【感想】SCRAP団スペシャルパーティー 団員10周年大団円!!

全国150万人の”少年探偵SCRAP団員”の皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は7月3日に開催されたオンラインイベント
『SCRAP団スペシャルパーティー 団員10周年大団円!!』の感想(第2部メイン)です! 

【概要】
オンラインで遊べる1日限りのイベント
「SCRAP団スペシャルパーティー 団員10周年大団円!!」

全国どこにいてもお家から参加可能な
ファンクラブ設立10周年記念パーティー!
最新作のキット通販型リアル脱出ゲーム
「こちら謎解き通信司令室」を一斉に遊んだり、
この日のためだけに作られた特別な高難易度謎解きもご用意!

1日限りのスペシャルパーティー、
どうぞお楽しみに!

少年探偵SCRAP団創立10周年!

リアル脱出ゲームでおなじみのSCRAPをより深く、そしてもっと面白く楽しみたい。
そんな人たちが集まるのがSCRAPファンクラブ『少年探偵SCRAP団』


月額330円か年間3,300円を支払うことで入団でき、他の人よりも先に公演のチケットを購入出来たり、団員限定の持ち帰り謎やコンテンツを体験できたりします。
なにより1公演につき300円がキャッシュバックされるクーポンも12回分。計3,600円も用意されているため、多少懐に余裕がある人ならば入っておくに越したことはない。というファンクラブとなっています。


私も御多分に漏れず入団している『少年探偵SCRAP団』が創立10周年ということで企画されたのが、今回の「SCRAP団スペシャルパーティー 団員10周年大団円!!」となっております。


このイベントはお昼の12時スタートの第一部夕方16時半スタートの第二部の2部構成となっており、どちらの部から参加してもOKという感じ。

第一部は新作持ち帰り謎をみんなで楽しもうみたいな内容だったので、私は第二部から参加。
こちらのメインは団員のみが参加できる新作オンラインリアル脱出ゲーム「本当に難しい!? 少年探偵SCRAP団への挑戦状」
SCRAPが本当に難しいというのだからマジで難しいんだろうなと思いつつ、PCと珈琲の準備をしてその時を待ちました。

第二部のざっくり感想

『SCRAP団スペシャルパーティー 団員10周年大団円!!』の第二部はリアル脱出ゲームのほぼすべての音楽を担当する伊藤忠之さんによるスペシャルライブからスタート。

東京ミステリーサーカスで流れる「Dream I saw in the observatory 」を弥沙美紗子さんが歌ったり、
いきなりシークレットゲストで出てきた社長が「限りある世界で」「ものがたりのはじまり」を歌ったり
団員からコーラスパートを募集した新曲「テーマソングのない世界からの脱出」を永原真夏さんが歌ったりして短い時間ながらとても贅沢な時間を過ごせました。
アルバムも持ってるんですけど、やっぱり生で聴く音楽は本当に素晴らしい。


そのあとはSCRAP団10周年企画振り返り裏話&新作キット通販型リアル脱出ゲームお披露目会等のトークコーナー。
青木さんの安定の司会ぶりを楽しめました。


そして18時から、本日の目玉である新作オンラインリアル脱出ゲーム『本当に難しい!? 少年探偵SCRAP団への挑戦状』
これが本当にやばかったんです

謎の感想

ざっくりとストーリーを話すと、とある部屋に閉じ込められてしまった団長を救い出すため、現地にいるスタッフと情報をLINEでやり取りしながら謎を解いていくというオンライン系公演ではオーソドックスなもの。

ただ、やり取りする情報には欠陥があり、画像一部の情報が手で隠れていたりぼやけていたり、ついには画像すらない。という悪条件の中で解かなければいけない超ハードな難易度だったんです。
ちなみに問題がぼやけていることは事前の練習問題で公開されていて、これにイヤな予感をした方も多かったのではないでしょうか。


問題から得られる情報が少ないので必然的に謎を推測する部分が多く、ほとんどの問題はひらめき特化型
ひらめかないと一生沼にハマっていたと思います。
制限時間が100分と長い中で、20分間も謎の取っ掛かりと格闘している私。やっぱり焦ります。
時間ごとにヒントが出るものの、個人的には芯を食ったものではなく、もどかしい気持ちが募るばかり。


そこをなんとか乗り越え答えを入力しても、出てくる情報に頭をひねるばかり。何なのだ、これは!どうすればいいのだ?!
モニターの向こうでコメントする人たちも最初こそ威勢が良かったものの、次第にトーンが落ちていき苦しんでいる様が手にとるようにわかりました。こんな気持ちを共有したくはなかったのですがね・・・。


私自身は経験していないのですが、以前『ほんとに難しいリアル脱出ゲーム』というイベントがなぜ自分に合わなかったのかを話してくれた友人の体験談をプレイ中に思い出し、「あの人はこんな気持だったのかな」と考えてしまいました。


それでも必死に食らいつき友人と2人で挑んだ最後の謎。
発想を転換させた先にある、こちらもとても歯ごたえのある謎でした。
案内されるヒントも底をつき、でてきた情報を使ってなんとかキーワードを見つけ出さなくてはなりません。
もちろんそこにはロジックが存在するわけですが、私にはそれをする時間はもう残されていませんでした。

情報から余分なものを排除し残されたパーツを拾うとなんだかそれっぽい感じになりました。
この後行われるであろう解説で言いそうなフレーズにも繋がりそうだし「なんとかなれー」という気持ちで入力し報告ボタンをポチ。

正解でした。
70%山勘でしたが、なんとか一矢報いることに成功。
私一人では絶対ここまでこれなかったので、一緒に遊んでくれた友人には本当に感謝しています。

おわりに

少年探偵SCRAP団設立10年を祝う一大イベント。結論から言えば参加できて良かったです
謎解きに関しては難易度が高すぎてヒントもすべて見てしまった結果、自分自身の力で解いたという感じが薄く、あまり爽快感は得られませんでした
加えて私が謎解きにおいて求めてない要素が多かったのも正直イマイチと感じた要因でしょう。
ただフォローするわけじゃないですが、こういうコテンパンにされるタイプの謎解きに胸を借りるつもりで今後も挑んでいきたいですね。


ライブパートは本当に楽しかったですし、同じ時間を同じことが好きな人たちと過ごせたのは夏の良い思い出になったと思います。
今までは団員系のイベントには参加してこなかったんですが、これからはもう少し楽しんでみようかな。