【ボードゲームレビュー】プレイごとに進化するボードゲーム 『ゾンビキッズ』

皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク(@alfbds0954)です。

今回は、学校の中に押し寄せてくる大量のゾンビを、キッズ達が軽いテンションでぶっ飛ばす協力型ゲームをプレイしたので、ご紹介させていただきます。

『ゾンビキッズ:進化の封印』

Scorpion Masque ZKE01EN ゾンビ キッズ エボリューション

【ゲーム概要】
『ゾンビキッズ:進化の封印』は、ゾンビの大群が押し寄せてきた〈僕らの学校〉を守るヒーローとして、各自が教室や校庭のマスを移動しながら、
あちこちのマスから湧き出るゾンビを駆除しつつ、校門4つを施錠して全員の勝利を目指す協力型のゲーム。
繰り返し遊ぶたびにどんどん内容が進化する要素が盛り込まれています。



協力型ボードゲーム:ゾンビキッズ:進化の封印 / Zombie Kidz Evolution | Teaser Trailer


【プレイ環境】
人数:2~4人
時間:15分
年齢:7歳以上
価格:3,024円
販売:すごろくや

個人的満足度★★★★★★★★☆☆  8/10点

≪一言≫
サクッと遊べる協力型ゲーム。「進化の封筒」によりリプレイが高い。

ざっくりプレイ方法

1. 各プレイヤーは自分の好きなヒーローを選ぶ
2.校庭にゾンビを1体ずつ配置し、ヒーローを中央の部屋へ設置する
3.サイコロを振り、出た目の色にゾンビを出現させる
4.自分のヒーローコマを移動させ、ゾンビを退治する
5.四隅にある校庭のマスに2体のヒーローを集め、錠前を施錠する
6.全ての錠前を施錠できればプレイヤーの勝利

ゾンビ!撃退!施錠!進化!

『ゾンビキッズ:進化の封印/ Zombie Kidz Evolution 』は、カナダのゲームメーカー、スコーピオンマスク社の製品を、すごろくやが日本国内流通用の日本語版として制作したものです。

こちらが箱のデザイン。

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いわゆるアメリカのカートゥーンな感じなキャラクター造形ですね。
カラフルな色調で、ゾンビものでありながら絶対誰も死にそうになさそうな感じが良い。
表に写っている4人の子供たちが、このゲームの主人公となります。


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彼らは手に持っている武器でゾンビたちを撃退するのですが、
どう見ても武器が玩具にしか見えな (、´・ω・)·︻┻┳═一 ( ゚д゚)・∵. ターン.…

一応説明書に彼らの名前が書かれているのですが、なぜか眼鏡の太っちょ君だけ名前が見当たりませんでした。かわいそうなので「メロンパン君」とつけておきました。

登場するゾンビたち。

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先生や用務員のおじさんなど、大人がゾンビになっているようです。合掌…

ボードの盤面はこんな感じ。
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黄・緑・青・紫・赤と区切られた5つの屋内4つの校庭に分かれています。 校庭にはゾンビが侵入してくる扉があり、校外にはゾンビがわらわら。
ゾンビは手番につき1体出現します。出現するエリアは画像右下のダイスの色で決定。1面だけ白色のものがあり、出るとラッキー!ゾンビは出現しません。

しかしながらゾンビの処理を怠った結果、同じエリアに3体以上のゾンビを出現させてしまった場合、ヒーローはそのエリアに入ることが出来なくなります。また、自分のヒーローがいるエリアにゾンビが3体以上出現してしまったら、直ちにヒーローは移動しなければなりません。ヒーローは一度に2体のゾンビを撃退できるので、そうなる前に効率的にゾンビを倒していきたいものですね。

またこのゲームには、通常のゲームと並行して、進行チャートと呼ばれるシステムがあります。
毎回のゲームが終了したのち、シールをチャートに貼っていくことで進化の封筒を開けることができ、これによってルールやシステムに様々な変更がプラスされていく のです!

こちらが進化の封筒。
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1~13まで大小さまざまな大きさの封筒があるので、どんな内容なのかは全くの未知数。私たちもまだ1つ目の封筒しか開封していません。
「あと2回で次の封筒が開くから、もう少しやろう」と、くら寿司でびっくらぽんするために切りの良い枚数まで寿司を食べてしまう系の心理状態になること間違いなしです。


一回一回のプレイ時間は短いですが、進化の封筒システムによっていつでも新鮮な状態でプレイ可能なため、結果的に長期間ゲームを楽しめる大変お得な作りになっていると思います。

すべての封筒を開けてしまうと、達成感からもうやらなくなってしまうのでは無いかという若干の危惧はありますが、そこのところは今後私自身で検証していきたいと思います。
新発売のため結構お店に並んでいるようですので、気になる方はチェックしてみてくださいね。