皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は東京メトロで開催されている
『地下謎への招待状2019』に挑戦してきました！
【ストーリー】 いつもご乗車ありがとうございます。
東京メトロです。 さて、今年もわたしたち、東京に謎を仕掛けました。
その謎はあなたを街へ連れ出します。
行く先にあるのは、見たことのない場所や、味わったことのない食べ物……。
あなたはたくさんの「初めて」に出会うことになります。
行き先も知らずに謎を解き、初めての東京に出会う。
そんな、刺激と発見に満ちた冒険に出かけてはみませんか？
さあどうぞ、わたしたちの仕掛けた謎を解き明かしてください。
移動はもちろん東京メトロが一番便利です。
【プレイ方式】
タイプ ：周遊型
制限時間：無制限
人 数 ：1人～(今回は2人で挑戦)
今回私は謎解きに成功しました！
個人的満足度★★★★★★☆☆☆☆ 6/10点
≪一言≫
昨年よりさらに難易度が低下。高難易度ルートはパズル系なのでお好みで
ざっくり感想
例年、年が明けたお正月休みに挑戦している地下謎シリーズ。今年は福袋を買ったりホラーイベントに行ったりしたらいつの間にかこんな時期の挑戦となってしまいました。
地下謎のイメージカラーが毎年変わるのがなんだかファッション業界のトレンドみたいで今年も楽しみにしていたのですが、今年のイメージカラーは少し落ち着いた黄色。彩度が高くなくて目に優しいですね。
しかも今年は 手持ち部分にストラップがついており、腕を通すことで携帯性がアップ。以前よりも持ちやすくなりました。こちらは良改変だったのではないでしょうか。
変わったところと言えば、昨年までは日本語・英語の二か国語対応だったキットが中国語バージョンも作られよりワールドワイドに。今年初の中国公演が控えているSCRAPとしてはここで一気に認知度を上げていきたいのでしょう。
また、駅構内の階段を使わずに謎の場所に行ける「段差なしコース」の創設や、さらに充実したヒント集など、より誰でも楽しめるような配慮がなされているのが、謎解き業界のトップランナーとしての度量を感じさせました。
遊びやすさに安定感が増している反面、謎はマンネリ感も出てきてしまっているのも正直な感想で、基本的には昨年と同じようなことをやっているのでフレッシュさがあまりなのが残念。
電車内で挑戦できるイベントも、試み自体は良かったんですがあまり心をくすぐられなかったです。
謎の感想
一言の部分にも書きましたが、地下謎の難易度はここ数年で一番のやさしさ。だんだん言い回しがボジョレーヌーボーの評論家みたいになっていますが、これもより全年齢に対応していった結果でしょう。家族で遊べるコンテンツがあるってとてもステキだと思います。
逆にとことん難しい問題を解きたい人用にキチンと「高難易度コース」が用意されているので安心してください。この問題が私にはとっても難しくて、 SCRAPの想定時間60分を大幅に超えて90分以上かかってようやくクリア。このふれ幅よ。
ヒントも段階別になっていて、「10分以内に●●が見つけられなかったらヒント①」「20分以内に××が分からなかったらヒント②」のようにフォローが入れられているので、挑戦する際は時計の針と己がプライドを天秤にかけながら解いていきましょうね。
カテゴリー的にはパズル系だったこともあって、中学の頃に同級生の林君とやっていたニコリのパズル本を思い出しましたよ。パズルを解く原体験は間違いなくあの本でした。
- 作者:ニコリ
- 出版社/メーカー: ニコリ
- 発売日: 2019/09/10
- メディア: 単行本
ギミックで凄いと感じたのは後半のとある箇所で映像を見ながら解く問題。 一度見ている問題の視点を変えてもう一度解くのですが、ここまで劇的な変化が起こるとは思わず唸りました。
いや、もちろん予想はできているんですが、実際目で見るとよりびっくりします。
ラス謎も一捻り加えられており、 これまでの冒険の数々をきちんと理解しているか試されている気がしてとても好き。謎が解きたい気持ちが先行している人は結構苦労するんじゃないかな。
褒めてもらえると嬉しいものですね
そんなこんなで、毎年恒例行事の地下謎もプレイできるのは2月の中旬まで。来年はもう少し変化球が欲しいかな。
