全国150万人の”3DKを一部屋統合して2LDKとして使っている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在タンブルウィードナゾベースで開催されている
『転変の館 ヨーカワリ荘からの生還』のに挑戦してきました!
【ストーリー】
多重債務者であるあなた。借金の取り立てに悩んでいたさなか、ふとあるポスターが目に入った。
「多重債務者募集 貴方の借金を一時間でゼロに」
と書かれた胡散臭いポスター。どうやら多重債務者を集めて行うイベントのようだ。
漫画や映画で見たような、明らかに怪しいイベント。しかし他に方法もないあなたは、このチャンスに賭けることにしたのだった。
指定された日時。集合場所とされていた山奥へ向かうと……
そこには怪しげな車が停まっていた。
怖気付き引き返そうかとも考えていたあなたの元へ、使用人らしき男が近づいてくる。
お待ちしておりました。
あなたを「ヨーカワリ荘」へご案内いたしましょう。
【プレイ方式】
タイプ:ホール型
体験時間:約120分
人 数 :4人1チーム
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
すべてが転変する極限の館で、チャレンジャーレーベルの壁を知る
ざっくり感想
タンブルウィードの面白さと難易度が天元突破するカテゴリ、チャレンジャーレーベルの最新作。
今回は誰も知らない場所にある転変の館ヨーカワリ荘を舞台に、一獲千金の夢をかなえるため極限の謎解きに向かいます。
チャレンジャーレーベルの公演はこれまで『海上の棺ヨーシズム号からの生還』があり、こちらは2023年のタンブルウィード人気コンテンツランキングで“圧倒的1位”を記録したことでも知られています。
私も挑戦しましたが、玉砕と言っていいほどの完敗を喫してしまいました。完敗しすぎてもはや清々しいまである。
ラストの展開は本当に度肝抜かれたもんなぁ~解説の時にスタッフの方が言ったとあるセリフで会場がどよめいたのをいまだに覚えています。
という感じで、個人的にチャレンジャーレーベルは勝ちたいという気持ちはあるものの、どちらかというとデカい壁に立ち向かって自分の力量を測りたいという気持ちがありますね。
会場は下北沢にあるタンブルウィードナゾベース
この写真では見られませんが、劇中のポスターを貼り付けて作られたスタッフからのまるで観光地のようなメッセージがお出迎えしてくれますよ。
今回ストーリー面で面白かったのは、ヨーシズムでも我々に強烈なインパクトを残したあの組織の存在。
嬉しいことにヨーカワリでも登場しこちらの心情をかき回してくれます。
謎解き公演ってナンバリングとして横のつながりがあるものは多いですが、本来は別の公演だけど同じ組織が登場することで縦軸のつながりが感じられるのは遊びゴコロがあってよいですね。
加えて言うと、1度きりかもしれないけど新規ネームドキャラが増えたりしているので、あの組織を追いたいファンの方(?)ならマストで行っておくべき公演でしょう。
謎の感想
やっぱり届きませんでした。
さすがチャレンジャーレーベルと言いますか、情報の取捨選択、とっさの判断力、アドリブ性のどれをとっても高水準でなければ突破できない非常にタフな公演でした。
公演中挟まれる「まだ○○をしていないチームはヒントをご活用ください」のアナウンスに迫りくるタイムリミットを感じつつ、身を焦がしながら謎を解く緊張感。一度止まってしまったら飲み込まれてしまうほどデッドラインは常に背中にありました。まさか最初の小謎からヒントブックを使うとは思わなかった。
さすがに難易度設定について賛否あるかもしれませんが、たまにはこのような状況も悪くないと思います。
また、今回の公演で使われているシステムはかなり独特なもの。
このシステムがタイトルのようにヨーカワルことによって謎解きとしての面白さはどんどんとドライブしていきます。さすがの実装力と言いますが、タンブルの凄さを改めて実感しましたよ。
ヨーカワリ荘。本当によくできたタイトルだと思います。
変わるのは百も承知なんだ。でもそれを見通す力が私たちのチームには足りなかった。
解説には開いた口がふさがりませんでした。ロジックの衝撃度はヨーカワリの方が上でしたが、全体的な好き度でいえばこちらの方に軍配が上がりますね。
おわりに
そんな感じで『転変の館 ヨーカワリ荘からの生還』の感想でした。
やっぱり今回もダメだったかと思いつつも、私たちのメンバーは既に次回作へのリベンジに燃えています。
いつかチャレンジャーレーベルを突破するまで私たちの挑戦は終わりません。
つぎはどんなタイトルが待ち受けているのでしょうか。ヨースベル坂とかかな。