全国150万人の”台湾かき氷が好きな”皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在コレド室町で開催されている
『奇幻台灣 ~奇妙なメッセージの物語~』に挑戦してきました!
【ストーリー】
「私はあなたの探し物がどこにあるか知っています」
パスポートを失くしたあなたに届いた差出人不明のメール。
指示に従うことで、あなたは無事にパスポートを見つけることでしょう。
…しかし、この物語には続きがある。
ただでは終わらない。
あなたはこの物語の真相を解明できるでしょうか?
【プレイ方式】
タイプ :周遊型
制限時間:無制限
人 数 :1人~(今回は1人で挑戦)
今回私は謎解きに成功しました!
個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点
≪一言≫
台湾の雰囲気を感じる店内で、ゆっくり謎解きはどうでしょう
ざっくり感想
前回ご紹介した『兜町謎解きガイドブック 未来を照らす予言の書』を遊んだ日、実はこちらの公演も体験していました。
なぜなら会場間がめちゃくちゃ近いから(だいたい歩いて15分くらい)。
基本的に周遊謎って広い範囲を歩くことが多いので、時間もかかるしエリアが近いってことはまずない。
半日時間が空いているならば、2作品をハシゴして楽しんじゃうのがゴールデンルートかなと思います。
さて、話題を戻して公演の話。
『奇幻台灣 ~奇妙なメッセージの物語~』はタイトルにもある通り台湾をテーマにした公演となっており、
くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド 誠品生活日本橋の店内を巡りながら、顔の見えない相手との数奇な物語を紡いでいきます。
私はこれまで誠品生活日本橋に行くのが初めてで、名前を聞いても「誠品ってなに?」といまいちピンときませんでした。
どうやら台湾で展開してる書籍や画廊、アジアンテイストな小物や食べ物まで販売しているなんでもありなオシャレなお店らしい。
大人のヴィレッジヴァンガードみたいなやつでしたよ。
店内の雰囲気もアジアンなテイストが漂い、それでいて厚かましくない。
ポイントポイントにセンスを感じる、凄く落ち着いた空間でした。
そこまでお店のカラーとして台湾が全面に出ているわけではない(販売しているものは多い)ので異国情緒漂う中で…というわけではありませんでしたが、それでも照明の使い方や点在するアイテムには、確かに日本にはないどこかを感じさせてくれました。このお店を知れただけでもやった価値がある。
ホームページ上に書いてある通り公演は前半戦と後半戦に分かれていて、1粒で2度美味しい展開が待っています。
ちなみに前半戦をクリアするとすぐに使えるレモネード屋さんのポイントカードがもらえるので、その場でリフレッシュしてから後半戦に挑戦するのも手。
本屋なので座れる場所も多く、周遊謎なのにゆったりじっくり取り組めるは本当に良い点だと思いますね。
謎の感想
前半戦はストーリーに沿い、案内に沿ってパスポートを見つけてくパート。
難易度は結構低めであっさりと遊べる感じ。
キットの冊子紙質は良く、そこそこの分厚さを感じさせるが、1ステップにつき1問程度しか出題されないためガンガンと進んでいく感じは自分が天才になったようで気持ちが良い。
主人公と同じく、「これからなにが起こるのだろう」という不安感に身を任せて歩きましょう。
誠品生活日本橋やコレド室町自体の意匠の謎への落とし込みも上手で、手掛かりを求めて角を曲がると新たな発見があるのは本当に面白かったと思いますね。
前半で好きだったのは4つのアレを使った謎。アレ自体のデザインが良く、同じところをずっとグルグル回っていました。
パスポートも見つかり一件落着と思いページをめくるとなにやら異様な雰囲気。
音を立てずに忍び寄る不穏感がいかにもアジアのホラーっぽい。
詳しく書きませんが、後半戦は前半戦で残った謎に迫っていきます。
ここからはLINEを使用しながらよりミクロな視点での謎解きが進行。
これまで使ってきたものをもう一度見直しながら遊んでくのが好きなので、非常にワクワクしながら解いていました。
演出面でめっちゃ好きなのが紫のやつ。
さっきまでの謎は、あくまで現地の要素を使って謎を解くものが大半だったんですけれども、これだけはその関係性が逆転しているんです!良い(語彙力)
正直そこからの展開はベタでしたが、このどっしりとした結論の余韻に浸れてよかったと思います。
プレイ時間は大体1時間。クリア画像の感じも好きでした。
おわりに
そんな感じで『奇幻台灣 ~奇妙なメッセージの物語~』の感想でした。
1,100円というお手頃価格でサクッと遊べつつ、誠品生活日本橋という興味深いスポットをしれて本当に良かったです。
プレイ時間は短めなので、なにかと合わせて遊んでみてください。