【謎解き感想】時限爆弾からの脱出

全国150万人の”腰に爆弾を抱えている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。鈴村リク (@alfbds0954) です。

今回は現在全国各地で開催されている公演
『時限爆弾からの脱出』に挑戦しました! 

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【ストーリー】
過去に爆弾処理班として様々な爆弾を止めてきたあなた。
今回の任務は、とあるビルに
仕掛けられた時限爆弾を解除すること。

現場に到着したあなたはあることに気が付く。

「この爆弾どんどん大きくなっていないか?」

どうやら仕掛けられた爆弾は、時間とともに膨らみ続けているようだ。
このまま膨らみ続けたら爆発してしまう…
残された時間はどれだけあるのだろうか?

いつ爆発するかわからない恐怖からパニックになる現場。
この爆弾を止めなければ多くの人を巻き込んでしまう。

この極限状態の中で、あなたは止まらない時限爆弾を
解除することができるのだろうか!



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【プレイ方式】
タイプ :ホール型
制限時間:60分
人 数 :6人1チーム

今回私は謎解きに成功しました!

個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点 

≪一言≫
風船が割れたら即終了。予測不可能のドキドキがあなたを襲う

ざっくり感想

2021年2月から緊急事態宣言による休止とそれに伴う期間延長を経ながら3か月にわたりTMCで行われていた『時限爆弾からの脱出』
最終日にギリギリ滑り込んできました。

この公演のコンセプトはズバリ時限爆弾の解体
私たちは爆弾処理班となり、目のまえに存在する爆弾を絶望の淵に立たされながらも止める。という物語が展開されます。


「爆弾解除」というエッセンスは過去様々な公演で使用されており、特にSCRAPの公演は脱出に失敗するとなにかと爆殺されがち 。 私もたくさん爆殺されました。
そんな中で『時限爆弾からの脱出』がその他の爆弾解除公演と一線を画す点は、実際に時間経過で膨らんでいく爆弾が目の前に存在していること。


大枠の時間制限は60分と決まっておりますがそれを私たちが視覚的に読み取ることはできません。
ましてや「制限時間まであと5分!」なんて会場アナウンスもありません。
あるのは刻一刻と膨らんでいく風船。それが割れれば脱出失敗。いつ爆発するかは誰にも分からない

いつもとは違うシチュエーションでの独特な緊張感と、どこかバラエティー番組的なノリを楽しめるエンジョイ系な公演でした。


会場は新宿の東京ミステリーサーカス。
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行くのは進撃の巨人コラボ以来なので、結構久しぶり。

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受付を済ませいざ入場。爆弾処理班に扮したスタッフに導かれテーブルへ。
TMCでの公演最終日かつ朝一回ということもあって参加者も少なく、かなり落ち着いた雰囲気でしたね。
私は友人と2人で行ったのですが、テーブルは満員とならず4人での挑戦。


参加者全員にオリジナルの「フェイスシールド」が配布されプレイ中はそれを装着して爆弾解除に挑みます
ちょっと特殊部隊感が増しますね。
ちなみにフェイスシールドは公演後持ち帰りが可能。
解除班のエンブレムが入っていたりしてなかなか凝った作りになっていますが、材質は簡素なので、日常使いは難しそう。
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特殊部隊の気持ち

比較的静かなテンションでスタートした『時限爆弾からの脱出』ですが、公演自体はかなりアッパーなテンションで進行。
防弾ベストとヘルメットをばっちり装備した隊長のもとへ爆弾犯からの通信が届くと、諸悪の根源である人物が登場
仮称をバゼルギウス君としますが、彼は彼で中々にユニークな奴で、司会の座を隊長から強奪すると色々とおしゃべりしてくれます。

その後はみんなでコール&レスポンスをしたりアゲアゲな音楽が掛かったりしつつバゼルギウス君の掛け声公演がスタートしました。

謎の感想

といった感じで公演のテイストはエンジョイ系なんですけれども、こと 謎解きに関してはかなり緻密な作り
まぁ仮にも爆弾を解体しようとしているわけですから、様々な手順を踏まえて、ロジカルに事を運んでいく必要があります。


出題される謎もヒラメキ系よりもパズルや論理系に重きを置いた印象
ポリオミノのような、ピースを上手に盤面に合わせてキーワードを導き出すため、苦手民の方はキツかったら素直に助けを求めるのも手
というのも、爆弾解除に進むには参加者の足並みを合わせることが必須なので、皆で助け合って作業するのが最も成功に近い行動につながるのです。


ラストの解除方法も、「それができたら苦労しないんだよ!」と思わず叫びたくなる状況でしたが、バゼルギウス君の性質を良く理解して、奇想天外な方法を編み出せば何とかなるので、あきらめずに頑張りましょう。


公演中、目のまえで爆弾が膨らみ続ける緊張感は想像以上でした。
テーブルの下から鳴り続けるコンプレッサーの稼働音。グングンと膨らんでいくバゼルギウス君。
そして意外とアナログな仕組みで再現された爆発機構。その組み合わせで完成されてしまった「爆発しそうだけど思った以上に粘るからむしろ怖い」爆弾。風船恐怖症の人が参加したら絶対に卒倒します。間違いない。


その特殊な緊張感でプレイしているからか、無事に解除できた時の達成感は半端なく、目のまえでシューと空気の抜ける爆弾を見るといつもより安堵の気持ちが増した気がします。
ちなみに自分のチームが無事に爆弾を解除できたとしても、別のテーブルで爆発は起こる可能性はあるので、最後まで気を張っていないとびっくりしちゃうので注意です。


そんな感じで私たちのチームは無事に解除に成功。バゼルギウス君の鼻をあかし、解除班のメンツを汚さずに済みました。
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フォトスポットもあります

私たちは寄せ集めチームでしたが、グループで参加したらかなり盛り上がるんじゃないでしょうか。
あと、このシステムを流用してぜひルーム型の公演を作ってほしい!なんて続編への期待を寄せつつ本日のブログを終わりにしたいと思います。


東京の公演は終了してしまいましたが、ここから全国ツアーが始まるみたいなので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください!

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