皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在よみうりランドで開催されている
『夜の巨大監獄からの脱出 』に挑戦してきました!
【ストーリー】
あなたが投獄されてしまったのは、
ある遊園地の跡地に建てられた巨大監獄。通称アルカトラズパーク。
ここには数千人の囚人どもがひしめいている。
しかしある日、監獄内に正体不明のアナウンスが大音量で響き渡る。
「お前らよく聞け!これから60分間、正面ゲートを解放するぜ。
脱獄したいヤツらは暗号を解いて、この地点に集合しろ!」
放送とともに、監獄内の壁には不可解な暗号が現れ、
奇妙なダンスミュージックが流れ始めた。
「一体どこのどいつだ!? 音楽を止めろ!!」
緊急事態に慌てふためく看守たち。
「誰の仕業かなんか関係ねぇ、絶対に脱獄するぞ!!」
突然のチャンスに湧き上がる囚人たち。
どうやら生き残るには、この突然始まった脱獄パーティーに乗じるしかないようだ。
あなたは、全ての謎や暗号を解き明かし、
この巨大監獄から脱出することはできるだろうか?
リアル脱出ゲーム全国夜の遊園地ツアー「夜の巨大監獄からの脱出」BRADIO ver. 15秒CM
【プレイ方式】
タイプ :大型公演型
制限時間:65分
人 数 :1人~(今回は5人で挑戦)
今回私は謎解きに成功しました!
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
終始ノリノリの音楽が流れる非日常空間が最高。歴代随一の一体感(?)もあり
ざっくり感想
「夜の」と名前がついてしまうと否が応でもワクワクしてしまう鈴村です。
近年様々なイベントで使われるようになった”閉園後の施設を利用する”試み。このシステムを思いついた人は天才ですよね。普通でも楽しい遊園地が、閉園後に入るとまた違った顔をみせる。なんて素敵な非日常空間。
さて、今回挑戦した『夜の巨大監獄からの脱出 』。私は関東民なので、よみうりランドでの参加です。よみうりランドは前に開催された同型の公演『竜の夜からの脱出』以来。ちょくちょく遊園地にいけるのも謎解きのおかげですね。
今までは会場の立地を把握するために、乗り物フリーパス付のチケットを購入していたんですが、さすがにもう大丈夫だろうと、入場券のみ付いている公演チケットを購入。同日開催されていた周遊の謎解きをする為に、ちょっと早めに入場。
昼間はさすがに休日だけあって、親子連れやカップルの方たちが大勢楽しんでいたのですが、日が暮れていくにつれて、客層のがだんだんと変化していっていることに気づきました。
公演前に休憩がてら入ったフードコーナー。誰もいねぇ…
謎好きの方は同じ謎好きの方を見分ける能力があると思うんですけど、今回はそんな雰囲気的なやつじゃなくてもっと直接的な感覚。
あちらに白黒のボーダーTシャツのお兄さんがいれば、こちらにはボーダーのスカートをはいているお姉さんが、そして白黒ボーダーのつなぎを着ているグループ。
これ全員囚人だわ!
公式のキービジュアルが完全な囚人服スタイルだからでしょうか。はたまた公式ページに"イベント当日、会場の遊園地へ。思い思いの格好で囚人になりきろう!(コスプレでのイベント参加OK!)
”と書いてあったからでしょうか。参加者の半数がどこかしらの部分が白黒のボーダーでした。
皆さん思い思いの格好で、公演を楽しむぞという心意気が伝わってとても温かい気持ちになりましたよ。
会場へ入場し、皆のテンションはOPが始まってからさらに勢いを増していきます。
司会の方(a.k.a看守)が舞台の上から我々に向かって「返事はイェーイだぞ!!」と言うと、すかさず「イェーイ!!!!」と返すオーディエンス(a.k.a囚人たち)。劇中のドタバタで看守がステージの端から端まで全力疾走しながらジャンプを繰り返し、その後突如始まるパーティータイム。大音量のダンス音楽と共に会場は熱狂の渦へ。
テンションが最高潮に盛り上がったところでドドンと映像で出題される最初の謎。
あ今日クラブイベントじゃなかったわと、一瞬ここにいた理由を忘れてしまうほど熱量のあるOPでした。
謎の感想
監獄から脱獄するために出されたミッションをこなしていくストーリー ですが、最初に各所に散らばる壁ヒントを回収しに行くのはいつものこと。今回は会場自体の使用スペースがいつもより縮小されていたので大変助かりました。
SCRAPの大会場型の公演は、終盤まで簡単に進めてラストの謎だけとても難しいという印象がありますが、今回もそんな感じでしたね。もちろん伏線が序盤からしっかりと貼られているのですが、注意深く観察していないと見逃してしまう可能性があるので、注意してください ね。おかげで私は途中の謎で詰みかけました。
好きだったのは円形のアレを使った謎。難しいものではないですが、解きながら「そうなるよねー!くそぉ!」と思わず口に出てしまう事必死。
なにより解き進めていてすばらしかったのは、会場の導線。基本大会場型って次にどこに行くか分かっていても、迷ったり、MAPを見てもよくわからなかったりすると思うんですが、今回は「ここに○○があります!」と大きな看板を設置してくれたのがありがたかったです。歩くべきルートもとてもスマートにできていて、1000人の参加者がストレスなくプレイできたのではないでしょうか。
私たちは時間切れ10分前ぐらいに最終解答をだし、無事にこの監獄からの脱出を果たしました。
参加した回の脱出者は 約380/1000人。平均的な脱出率ではないでしょうか。
EDでは公演のテーマソングであるBRADIOの『Boom! Boom! ヘブン』が大音量で流れ、最後までパーティー感を失わずに公演が終了しました。
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最近はストーリー性を重視して、終わった後にも心に何か残る公演が多かったですが、たまにはこんな感じでスカッと終わる謎解きも良いものですね。