全国150万人の”押し入れを寝床にしていた”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は川崎で開催されていた公演
『屋根裏少女の秘密』に挑戦してきました!
【ストーリー】
郊外の住宅地。
一見平和そうに見えるその地域には、ひとつだけ曰くつきの物件があった。
誰もいないはずの空き家の屋根裏からは、夜な夜な少女の声が聞こえてくるという。
あなたは近隣住民の依頼により、調査に訪れたゴースト駆除業者。
いかにも不気味な屋根裏部屋に足を踏み入れた途端、
突如出入口は閉ざされ閉じ込められてしまった。
危険だ、急いでここから脱出しなくては。
そんなことを思っていると、そこには一人の少女が……
彼女はなぜここにいるのか? 無事に脱出することはできるのか?
【プレイ方式】
タイプ :ルーム型
制限時間:60分
人 数 :4人1チーム
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
初のメロディラビリンス。なかなか体験できない屋根裏の世界
ざっくり感想
「知る人ぞ知る隠れ家的な立場でオリジナルの体験型ゲームを制作」のコンセプトでおなじみメロディラビリンス、通称メロラビのルーム型公演に行ってきました。
『屋根裏少女の秘密』はJR稲田堤駅にあるメロラビさんの常設店で行われていたイベントなんですけれども、会場の特徴を遺憾なく発揮した雰囲気抜群の公演となっておりました。
まず素晴らしかったのは部屋の構造。
誰もが入室したとたん「あ!屋根裏じゃん」と驚いたはずです。
その理由は天井の一部が屋根に沿って傾斜しており、一部の窓からは外が見えるという仕様。舞台設定として本当にピッタリだと思いました。
雑然と置かれた荷物ボックスやソファ、ちょっと暗めの照明など、シチュエーションにあった小道具たちがより雰囲気を高めてくれましたね。
なかには驚きの使い方をするものも。あのさりげなさは凄い。
物語はゴースト駆除業者になった私たちが夜な夜な少女の声が聞こえてくるという館へ赴き除霊をおこなうというもの。
これだけ書くとホラーテイストなのかと感じますが、タイトルにもある通り「少女の秘密」にフォーカスが当たっているのでミステリー要素が高い。
ちなみに少女はキャストさんが演じられており、より物語への没入感が深まる仕様に。
黒のゴシック系な衣装がとても映えておりました。
彼女とコミュニケーションをやり取りをしながら謎を解くことも可能ですが、後に書きますけど私たちは謎に大苦戦していたので、ストーリー以外の部分で少女と絡むことが全然できませんでした。とほほ。
謎の感想
私たちが大苦戦してしまった大きな要因の一つが探索。
ルーム型の特徴としてやはり家探しという要素が入ってきます。
序盤はサクサク見つかっても、どうしても最後の1ピースが見つからない・・・そんなケースが往々にしてあるのです。
今回も制限時間が半分過ぎたところでそれまでに絶対見つけてなければならないアイテムが見つかっていないことに気づき、そこからの探索する時間は結構絶望しましたね。
それを見かねたのかスタッフの方が結構暗躍してくれまして、進みが良いとは言わないまでも、なんとか食らいつきながら謎を解いていきました。
ルーム型の良さである部屋にあるオブジェクトを活用した謎が多く、部屋のあちこちを見ながらの謎解きはとてもワクワクする出来だったと思います。
思った以上に小謎の数も多く、4人で手分けをしながらいかないと結構時間がカツカツになりそうです。
また中盤以降は物語のギアがグッと上がり、いろいろと切羽詰まった仕上がりに。
本当はもっと物語に没頭したかったのですが、いかんせん制限時間が迫っていてそれを解くのにバタバタしてしまった印象。
もう少し時間に余裕があったらまた違った空気を感じられたかもしれません。
そんなこんなであと一歩のところまで行けたのですがあえなく脱出は失敗。
久々に己の力不足を思い知りました。
おわりに
ようやく参加できた初のメロディラビリンス公演『屋根裏少女の秘密』
部屋の特徴を生かしたルーム型を久々に体験し、失敗こそしたもののとても楽しめた公演だったと思います(ちなみに成功率は20%程らしい)
今後もいろいろと公演が控えているらしいので、面白そうなものは参加してみたいと思います。