【謎解き感想】『犬夜叉』『半妖の夜叉姫』×リアル脱出ゲーム 妖気漂う遊園地からの脱出

全国150万人の”家に過去へとつながる井戸がある”皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は東京ドームシティアトラクションで開催されている
『妖気漂う遊園地からの脱出』に挑戦してきました! 

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【ストーリー】
時は、戦国時代ーー。
平和に暮らしていたあなたの前に、突如一体の妖怪が襲いかかる。
手も足も出ず絶体絶命のそのとき……!

「どいてろ! 風の傷!」
犬夜叉が現れ、黄色い閃光とともに妖怪に斬りかかる!
命拾いしたあなた。
しかし、妖怪はあなたに「死の呪い」をかけ姿を消してしまった。
妖怪が去った方角には、最近現れた“遊園地”という場所がある。
“遊園地”とは、戦国時代にはない娯楽で溢れ、快楽を求めた人々が集う楽園だという。
しかし行って帰ってきた者は一人もいないらしい……。

あなたは犬夜叉たちと、そして時代を越え、夜叉姫たちと妖怪に立ち向かう!
果たして、「死の呪い」から逃れることはできるのか!?


【プレイ方式】
タイプ :周遊型
制限時間:無制限
人 数 :1人~(今回は2人で挑戦)

今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
犬夜叉×半妖の夜叉姫×SCRAPのコラボ謎 周遊謎の枠を超えた豪華な演出が多数

ざっくり感想

週刊少年サンデーにて1996年から2008年まで連載され、2000年からTVアニメも放映された戦国御伽草子『犬夜叉』と、その15年後を舞台にしたオリジナルアニメ『半妖の夜叉姫』。2つの作品とSCRAPがタッグを組み、2つの世界をまたにかけた謎と物語が繰り広げられます


いやぁー懐かしい!
溜まっていた宿題を無理やり片付けて19時になったらご飯を食べつつアニメを見てい子供時代が思い出されます。
ちなみに19:30は名探偵コナン、20時からは世界まる見えテレビ特捜部が放映されており、日本の小・中学生の85%は流れで見ていたのではないでしょうか。



そんな『犬夜叉』の続編が2021年になって急に始まったというのだから驚き。それに主役の中に圧倒的女性人気を誇っていた殺生丸の娘がいるというじゃありませんか。
地元のモールで久しぶりに当時憧れていた先輩に会ったら結婚もして子供もいたぐらいの衝撃を受けている人もいそう。


そんな『犬夜叉』ワールドがいよいよ謎解きの世界に進出ということで、友人と日程を合わせて挑戦してきましたよ。

会場は水道橋にある東京ドームシティアトラクションズ

過去にもワンピースやジョジョの奇妙な冒険など、なにかとアニメとのコラボ謎で使用されることの多い場所。
この季節の周遊型は暑さがなによりも大敵だったりするんですけれども、長雨が続いたおかげで気温も落ち着きかなり遊びやすいコンディションでした。
やはり周遊は春秋に限る。


受付を済ませいよいよ入場。
入口にはフォトスポットやキャラ紹介のポスターが貼られており歓迎ムード満点。
また、園内放送で犬夜叉とかごめが公演の告知をやっていたりと結構力が入っている印象

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右手にある階段を上り、オープニングを見るためにとあるブースへ。
ブースの入り口でアルコール消毒をするんですけど「ここは神聖な場所だから身を清める必要がある」と理由付けがキチンとされているのが世界観を壊さない良い工夫ですね。


この『妖気漂う遊園地からの脱出』はいわゆる2部構成となっており、前半は比較的子供向けのアトラクションが多いエリアを使った犬夜叉のストーリー、後半はラクーアゾーンを使った半妖の夜叉姫のストーリーが展開されます。

ストーリーは地続きになっているので、どちらか好きな方から~みたいには遊べないので注意。
ゲームの進行は心が通じるお守り(LINE)を使用。謎の答えを入力することで遊園地に巣食う妖怪を退治し、物語を進めていきます。


また、ゲーム中に登場する妖怪は”遊園地のアトラクション”に姿を変えているため、彼らを倒すためには実際にアトラクションにのって、そこに記載されたヒントを見なければいけません
そのため公演チケットには5回乗れる券のプランとフリーパスのプランが用意されているので、お財布と相談しながらチケットを選びましょう。私たちは5回券の方で挑みましたが問題なかったです。


犬夜叉パートが終わってから夜叉姫パートに進む際に、ある種のタイムトラベルとするわけですが、その時に通った道に両アニメのモザイクアートがエモエモな感じで思わず写真に撮っちゃいました。
参加した人はぜひパノラマ写真で撮ってほしい。

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逆に残念だったのはボイス関係
両パートとも主役級の人たちはしっかりとボイスが付いていたんですが、途中合流した弥勒と珊瑚には声がついてなかったんですよね。
ゲーム中でも特に活躍した描写もないし、旅の一行だからとりあえず出した感が強くて残念でしたよ。珊瑚の声聞きたかったー( ノД`)
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あなや・・・

と細かい所に突っ込みたい気持ちはあるものの、各パートのクライマックスでは凝った演出もあり、周遊謎というくくりにとらわれない豪華さが魅力の公演なのは間違いない。

謎の感想

コラボ謎の宿命か分かりませんが出題される謎はあっさり目のものが多く、ヒントをもらうためにアトラクションに乗る必要がありますが、そこから悩むことは無いでしょう。
逆に高い所が怖い人や三半規管が弱い人は、アトラクションに乗れるかどうかの方が難易度高い気がします。


一応いくつか候補があるアトラクションのうち、1つでもクリア出来たらストーリーが進むというフォローはありますが、全部クリアすると+αの展開があったりするのでサクサク進めるかたっぷり楽しむかはあなた次第。


後半になればなるほど難易度は高くなり、半妖の夜叉姫パートで唯一無料で挑戦できる妖怪は量も多いのでヒントを集めきったらどこかに座って解くことをオススメします。


個人的に好きだったのは敵対する妖怪の起源や弱点を調べる謎
こういう一定のルールに基づいて他の余白を推測していくのってなんだか推理ゲームみたいでワクワクしますよね。
不器用なのでシールを貼り付ける作業には苦労しましたけど。


そんなこんなで最終戦。
これまで2つの時代をまたにかけた私たちにとって、まさに総決算ともいえる戦いを繰り広げ、見事に勝利を収めることができました。
ストーリーの切り札になるアイテムがいつの間にか瞬間移動していたんですけど、どっかにその描写あったかしら、とちょっとモヤッとした感情を残しつつゲームは終了。


まとめとしては、なにより10数年ぶりに彼らにもう一度出会えたことに感謝しかありません。ファンなら行って損はないと思います。

ちなみにアニメ『半妖の夜叉姫』は第二期がこの秋からアニメで放映されるそう。
これも何かの縁ですし、見てみようかな。

第1話 あれからの犬夜叉


それではまた。

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