全国150万人の”サトーココノカドーに勤めている”皆さまいかがお過ごしでしょうか。
鈴村リク (@alfbds0954) です。
今回は現在リアル脱出ゲーム原宿店で開催されている
『リアル脱出ゲーム×クレヨンしんちゃん「ふたば幼稚園改造計画からの脱出」』に挑戦してきました!
【ストーリー】
ある日、ふたば幼稚園に「幼稚園改造請負人」を自称する謎の男、襟糸優秀(えりいとまさひで)がやってくる。
ふたば幼稚園に来るなり、計画を語り出す襟糸。
「勉強は1日11時間、お弁当は脳に良いマグロの目玉のみ、ケツを出すのも当然禁止だぁッ!!」
むちゃくちゃな幼稚園改造計画に反抗する先生たちも、彼の企みによって閉じ込められてしまう。
しんちゃんたち5人にいまできることはただ一つ、彼が用意したナゾトキ試験に合格し、ふたば幼稚園の改造計画から脱出することだ!
しんのすけ、風間くん、ネネちゃん、マサオくん、ボーちゃんの5人になりきって謎を解き、ふたば幼稚園のピンチをお解ケツせよ!
【プレイ方式】
タイプ :ホール型
公演時間:60分
人 数 :5人1チーム
今回私は謎解きに成功しました!
個人的満足度★★★★★★★★☆☆ 8/10点
≪一言≫
予想以上に手堅い仕上がり。劇場版クレしんを楽しみたいあなたに。
ざっくり感想
携わっていた大き目の仕事が一段落した4月の某日、なにか面白そうな公演はないかと探していたら、なんと クレヨンしんちゃんとSCRAPがコラボ謎をするというじゃありませんか。
全日本人で一度もこの天才おバカ幼稚園児を見たことがない人はいないと言われる圧倒的知名度をもつ押しも押されぬスーパースターのクレヨンしんちゃん。
彼とコラボができるなんて、本当に素晴らしいと思います。
だがちょっと待って欲しい。いかに彼が天才幼稚園児だとは言え、謎解きというエンターテインメントとの食い合わせは良いのだろうか。
5歳児を題材にした謎解きは本当に面白いものなのだろうか。
そんな疑問が頭をよぎった私は急遽翌日開催分のチケットを購入。真相を確かめるためソロ凸を敢行したのでした。
会場は原宿にあるリアル脱出ゲーム原宿店。
これまで原宿ヒミツキチオブスクラップという店舗名だったものを一新。全国にある店舗名を統一してからは初めての訪問です。
なぜ名前を統一したのでしょうか。前の名前の方が好きだったのに…
入り口をくぐるとそこには大きなふたば幼稚園のバスとタイトルロゴがドーンとお出迎え。
原宿店スタッフさんのハイクオリティ画力が遺憾なく発揮されていますね。
受付時には「きょう試験に挑戦する園児のお友達かな?」と笑顔で言われたのですが、事態を把握していなかった私は「アッ…ソッス」と持ち前の人見知りを爆発。
テーブルについてようやくこの公演の構造を理解することになります。
『ふたば幼稚園改造計画からの脱出』においては、 私たち自身が春日部防衛隊の5人になり、自分たちのスキルを活かしながら事件を解決していくんですねー。
コラボものだとドラえもん脱出に近い感じです。
クレしん劇場版の中でも夕陽のカスカベボーイズが好きなので、春日部防衛隊がフィーチャーされるのは本当に嬉しく、めちゃくちゃテンションが上がりました。
私は理知的だけどちょっぴりオタクでわきの甘い風間くんを選択しましたよ。
そんなこんなをやっていると公演がスタート。映像は切り張りでしたが、きちんとフルボイスだったのは嬉しいポイント。
また、今回の 敵役である襟糸優秀(えりいとまさひで)のビジュアルは劇場版に出てきてもおかしくないくらいのデザイン。
オリジナルキャラクターなのに「あれ?君どっかで出てなかった?」と思わせるくらいの親和性。
ストーリーの感じもあいまって、全体的にアニメ版よりも劇場版のテイストが強い公演でした。
もともとクレしんは日常ものですからね。これぐらい込み入った設定は最低でもテレビスぺシャルぐらいでないと使えなさそうですもの。
また会場の装飾も、詳しくは言えませんが非常に凝られており、サラッと流して見るにはもったいないレベル。
謎を解いて時間が余った方はぜひともゆっくり見るのをおススメします。
謎の感想
劇場版のテイストが強いからでしょうか。正直予想以上に難易度の高い謎解きが展開されます。
これ設定的には幼稚園児が60分で解くテストですよね?襟糸優秀正気か?
先にお伝えしておくと、この公演は 小学2~6年生を連れたファミリー向けの公演と、その他向けの公演で内容が異なっており、私が挑戦したのはその他向けの公演であることをご承知ください。
…って、ファミリー向けでも幼稚園児は無理じゃないか!いい加減にしろ!
(ちなみに対象年齢以下のかたはチケット購入した付き添いがいれば入場無料です)
そんな感じで、舐めてかかると痛い目を見るレベルの謎解きが繰り広げられる一方で、体験面としてはいつもの彼らを演じられるようなイベントが盛りだくさん。
めっちゃ楽しみたい人はしんちゃんかボーちゃんがいいんじゃないかな。
謎に使われる小物やテーマもクレヨンしんちゃんに馴染みのあるものが多く、徹底されています。
特に代名詞ともいえるお菓子を使ったアレなんかは非常に良く練られていると思いますね。
ラス謎はこの公演全体を包括するような内容で、閃いた時はめちゃくちゃ興奮しました。
チェックポイントで並ぶ時間が多く、最後もハラハラしましたが、なんとか幼稚園を守ることに成功。
余談ですけど解説時に幼稚園児が状況説明だったりひらめきの内容をスラスラと話しているのを見て、「こいつら本当に幼稚園児か?」と思ったのは内緒です。
そんな感じで、チケットを購入した時には思いもしなかったレベルで手堅くまとまった良公演 でした。
劇場版のクレヨンしんちゃんが好きな人には本当におススメできます。
この時点では公開延期になっているのですが、今年のクレしん映画はミステリー物っぽいんですよね。
題名に「謎」も入っているし。風間くんが準主役級の扱いなのも要注目ですね。
久しぶりに劇場へ足を運ぼうかと思います。
www.shinchan-movie.com
気になる人はやってみれば~?
じゃ