全国150万人の”紙たばこから加熱式たばこへ変えた”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在リアル脱出ゲーム吉祥寺店で開催されている
『演じすぎた男』に挑戦してきました!
【ストーリー】
その部屋には他と違う部分がひとつだけあった。
それは天井からぶら下がった死体。
現場は劇団アルバンが公演を行う劇場の楽屋。部屋では脚本家の吉川昌之が死んでいた。
第一発見者は劇団員の染谷太一。
「以前から自殺をほのめかすようなことを言っていたので、嫌な予感がしたんですよ」
よどみなく語る彼の話と、ある現場の状況から自殺であることは決定的だった。
しかし、刑事であるあなたは現場の“小さな違和感”に気がつく。
「少し時間をいただけますか? この事件はみなさんが思っているよりも複雑なようです」
あなたは確信していた。これはただの自殺ではないということを。
さあ、あなたは細かな観察力と大胆な推理で犯人を追い詰めることができるだろうか?
【プレイ方式】
タイプ :特殊型
人 数 :1~3人1チーム
個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点
≪一言≫
謀ったな岡田義徳ぃぃぃぃ!
ざっくり感想
実際に事件現場を捜査し、推理とヒラメキで犯人を追い詰める「現場捜査ゲーム」
今回遊んだ『演じすぎた男』は、その第1弾として開催された公演となっています。
とある劇団の控室で死んだ脚本家。そして第一発見者となった劇団員の男。
彼の口ぶりによると脚本家は自殺のようだが、その様子がどうにもおかしくて…というのが本公演のざっくりとしたストーリー。
会場に再現された事件現場。そこを調査し、手掛かりや証拠をもとに殺害方法や犯人のトリックを見破ることがこのゲームの目的。
過去に遊んだ現場捜査ゲームの第2弾である『配信者は殺せない』をプレイして、推理という苦手なジャンルながらも古畑任三郎的な世界観は好きなのでぜひ前作も遊びたいと思っていました。
事件現場には様々なアイテムが雑然と置かれ最初は戸惑いますが、調べられるアイテムには数字が書かれているので迷うことはないでしょう。
劇場の公演ポスターなど、架空のものながら作りこみはきっちりとしています。
自信家で不敵な劇団員を演じるのは俳優の岡田義徳さん。
もともと演じる役柄によって雰囲気を大きく変える方でしたが、この公演でもその個性をいかんなく発揮。
とっても憎らしい敵役としてこちらに立ちはだかってきます。
普通の推理ものだったらちょっと怪しい人物ぐらいで済む人物像ですが、犯人がわかっている世界観においては30%増しでこちらの感情を逆なでしてくる。
基本こちらをナメている態度で接してくるので、本気であの無精ひげをブチ抜きたい気持ちにかられましたよ。
謎の感想
いやー本当に難しかった。
『配信者は殺せない』をいい感じでクリアできていたので、「どうせ1作目は探り探りなんだろΨ(`∀´)Ψケケケ」みたいに思っていたらバチボコにやられました。
その要因の一つとして『配信者は殺せない』よりも『演じすぎた男』の方が公演の構成がシンプルになっており、物語のポイント1つでも見逃してしまうとまったくもって真相が見えてこないところにあります。
推理が苦手な私は結構序盤から頭を悩ませてしまって、制限時間によって開示されるヒントが全て出きってもまだ結論が出ないなんてことも。
虫食いの穴にキーワードを片っ端から入れて、なんとか喰らいついていった印象です。
『配信者は殺せない』はピンチになってもなんだかんだリカバリーが効くなという印象だったので、そういう意味で『演じすぎた男』の方が難しいきがします。
動機もわかってるし犯人もわかってる。でもどうしてもあいつを追い詰められない。
違和感を違和感と感じられない時点で勝敗は決まっていたのかもしれませんね。
最後は岡田義徳の勝ち誇った顔をみて終了。
彼の演技によって真相は煙に巻かれてしまったのです。
ちなみに解説を聞いた私の感想は「そんなの分かるか!」でした。
推理…難しい…
おわりに
現場捜査ゲーム『演じすぎた男』は推理苦手民にとってかなりハードな公演となりました。
このゲーム1~3人で挑戦可能なんですけど、1人よりは2人、2人よりは3人でプレイすることをおススメします。
次回作でリベンジしたい!