全国150万人の"玉乗り上手な"皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は対象年齢以上の人なら一瞬でルールが理解できる、
遊んでても人のプレイを見てても楽しいバランスゲームの紹介です。
『たまつむバランス』
【ゲーム概要】
積んでたのしい!ルールカンタン!ハラハラドキドキのバランスゲーム!
スティックを使って白い玉を全て乗せ切ることを目指すバランス系ボードゲームです。
密集したカラフルな玉からすり抜けないようにスティックを使ってボールをうまくのせることを狙います。
もし落としてしまったら自分の手元に戻って気してしまうので慎重にのせましょう。
【プレイ環境】
人数:2~4人
時間:15分
年齢:6歳以上
≪一言≫
こういうのでいいんだよ。こういうので
ざっくりプレイ方法
1. 各プレイヤーはプレイ人数に合わせた白い玉を受け取る
2. 手番プレイヤーは手元のスティックに白い玉をさし、中央の玉の上に乗せる
3. 乗せることに成功したら次の手番プレイヤーへ
4.自分の番に玉を乗せた影響でバランスを崩してしまった場合、落ちた玉を全て自分のエリアに回収する
5.手元の玉をすべて乗せきったプレイヤーの勝利
43秒でルール説明が終了する単純明快バランスゲーム
『たまつむバランス』はおもちゃメーカーのカワダから発売されている多人数プレイのゲーム。
私が好きなユーチューバーの方がプレイしている動画をみて「これは絶対に面白いやつ!」と直感し、次の日にはポチっていました。
このゲームの高評価ポイントとしてあげられるのは誰が見てもルールが単純明快でわかりやすいこと。
メーカー公式のルール説明動画がコチラ。
たった43秒の動画ですが、なにをするゲームか・勝利条件はなにか・ミスをするとどうなるかが一発でわかります。
比べる土台が違うのは重々承知ですが、プレイ時間が1時間を超える中~重量級ゲームですと 説明書を読むだけでもそこそこの時間を要し、プレイしながら徐々に内容を理解していくのなんてザラ。
年齢を重ねると新しいゲームに触れるにあたっての心理的負担がどんどん大きくなってしまっているのが正直なところ。
その点このゲームはもう本能でルールが分かりますからね。
ゲーム会に持ち込みましたが、おじさんたちでもすぐにプレイすることができました。
こちらが箱の表側
ポップなフォントと一発でどんなゲームか分かるデザインが秀逸。
スクラビングバブルみてーな顔が若干憎たらしい。
箱の裏側にはプレイに興じる外人ファミリーの写真が掲載されています。
私の提唱するルールが1分以内に説明できるゲームには外人が写っている法則にまた一つのサンプルが加わりました。
もう一つのサンプルは『侍石』
内容物はゲームフィールド用のベースとアーム、頂点のフックとそれに引っ掛けるリング、乗せる用の玉と乗せられる用の玉とスティックが付いています。
ゲームフィールドも簡単に組み立てることができ、脱着が容易なのでゲーム会に持ち込みやすいのもありがたい点。
玉を乗せていくバランス部分はフックにリングが掛けかれているだけなので想像以上にゆらゆらと揺れる。
ちなみにリングには初級・上級と2種類が用意されていて、接続する棒の間隔が違う。(数は同じ)
上級は間隔が広くとられているのでより棒が外へ外へと逃げやすくなっています。
最初は同じ棒に同じ色の玉を付けていたんですが、左右でバラバラの玉を付けた方が見た目豊かになる気がするのでおススメ。
こちらが乗せる玉。
プレイ人数によって割り当てられる玉の数が異なります。
直接手で乗せるのではなく、スティックにさしてバランスを図りながらそっと置いていくのがゲームのミソ。
スティックに刺した感じはさながらキャンプファイアーのマシュマロっぽい
自陣の玉をすべて置ききることができたら勝利です。
プレイしてみて
バランスゲームの名前は伊達ではなく、手番の3~4周目、数にして15個前後になると一気に玉を置く難易度が上昇します。
見かけは大丈夫そうに見えても、空中に浮かぶ玉のどこに力がかかっているか想像するのは容易ではありません。
それに加え均衡が瓦解するときはほとんどの玉が落下してしまうため、そこから形勢を逆転するのはかなり難しいと考えられます。
こんな感じ。
また、ゲームの特質上先攻が圧倒的に有利。このゲームに勝つためにはまずジャンケンに勝ちましょう。
ともあれ肩の力を抜いて考えればみんなでワイワイと楽しめるのは間違いない。
最初は対戦ゲームとして始まりますが、いつの間にかどれだけ無傷で玉を積めるかという協力ゲームの様相を呈してきます。
そこはキャプテン・リノに通じるものがありますね。
また、バランスを崩して玉が落下する様子は結構迫力があるのでゲーム会のアイスブレイクなどで遊ぶと盛り上がるのではないでしょうか。
加えてめっちゃいいのはお値段。
定価が安く助かる上にセールが頻繁にかかるので、2000円もあれば買えるんじゃないでしょうか。
年末年始に家族や友達と会うときにサクッと持ち込むにはうってつけのゲームだと思います。
みんなも玉を乗せていこう!