【謎解き感想】GambLe RiddLe ScrambLe!!!

全国150万人の”カジノディーラー”の皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は12月18・19日に開催されていた謎解きイベント
『GambLe RiddLe ScrambLe!!!』の感想です!

【ストーリー】
ようこそ、ミステリーカジノ“リドラ”へ。
当店で遊べるギャンブルに、運は必要ありません。
試されるのはあなたの「ひらめき」、ただそれだけ。


我々が用意した数々のギャンブルに勝利し、その優秀な頭脳を示すことができたなら。
あなたは巨万の富を手に入れることができるでしょう。


さあ、ゲームの幕が上がります。
欲望と謎に満ちた、狂乱のひと時をお楽しみください。


【プレイ方式】
タイプ :ホール型
制限時間:60分
人 数 :4人1チーム

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫ このギャンブルは神に祈らない

ざっくり感想

謎解きクリエイターである松丸亮吾さんが代表を務めるRIDDLER株式会社。
これまでも様々な企業とタイアップやコラボ、積極的なメディア戦略とも相まってここ数年で急成長している謎解きクリエイター集団、というか企業さんですね。


AnotherVisionという確かな屋台骨はあったものの、ここまで広く謎解きという文化を幅広い年齢層に伝播させたのは老舗のSCRAPと新進気鋭RIDDLERの功績ではないでしょうか。


そんな謎解きクリエイター集団RIDDLERですが、数々のコラボ謎やWeb・LINE謎を発信してきたものの肝心の公演型謎解きはこれまで全くと言っていいほど開催されていませんでした
あんなに頭いい人達を捕まえて公演を打たないなんてもったいない(個人談)と思っていたところ、、、、、


ついについに、満を持してのホール型公演開催決定!
この瞬間TLが歓喜に満ちていたのを覚えています。


さて待望の公演テーマは”カジノ”
誰でもルールがイメージしやすく、なおかつゴージャスな演出もできるので、お披露目公演としてはピッタリの題材だったのではないでしょうか。


しかもストーリーを読むとこのカジノには必勝法があり、ひらめきを駆使すれば大金を得ることができるとか。めちゃくちゃアがる展開ですね。
そんなわけで早速チケットをとり、会場へGO!



六本木にあるベルサールが今回の舞台。
入場前の参加者を整理するスタッフも、ジャケットにパンツルックとカジノのディーラー調の服装をしており開場前から雰囲気作りはばっちり


テーブルはバーのようなハイテーブルでスタンディング形式。
間隔も結構みっちり目でしたが動線は広くとられていたので、動く分にはそこまで困らないレイアウトなのが助かりました。


私が挑戦した回の”立会人”こと司会はRIDDLERの代表でもある松丸さん
様々な経験をへて久しぶりに司会として参加者の前に立つ彼の姿は少し大きく、頼もしく見える。
と思ったのも束の間早速の甘噛みを繰り出してしまい、暖かい笑いを誘っていました


ご挨拶もそこそこにテキパキと説明される今回のルール。
後ろに流れるBGMと映像は公演に合わせて作られたオリジナルで、かなり気合が入っているように感じられました。
赤を基調としたキラキラとしている加工とカットインしてくる差し色の黒のコントラストは見ていてこちらの心を熱くさせ、
音ハメに合わせて繰り出されるカウントダウンは、同時に背景に映るカジノ由来のアイテムが数字と関連性を持っているのもメチャクチャ気持ち良かったですね。

謎の感想

最高潮のボルテージの中切って落とされた戦いの火ぶた
まずはこのカジノについてよく知らなければなりません。
もちろんその為に必要なのはひらめき。そしてひらめきから得られたものを上手に組み立てていく論理的思考


カジノで扱うゲームの種類ももかなりバラエティに富んでおり、定番のものから「こんなのあるの?」と驚いてしまうものまで。
特に序盤で出会うゲームは小道具のDIY感あふれる感じがかなり好感を持てました。あのくるくるを思いついた時めっちゃ気持ち良かったに違いない


そして創意工夫しなければならないのは我々も同じ、謎を解きつつどんどんと難題を突破していきます。
この公演1チーム4人なんですが、小謎の物量が結構えげつないのでサクサク解いていかないと後れを取ってしまうのです。
私たちのチームもスタッフの方に声をかけてもらって初めて進捗がダメなことに気づき、そこから問題の取捨選択や最大効率を考えたりしてステップを進めていきました。
最終的にラストステップまでたどりついたものの、そこでのひらめきが足りず・・・惜しくも大金を稼ぐことはかないませんでした。


詳しく出せないけどうちのチームはこんな感じ。
稼いだ金に応じてランク付けがされるのですが、Bランクと下から2番目の位置でした。



ちなみに参加回のトップはSクラス。すごい。
すごいで言えば、別のチームで親子で参加されている方がいて、お子さんの年齢が7歳だったということで会場がざわついていました
まず家族でこの公演に参加することも凄いし、7歳でこのエンターテインメントを知れるのはとても良い体験になっただろうなと思います。
ぜひこのまま沼に沈んで欲しい。

ED映像も良かったです。くるくる回るカードの質感がヤバかった。

おわりに

初のRIDDLER公演は幅広い年齢層に楽しめるモチーフなもののきっちりと締めるところは締める難易度となっていました。
次回公演がいつになるか分かりませんが、リドラパワーを感じられる作品になることを期待しています。


物販で買った持ち帰り謎ALPHABETSの完成度もすさまじかったです。
[w:600]
喫茶店に籠もり4人がかりで1時間半かかりました。宇宙。