、怪異を見つけ、隠された物語を暴き出すのだ。
そして旧校舎への一歩を踏み出したあなたは知る。
その一歩があまりにも壮大な怪異の始まりになることを。
【プレイ方式】
タイプ:周遊型
制限時間:無制限
人 数 :1人~(今回は2人で挑戦)
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
ざっくり感想
リアル脱出ゲームフェスティバルにて先んじてお目見えした大型公演が満を持して東京ミステリーサーカスに登場。
一度では遊びきれない膨大な怪異と、全6章からなるストーリーがあなたを待ち受ける超探索型リアル脱出ゲームとなっております。
さらにゲームは1人からプレイできるので「知らない人と組んでの謎解きはちょっと・・・」というかたも安心。自分のペースでゆっくりと遊ぶことが出来るんです。
加えて参加費が1章当たり3,000円と通常の謎解き公演と比べてちょっぴりお得なのもいい感じ。
まさに謎解き初心者から上級者まで誰でも楽しめるような公演でしたね。(1章だけ遊んだ感想)
会場は東京ミステリーサーカスの3階。
これまで潜入ゲームや貞子脱出など、壁と区画で区切られたイメージのあったエリアが旧校舎に大変身。
1エリアずどんと見渡せる開放的な会場には学校らしさ満点のたくさんのアイテムや教室が盛りだくさん。
公式ページより引用
空間が捻じ曲げられた不思議エリアなので音楽室のすぐ横に保健室のベッドがおいて有ったり、いきなり学食があったりと、超カオスな空間でした。良い。
教室に並べられた机や黒板など本物が置いてあるので没入感は最高ではないでしょうか。
おそらくですけどリアル脱出ゲームフェスよりもリアル度はガチなはず。
本当は全部じっくり見ても良かったんですけど、何回も来るだろうから今回のストーリー以外の部分はあまり気にしないようにしました。もったいないからね。
スタッフさんから案内状を受け取ったら、人間とのやり取りは終わり。そこから先は二次元コードを読み取って動画を見ながらストーリーは進んできます。
映像はヨーロッパ企画が手掛けており、この摩訶不思議な世界をコメディチックに語っていきます。
個人的には昔あった『ツッコマニア』というゲームからヨーロッパ企画を知ったので、彼らが扮するゴーストたちを見ながら「誰か毒飲まねぇかな」とかすかな期待を寄せていました。もちろんない
とまぁこんな感じで会場の雰囲気や物語はとてもいいんですが、遊んでて難点だなと思ったのはスマホの電波状況。
物語の大部分や謎解きのメインがスマホを使って遊ぶので、電波が弱いタイミングだと動画が低画質になったり最悪止まったりしちゃって若干ストレスを感じる場面がありました。
せっかくならWi-Fi飛ばしてくれると非常に助かるんですがどうなんでしょうかね。
あとチケット購入時に時間は区切られているものの、入ったら時間制限がないので結構人口密度が高い印象でした。休日に行ったんですけどかなりの混雑具合。
逆に平日はほぼ貸し切りみたいに遊べるポストも見たので、気になる人は時間を作って平日にいこう!
謎の感想
私が今回挑戦したのは『音楽室の少女』というシナリオ。
この学校に隠された77の怪異を暴きつつ、死した彼女の心残りを解決します。
公演はざっくり「探索」と「謎解き」の2フェーズに分かれていて、怪異を暴くのが「探索」、シナリオに絡むのが「謎解き」って感じでした。
個人的には「探索」フェーズがかなり楽しいパートだと思います。昔の表現で恐縮ですが、怪異探しのノリが完全にビンカン選手権なんですよね。
いやちゃんとした(?)怪異もあるんですが、明らかに制作陣がやっているタイプの怪異もあったので、だいぶワクワクさせてもらいました。
一方「謎解き」パートの方はしっかりとリアル脱出ゲームやっているなという感じで、途中で向かった場所に隠されたアレやコレやにはテンションが上がりました。
本編のプレイ時間は大体50分~1時間くらい。
難易度はそれほど高くなかったけど、少女の心残りについてもこちらの予想を上回る展開が待ち受けていて、さすがのSCRAPだなと感じましたね。あれ想像できる人いないと思う。
おわりに
そんな感じで『学校の77不思議からの脱出』の感想でした。
かなりさっくりと遊べる感じですが、1つ1つの物語はちゃんと区切りがつくので一安心。
まぁ大枠としての不思議は全然解決してないので、ここからがむしろ本番。
もう全通する意志は固めたので、次はいつ行こうかなと今から計画を立てています。
最後までいくと長い旅になりそうですが、興味のある方はぜひ挑戦してみてください!