【謎解き 感想】ロイヤルハート・ミステリー~姫と騎士の隠し事~

全国150万人の”いつかは城に住んでみたい”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在群馬県のロックハート城で開催されている
『ロイヤルハート・ミステリー~姫と騎士の隠し事~』に挑戦してきました! 

【ストーリー】
あなたに、このロックハート城に伝わるあるお話をひとつ致しましょう。
それは昔、とある姫と騎士が挑んだ試練の物語。

ふたりは、ある日王から試練を課されます。
それはふたりで協力して謎を解き、ロックハート城内に隠された
ロックハート家の宝「青き魔法の石」を見つけ出す、というものでした。
姫の王家の者としての教養を、騎士の姫に対する忠誠を、
そして何よりふたりの絆を試すための試練だと言われています。

果たしてふたりは無事に試練を乗り越えることが出来たのか。
その結末は誰も知りません。

あなたがこの謎を解くことが出来れば、
彼らの結末がわかるかもしれません。
そして、最後に
忠実な騎士のたったひとつの隠し事が明らかになるでしょう。
 


【プレイ方式】
タイプ :周遊型
制限時間:無制限
人 数 :1人~(今回は2人で挑戦)

個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 

≪一言≫
ここ以外ではまずないロケーション。写真を撮りながら楽しむのも良し。

ざっくり感想

先日あげた『電脳九龍城財宝殺人事件』
あれは2018年に初演が開始された公演で今はもう行われていません。なにせ4年前の公演ですし、会場であるウェアハウス川崎が取り壊されてしまっていますから


ですが同じ公演開始時期であるにも関わらず、4年たった今でも現役で、現地で、バリバリに楽しめる公演があります。
それが今回参加した『ロイヤルハート・ミステリー~姫と騎士の隠し事~』です。

群馬県吾妻郡にある広大なロックハート城を舞台に、まるで中世ヨーロッパのような雰囲気とファンタジックなロマンスストーリーが展開されます。


会場であるロックハート城は約10万平方mもの広大な敷地を持ち、スコットランドにあった古城が復元されたり、石造りの教会やヨーロッパ風迷宮庭園なども立ち並ぶ世界観が魅力です。
ヨーロッパ風の建物は日本全国にたくさんあるかもしれませんが、1つのテーマパークとして構築されているのはここぐらいなものではないでしょうか。


日本で海外風のセットを使いたいときはまず選ばれてますしね。ここに訪れた芸能人のサインだけを展示している館があるのはちょっと面白かったです。



インスタスポットやフォトスポットも完備…というかこの敷地全てがフォトスポットと言っても過言ではない。
どこをとっても画になるため、撮影の腕が上がったと自己肯定感を出すにもぴったり。お城では衣装も貸しているのでいろんなところでプリンセスが写真を撮っていました

他にもサンタがギッシリ詰まった部屋があったり、どでかいクマが鎮座する部屋があったりと、見どころはたくさんありましたね。
個人的にはショッピングエリアでギター片手に往年の名曲を歌い上げる外国人歌手が場の雰囲気とマッチしていて、とても贅沢な時間を過ごせました。

謎の感想

さて肝心の謎解きについてなんですが、
今回のテーマが姫と騎士の[絆の試練]がテーマの謎解きとなっていて、なんと姫サイドと騎士サイドの2つのキットが1つに封入されています。 それぞれ別の謎を解きながら時には情報を共有し、時には自分の知る情報を使って相手を導くというシステムになっていました。

わたしはこの事を知らないで挑戦したので、袋を開けて2つの書が出てきたのが一番のサプライズでしたね。



2人で同じ公演に挑戦しようとすると大体どっちが先にクリアするかとか、1人が遊んでいるのを隣でもう1人が見ているというようなシチュエーションになりがちですが、こちらに関しては完全に協力するタイプ。
100%楽しむためにも、2人で挑戦するのが圧倒的におススメ


2人の心が決まった後はより深く協力して謎に当たってきます。
難易度的にはそこまで難しくなく、大体1.5時間ほどでクリアしましたが、
タカラッシュBLACKLABELらしさ満点の紙ギミックとシールで盤面がドラマティックな変化を遂げるので、遊んでいてかなり楽しかったですね。

テーブルもいろんな場所にあるので作業時に困らないのも助かりました。


ラストワードを導けたらチェックポイントへ報告し終了。
会場の雰囲気も手伝って、味わい深いおとぎ話を読み終えた気分になりましたよ。

おわりに

というわけでさっくりとですが『ロイヤルハート・ミステリー~姫と騎士の隠し事~』の感想でした。
ロックハート城は見る系のものは多いのですが体験系のコンテンツが少ないので、来た人の半数はやっていた印象です。


今回は2人で挑戦しましたが、1人でも十分楽しめると思います。人の倍謎を解きたい人はぜひ。
唯一にして最大の難点は立地
東京から2時間半はちょっと遠いので、この際群馬の観光地を巡るノリで訪れるのがいいと思います!