【ボードゲームレビュー】パンデミック: クトゥルフの呼び声

先日友人と超久しぶりにいったボードゲームカフェ。
せっかくなので家にない中~重量級のものをやりたいねという話になりチョイスしたのは
「パンデミック:クトゥルフの呼び声」

ホビージャパン パンデミック: クトゥルフの呼び声 (Pandemic: Reign Of Cthulhu) 日本語版 (2-4人用 40分 14才以上向け) ボードゲーム

協力型ゲームの金字塔ともいえるパンデミックシリーズゲーム界のダークサイドを一手に担う(偏見)クトゥルフのと強力タッグ。
どんな感じになるかとても興味が湧いたのでいざプレイ!


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箱を開けるとみんな大好きクトゥルフ様がお出迎え。気の利いた演出で否応がなくテンションが上がります。

通常のパンデミックとの大きな違いはプレイヤーのクリア目標。
ウイルスの代わりに各地で暗躍している邪教徒の儀式を阻止し、邪神の復活を阻止すること。
狂気の瀬戸際にあっても私たちが最後の希望となるのは変わりませんね。


また、プレイヤーも邪教徒やモンスターを一撃で葬ることが出来る『ハンター』特殊能力をノーコストで使用できる『魔術師』など、個性豊かな面々。
各キャラクターはただのコマではなく、きちんとフィギュアになっており、没入感はこちらのほうが上かなという印象。
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もちろんクトゥルフものではお馴染みのSAN値チェックもあり、正気を失うと各キャラクターの能力が半減するという設定がなされています。


邪教徒が同じ場所に何人か集まると開始されてしまう覚醒の儀式(通常版でいうパンデミック)では、邪神が大復活!我々にデメリットの効果を与えてきます。

8体の邪神が復活してしまうとクトゥルフ様が降臨され世界は滅亡。プレイヤーの負け。
復活する邪神の順番がある程度ランダムのため、大したことないじゃんと思った矢先に別の邪神とのシナジーで一気に地獄を見ることになったりするのが神の理不尽さを表しているようで良い。


少しずつ現世と異界をつなぐゲートを封印するが徐々に復活し、この世に影響を与える邪神たち。
もうだめかと思ったそのとき、タッチの差で最後のゲートを封印することに成功! 無事この世界は守られました。

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本当にギリギリの勝利。ゲートを封印した直後に思わずみんなで熱い握手をしました。


普通のパンデミックとは一味も二味もテイストの違うものでしたが、このギリギリ感はまさしくパンデミック。盛り上がることまちがいなしです。