全国150万人の”両国国技館で卒業式を行ったことがある”皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在西新宿で開催されてる
『どすこいルームからの脱出』のに挑戦しました!
【ストーリー】
あなたが訪れたのは不思議な部屋の扉の前
奥からはドスコイ、ドスコイ、という謎の声
あなたはこの不思議な部屋から脱出することができるのだろうか!?
【プレイ方式】
タイプ :ルーム型
公演時間:約60分
人 数 :6人1チーム
個人的満足度★★★★★★★☆☆☆ 7/10点
≪一言≫
どすこいだけどどすこいだけじゃない!ハイテンション公演
ざっくり感想
キャストとのやりとりや取りあげる題材の突飛さからエンタメに特化していると見せつつその実丁寧に構築された謎解きが楽しめる団体メルエ。
今回久々の再演ということで、挑戦してきました。
私自身のメルエ歴でとしては、ナゾガクというイベントで開催されていてショートバージョンの公演を体験したのが初で、その2年後に『銀河生命体インフェルノからの脱出』をプレイしたが最後といった感じ。
その時もキャストのあまりの熱量の高さに「あっ、メルエってパッション系なんだ」と強く印象に残っていました。それにつられて喉を枯らすぐらい盛り上がった私もたいがい。
そんなメルエ久々の公演は、一度聴いたら忘れられないタイトル『どすこいルームからの脱出』の再演。
誰が予想しても明白なぐらい相撲がテーマになっていますが、キービジュアルの感じはちょっと不穏そう。
でも部屋の中からどすこいどすこいと流れているのならきっとエンタメ系なのだろう。
そんな二律背反な気持ちを抱きつつ、ゼオクシーでもよく使う新宿のビルへ出稽古に向かいました。
6人のルーム型にしては小ぶりな室内には、どこかで見たようなアイテムや全く見たことないアイテムがありいきなりこちらの度肝を抜いていきます。
私もそれなにり年を重ねてきた覚えがありますが、こんなにアクの強いカリフォルニアロールみたいなアイテムは初めてでしたね。一体どこで調達してきたんだ。ガレージセールか?
そんな戸惑いもありつつ公演はスタート。
あとは制限時間いっぱいまでどすこいの嵐とキャストさんと私たちのがっぷりよつ。
なるほどこれがどすこいルームの正体かと、そう思わざるをえせんでした。
謎の感想
ここからはね、いかにこの公演がどすこいだったのかをつぶさに語りたいところなんですが、どすこいだった以上の言葉が出てこないので詳しくは話せません。
謎一つとっても非常にコンセプチュアルに作られており、SCRAPの某公演の源流はここにあったのかと思ってしまうくらい徹底されています。
個人的にはこういう手を変え品を変え系の謎は楽しいのでもっとやってほしいなと思います。
加えて公演情報を見る限りかなりのどすこいを押している『どすこいルームからの脱出』ですが、それでもどすこい一辺倒ではないのが凄いところ。
時には智謀を張り巡らし相手の目を抜く作業がスパイスとなって、1つの公演の中にきちんと展開の波ができていました。
とにかく物量が多く、制限時間が迫ってこちらも土俵際に立たされてしまったわけですが、チームメイトの諦めない心と脅威の粘り腰で見事に状況を打破。
押し出しを決めて無事に千どすこいをゲット!**やったね。
おわりに
その名に違わずキワモノ感も強い『どすこいルームからの脱出』でしたが、
中盤から差し込まれるスパイスと一貫したコンセプトの対比もあり、想像以上に楽しい公演となりました。
チャンスがあれば同団体の別公演も再演してほしい。
帰りにはちゃんこが食べたくなりました。